ジイジの白鳥観察 (-_-;)
この夜空、故郷の佐渡島に戻って5ヶ月が経過しました。
そして、どうやらここに居ついたと思われる白鳥のツガイを
ときどき観察するのを楽しみにするようになりました。
今日もその場所に出かけます。(^^)
湖のほとりにほったて小屋があり、
どうやらその近くに居ついているようです。
佐渡にはクマなどの大きな獣がいないので、
白鳥も安心して過ごせると思われます。
しばらく待っていると、遠くから一羽が泳いできました。(^^)
なおも静かに待っていると、さらに近づいてきて、陸に上がってきました。
『(かわいい♪ 今日も元気そうだね♪
ダッコしたいけど、そうもいかないかな…(^^;) )』
もっともこの大きいほうの子、どうやら少しケガをしているようで、
万全に羽ばたけない様子です。
そして、今までにないほどの距離(10メートル~15メートル)
ほどに近づいて来たときです。
500メートルも遠くから、
もう一羽のパートナーが大急ぎでバサバサと音を立てて
まっすぐ夜空のほうに近づいてきました♪(^ω^)
『(おお…)』
何度かこの子たちを見てはいますが、
飛んでいる姿を見たのは今回が初めてです。
ただ、明らかにこちらを警戒して
飛んできたのだろうと一瞬で思いました。(-_-;)
これが、かわいい人間のB級アイドルの女の子とかだったら
狂喜乱舞するところですが、相手は女の子の白鳥…(^^;;
『(大丈夫だよ♪ 何もしやしないよ♪
オイラを井の頭公園のノゾキと一緒にしないでちょ♪)』(※1)
この一途な様子に、夜空の胸はいっぱいになりました。(^^;)
一瞬のことで、女の子を写真に納めるのが精一杯…
ズームとかする余裕もありませんでした。
次にこういうチャンスがあるかどうかはわかりません。(-_-;)
しかし、何かあったら身を挺して
パートナーを守ろうとする一途さを強く刻みつけられました。
近くまで来て、夜空が何も危害を加えないことを悟ったのでしょう。
少し飛ぶ向きを左に変え、パートナーの元へファサァッと着水しました。
女の子「だいじょうぶだった?」
男の子「どうしたのそんなに急いで?」
「ほら、あそこにヘンなジイサンがいるでしょ♪」
「あ…そうだね。でも気にしないでいいよ(^^) いかにもニブそうじゃん」
「そういう問題じゃないのよ。まあ何もなくてよかったわ」
「ないない。あのジイサンときどきボクのことうれしそうに見てたもん」
「そうか…そうよね♪ さあいきましょう」
こうして、ツガイの二羽はバサバサと飛び立っていきました…
と書きたいところですが、男の子のほうがやはり万全でないらしく、
いまひとつうまく飛べないようです。
バサバサ飛んではすぐに着水するサマを何度か繰り返して、
また離れていきました。
しかしこの二羽、終生ここで幸せに過ごしてくれそうです。
めでたしめでたし♪(^ω^)
書きながら胸が痛いよキミたち…(^^)
今はバードウォッチングを趣味とする人々の心境、
すっごくよくわかるようになってきたよ(^^)
…ありがとうございます。<(_ )>
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(※1)またどさくさに紛れてナニ書いてるんでしょう…(°∇°;)
だから読者さまが少なくなるんですジイジ…(ノ・。)