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十干それぞれの意味

甲(きのえ)

甲は樹木

甲には「生木」と「死木」があり
他の星との関係で判断しますが多くは生木です
わたしの肌感覚では90〜95%は生木だと感じています

生木は理想を求め、向上心が高く、いい加減なところで妥協しない
まっすぐ伸び、優しく、大きく育つ、そんなイメージ
休みなく伸びていこうとする姿そのものが甲です

意外と頑固で、意外とこだわりが強め

死木は材木として加工される木なため、
周囲に合わせ持ち味を発揮することができます。
但し、自分の居場所を探しているような感覚になりやすいです。

死木、生木かどうかは命式の中でのバランス、または大運の影響を考慮して判断します。

乙(きのと)

乙は草花、または蔦
大きな花というよりも群生する花や蔦のイメージです

一見すると可憐で弱々しいですが、粘り強く芯はしっかりしていて
たくましさがあります
粘り強さだけでいえば、乙が1番強いとさえ思います

協調性、社交性があります

多くの人をサポートするうちにリーダーになっていることもあるタイプ

ストレスを溜めやすい傾向にあるため
自分にとって合う環境に身をおくことがとても大切

確固たる目標を持つと花を咲かせるまで
ひたむきに頑張ることができます

丙(ひのえ)

丙は太陽
明るくて陽気、華やかで激しいのが特徴です

気分に左右されやすい面があるため
落ち込んでいるときは力が発揮しにくいという特徴があります
軽率な面がありますが、憎めないタイプ

明るいのが特徴ではありますが、意外と暗い面もあります

集中力があり、短期決戦に強い
粘り強さはないです

丁(ひのと)

丁は人工の火、ろうそくや灯火を表します

ロマンチストですが、熱しやすく冷めやすいのが特徴です
基本的には用意周到で緻密なタイプ

周りからの影響を受けやすいため
周りにある星によって変わる部分が大きいのも特徴です

なにを考えているか分からないと思われがち

基本的には慎重ですが
急に燃え上がったりしてしまうのも丁の特徴です

揺れ動く火のため、 燃えすぎたり
消えたりしないようにすることが大切です

小さな火でも燃え移ると大変なことになるのと同じように
丁の人も怒ると怖い一面があります

戊(つちのえ)

戊は高くそびえる山

基本的には保守的です
臨機応変さには欠けますが安定感があり頼りがいがあるタイプ
人を惹きつける魅力があります

山にも色々なタイプがあるように戊も色々なタイプがいます
どんな戊かは他に持っているものとの組み合わせで決まっていきます

真面目で実直で頑固

実はかなり気分屋です(山の天気も変わりやすいですよね)

社交的ですが、どちらかというと広く浅く付き合う傾向にあります

普段は動かない山でも
ひとたび噴火すると大変なことになります(怒ると怖い)

己(つちのと)

己は田畑、または大地

人を育てること、教えたりすることが好き、得意
ものごとの吸収も早いタイプ 

基本的にはおっとりしていて温厚
大地も色々な姿があるように己もいろんなタイプがいます
どんな己かは他に持っているものとの組み合わせで決まります

実は、人生を楽しみたいという気持ちが大きいタイプ

よく考えるのも特徴です
考えすぎて思い悩んでしまうことも多め

庚(かのえ)

庚は金属、または鋭い刀

一見おっとりしていても
信念を持ち突き進んでいくタイプ
こういうタイプは早く行動した方がいいです
強靭なのですが意外と脆くナイーブな面もあります

グレーでOK!とはなれず最終的には白黒はっきりさせたい

一方で、このような激しさを感じさせない人もいます
そうだとしても根底には固い意志を持っています

辛(かのと)

辛は宝石、貴金属

研ぎ澄まされることで輝きます
コツコツ頑張るタイプ
感受性が豊か
人間関係の汚い部分などを極端に嫌う傾向にあります

責任感は強く、完璧主義的
実は好き嫌いが激しい

理想主義的
自分が決めたことには粘り強く取り組み
地道に進むことができます

壬(みずのえ)

壬は海、または大河

エネルギーに満ち溢れている
包容力があり、順応性もあります

束縛を嫌い、自由を愛します
基本はのんびりしていて落ち着いていますが
勢いがつけば、ものすごい速さで動くこともあります

案外勝ち負けにこだわります
水が形を変えられるように
相手に合わせることができ、人間関係を築くのも得意

普段は穏やかな海も、ひとたび荒れると大変なことになるように
壬も荒れた海になると大変なことになります


癸(みずのと)

癸は雨

潤いを与え、癒していく献身的なタイプ
発想が豊かで、学ぶことが好きな人が多いです
ただし、学んだことにまとめるのは苦手

気まぐれな面もあります

正直ですが、さらっと隠し事をできてしまうのも特徴

雨も色々な雨があるのように癸も色々なタイプがいます
どんな癸かは他に持っているものとの組み合わせで決まります

基本的には慎重ですが、急激に流れていくような場合もあります

周りとの関係性の中で、良いポジションを見つけて
関わりを築くようにしていくと本領発揮できるタイプ

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