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映画『黙ってピアノを弾いてくれ』
原題:SHUT UP and PLAY THE PIANO
2018 ドイツ
監督: フィリップ・ジェディック
「ピアノ」という映画タイトルにひかれ、男性が激しくピアノを演奏するポスターの絵柄だけで入っていった。
ピアノの音に癒やされようと思った。
天才ピアニストの自伝的ドキュメンタリーということだ。
場合によっちゃ、映画館で寝ちゃうかもしれない。
チリー・ゴンザレスってだれ?
......寝れるっか!!
『黙ってピアノをひいてくれ』は、まさに、黙ってピアノをひいといてほしい映画だった!
厚い胸板に毛むくじゃらの大男が出て来る。
(…このヴィジュアルは、今、流行っているQUEENさんの映画よりインパクトあると思う。
あちらが元祖といえば元祖といえるかもしれないが…)
その大男が、ヒョウ柄のビキニパンツ一丁で、腰振りながら卑猥な言葉をラップ調にシャウトする映画を見ることになるとは!!
うるさくてゆっくり寝れない!
ラップは字幕を読むのが大変!
で、そのけたたましいラップ場面と、ドキュメンタリーらしいインタビュー映像の繰り返し!
(これも読むのが大変!)
何じゃこりゃ!!
とのけぞっていたのだが、
時折、一瞬流れるピアノの音色に心が鷲掴みにされる。
次第にラップも楽しみだす
またまたピアノ演奏にもっていかれる。
ラストのライブでのダイブになんか感動した。