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ドローンによる海上人命救助 -Lifesaving at Sea by Drone-

【YouTube Social Design online】
ドローンによる海上人命救助 -Lifesaving at Sea by Drone-

今回の講義動画のテーマは、オーストラリアで長い歴史を誇る「ライフセービング」の、進化と革新です。2018年、ビーチで溺れている2人の少年に、上空からドローンが「浮き」を落とし、2人の命を救ったニュースが世界中に流れました。このニュースは、ライフセーバーとドローン操縦士、上空から海で何が泳いでいるかをアルゴリズム技術で判断できる、高性能カメラ搭載したドローンによって、実現できた出来事でした。

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私は幸運にも、このニュースの直後に救出劇を実現させたウェストパック・リトル・リッパー社を電話インタビューする機会に恵まれました。ライフセービングが新しい技術を取り入れながら、100年という年月をかけて革新し続けていること、2005年ハリケーン・カトリーナ被災地でドローンが活躍している現場に遭遇し導入が本格化したこと、ドローン操縦士とライフセーバーが訓練と実施の両方で連携するのが重要なことなど、ドローンによる海上人命救助の背景を丁寧に伺うことができました。

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「溺れている人の命を救う」という1つのミッションを成し遂げるために、人命救助の基礎知識から、95%以上の確率で人かサメかを見分けるアルゴリズムの最新映像技術まで、様々な機能や要素を総動員している事は講義動画でも解説していますが、今回の見どころはもうひとつあります。

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それは、ライフセーバーとドローン操縦士が、まるで地球を救うスーパーヒーローの様な存在として表現された、ウェストパック・リトル・リッパー社オリジナルの映像シーンです。より多くの若い世代が、ライフセービング業界に関心を持ってもらうため、ドローンを操縦できる環境と機会を積極的に発信し、ライフセービングを社会貢献文化として高いレベルを維持する努力を怠らない姿勢が、このようなクリエイティブの細部にも、しっかりと組み込まれています。

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海上人命救助にドローンを組み合わせた仕組みのデザインも素晴らしいですが、新しい世代に魅力を感じてもらいながら、ライフセービング文化を持続可能な活動にしていく為の努力もデザインされていた事は、電話インタビューではっきりと理解できました。「溺れている人の命を救う」という一見シンプルなミッションの背後には、複雑な思考と実践がデザインされていることに、驚きと感心を持ちながらご覧頂けると思います。講義動画、是非お楽しみください!

VisualNote_人命救助

次回予告|I♡NYロゴ ストーリー
講義動画公開日|2020年11月18日(水)
YouTubeチャンネル|Social Design online

【参照コーナー】
ドローン人命救助に関する情報は、こちらから詳細をご確認いただけます。







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