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【SD】スネル、CYへの道

こんにちはテルチカです。


2023年シーズン

今年のスネルはお見事でした。
32試合に登板し防御率はトップの2.25を残しました。相変わらず四球率は5.17で四球率が5以上での最優秀防御率はでありキング·コールが1910年に残した4.88を塗り替えました。

またサイヤング受賞となればこれまた四球率5以上での受賞はで、ボブ·ターリーが1958年に残した4.70を塗り替える事に。ある意味歴史的なシーズンを過ごした事になるでしょう。

今回は今年再び好成績を残したブレイク·スネルの活躍の要因について深掘りしていきます。

①フォーシームの出力

変化球も良かったが結局1番大事なのは投球の過半数を占めるフォーシームの出力、今年は出力が上昇するのが早かったです。

2023年
2022年

今までは夏頃に調子を上げ平均でも96mphを出していたが、今年はスムーズに入れたのか5月頃には平均で96mphを出せれていました。

この1,2mphの差が大きいのです。1,2mphでも遅かったら変化球が見極められ四球を出してからの失点がパターンでした。ここを出力さえ上げるだけで変化球も活かされるのです。

実際今年2番目に多く投げており決め球として使われていたカーブの被打率は、4月でも十分低いが5月以降は0割台でした。

カーブ被打率(2023年)


②チェンジアップの割合増

今年はここ2年使い物にならなかったチェンジアップを積極的に投げたことにより、投球の幅が広がり好成績に繋がったと思います。

ここ2年は、フォーシームとスライダーのツーピッチで追い込んでから+カーブを混ぜ混んで打ち取るのがパターンでした。今年はフォーシームとチェンジアップで追い込んでからカーブを決め球にする緩急を用いた投球スタイルに変更されていました。

これにより速いフォーシームでのゴリ押しやフォーシームとチェンジアップの組み立て、と思いきやスライダーみたいな幅広いスタイルで打者を惑わせたと思います。

Run vslues(パドレス在籍時)

チェンジアップとカーブ自体もRun valuesで見るとこの2つだけで+35稼いでいます。フォーシームとスライダーは例年通りの中でチェンジアップとカーブがとてつもない武器になり、正に速さと質で抑えた今シーズンでした。

③ニエブラの助言

スネルは今まで四球を出すのが駄目なものと語っていました。勿論そうです、四球を出したい投手なんか居ませんから。そこに助言を来れたのがニエブラ投手コーチでした。ニエブラはランナーを出しても抑えることがスネルには出来るなどと助言したらしいです。

まとめ

今回はスネルの再びの躍進について簡単に語らせて頂きました、さよならスネル。

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