孤独のサウナ - #1 ガーデンサウナ蒲田
サウナの深みに入りつつあります、駆け出しサウナーの大志です!
(👉自己紹介)
この前、毎年11月11日の"ととのえの日"に発表・表彰される"サウナシュラン2023"で、魅力的なサウナ体験が日本にたくさんあることを知った。
これまで近所の温泉サウナに週1程度の頻度で通ってきたが、新たなサウナ体験をしに遠征したくなってうずうずしてた。
そんな自分には妻と小学生の息子二人がいて、一人気ままにサウナには行けない。小学生の息子たちはまだサウナ・水風呂・外気浴に長い時間付き合ってはくれない。しかし、息子たち習い事、妻が美容時間や飲み会の隙間時間が時々ある。そうだ、その隙間時間に一人でサウナに行こう。
孤独のグルメならぬ孤独のサウナ。
サウナで整うときはね 誰にも邪魔されず 自由で なんというか救われてなきゃあダメなんだ 独りで静かで豊かで…
そんなこんなで、今回は、この前バイクの一年点検でバイクを預けてから引き取るまでの間の時間に、ガーデンサウナ蒲田に行ってきたお話。
ガーデンサウナ蒲田について
東京都大田区蒲田にある男性専用のサウナ施設。大浴場、サウナを併設。カプセルホテルの宿泊客は無料で利用できるらしい。
蒲田サウナおすすめランキング第2位(Source:Sauna Delab)
施設情報
・住所:〒144-0052 東京都大田区蒲田5丁目20−5
・料金:3時間:1500円 / 土日祝3時間:1800円 / 延長:3時間毎700円
・営業時間:24時間営業(内清掃 09:00〜10:30)
・サウナ室①: 90度/24人 ロウリュ無
・サウナ室②:105度/12人 ロウリュ有 セルフロウリュ可
・水風呂①:15度/3人 バイブラ無
・水風呂② :28度/3人 バイブラ無
・休憩スペース:あり 外気浴無
ガーデンサウナ蒲田体験記
バイク屋にバイクを預けた後、コケた腰と足が痛んでいた。
(補足)バイクで20年ぶりにコケた話
病院行くか一瞬頭をよぎったが、病院行くくらいならサウナイキタイ、血流改善でよくなるっしょと、当初目論見通り、当たりをつけていたガーデンサウナ蒲田に向かう。
フロントでサウナマットとタオルを受け取りエレベーターで2階に上がり、ロッカールームで服を脱ぎ、階段降りてさっそく浴場へ。
浴場は結構広々としていた。
中央にお風呂があり、右側に体洗い場、左側にサウナ室が2つ、後ろに休憩スペースという配置。
体洗い場で身を清め、いざサウナ室へ。
セルフロウリュウ
サウナ室①から入ってみた。90℃。広め。
ただこちらは、行きつけサウナとあまり変わらない普通のサウナ感。まだ知らぬサウナ体験を求めて、3秒で離脱。
もう一つのサウナ室②。こちらは105℃。自分の行きつけのサウナが85℃だから、入った瞬間のモアっとした空気で、あつっ!てなった。
先客のおじいさんおじさんおにいさんがいた。上段に座ると、いつもより速いペースで汗がにじみ出る。熱いよこれ。
奥の方にセルフロウリュがある。トントゥ(焼き石)にアロマ水をかけることで高温の水蒸気を発生させるもの。
15分の砂時計があり、その砂が落ち切ったら、サウナ室にいる人がセルフでロウリュしていいルール。
砂時計が落ちきるのを確認し、ロウリュというものを知ってはいたが、いままでロウリュしたことのない自分は、ドキドキしながら立ち上がる。
壁に記載のルールに従い、「かけますね〜(ドキドキ)」とサウナ室内にいるおじいさんおじさんおにいさんの方を振り返って声を掛けると、「おねがいしまーす!(ニコッ)」と。
(え、なにこれ、いい雰囲気(ドキドキ))
恐る恐るアロマ水をトントゥにかける。
ジュワ〜っと音を立てながら水蒸気が舞い上がる。あっつ!!もしかして一気にかけすぎたか、、?火消えてないよな、、?
おじいさんおじさんおにいさんをちらちら見ながら、砂時計をひっくり返す。
おにいさん「ありがとうございまーす!(ニコッ)」
(あ、これでよかったんだ、よかった、ニコッ)
立ち上がる高温の水蒸気がサウナ室内に広がり、湿度があがりモアっとして、より熱さを感じる。気持ちが、いい。
氷ロウリュ、熱波師
浴場の手前のタオルとかを置いておく場所に、この張り紙があった。
14時頃来た自分は、この張り紙を見て、氷ロウリュって何か知らないけど、15:30の会にぜひとも参加したい!と思いワクワクして汗を流して待っていた。
「係員以外の入室を固くお断り」ってどういう意味なんだろうと思いながら。
15:30になったら、この扉の奥で、張り紙のような氷満点の涼しいイベントがあると解釈した自分。
15:30に裸ん坊で浴場から体を拭いて戻り、この扉を開けると、そこは外からの?冷たい空気が流れる通路で、荷物が雑然と通路脇に置かれている場所だった。
この奥で、氷ロウリュなる涼しいイベントが行われているからここまで涼しいのか、、?とか思って踏み込むか思案してると、
おじさん「氷ロウリュ、そこじゃないよ。サウナ室だよ?」
と。
(あ、そういうこと?ここはただの係員用の通路であって、通路の入口の扉に張り紙してるだけで氷ロウリュはココじゃないのね?)
自分「あ、ありがとうございます!(テレッ)」
勘違いの恥ずかしさから穴があったら入りたい気持ちになって早足にそそくさと退散しつつ、滑って一日に二度転ぶのは嫌だと思い慎重になりつつも、もう15:30過ぎちゃってるじゃん早く行かなければというような、いろんな思考で慎重な高速早足でサウナ室②に行くと、氷ロウリュイベントは始まってた。
中には、係のおじさんがいて、トントゥのうえにでかい氷が乗って蒸気を吹き上げていた。
氷ロウリュって、トントゥ(焼き石)にでかい氷を乗せてロウリュするイベントだったのね!
(涼しいのは、あれか、アイスサウナだったっけ、、!?)
さっきより混んでるサウナ室で、空き席あってよかったーと思いながら座る。
トントゥからは、氷が速攻で気化してぶわぶわと高温の蒸気が立ち上がりつづける。
係のおじさん「それではアウフグースを始めます!順番にあおいでいきます!」
と元気よく発し、トントゥ側に座っている人から順番に15回ほどずつタオルをバッ!!バッ!!と振って熱風を送り出す。
(これが世に言う"アウフグース"。そしてこのおじさんが"熱波師"、、!)
自分の座ってる正面に熱波師のおじさんが来る。
「あおぎまーす!」の掛け声とともにバッ!!バッ!!という音に合わせて、強烈な熱風が体にダイレクトにぶつかってくる。
(汗が、汗が止まらない。。!)
(乳首が、焦げそうに、熱い。。。!)
2巡ずつすると、熱波師のおじさん上半身汗だくになって、「それではアウフグースを終わります!ありがとうございました!」と言って出ていった。
自分は、ほかのおじいさんおじさんおにいさんとともに「ありがとうございましたー!」と後ろ姿に言い、一人拍手して、また照れた。
("アウフグース"すげえや!(ドキドキ))
氷水風呂
汗だくでサウナを出て水風呂を見ると、水風呂にはさっきまではなかった、氷の塊がぷかぷか浮いている。
(こ、氷水風呂だ、、!)
逸る気持ちを押さえて、足、もも、手、腕、肩、頭、胸、といつもの儀式で、体に水をかけて汗を流しつつ冷たさに慣れる。
(つ、つめたい、、!)
氷水風呂に足を入れ、ふーっと息を吐きながら一気に座り込む。
座り込む体の動きに合わせて水面が盛り上がり、浮かぶたくさんの氷が踊りだす。
(き、きもちいい、、!)
ただでさえいつものサウナより20℃ほど高いサウナで、そのうえに氷ロウリュ&アウフグース、そしてそこからの氷水風呂。
(最大温度も最低温度も自分のサウナ経験を凌駕している。。!!)
なんちゃって外気浴
経験したことの無いレベルのサウナで血管が膨張。そして、経験したことの無いレベルの氷水風呂で血管が収縮。
ぼーっとしに、休憩スペースへ。
白いリクライニングベンチに座るとうしろの送風機から心地よい風が吹いている。
(きもちいいなぁ)
ただ、壁と天井に囲まれ、ぽつんと置かれた観葉植物をまえにまどろむも、外気浴がしたいなぁという気持ちになる。
目の前には観葉植物が3鉢くらい置いてあったが、行きつけの露天風呂の、木に囲まれて季節の風を感じながら、太陽の照りや月明かりの暗闇だからこその眩しさを感じる外気浴のよさを改めて感じたりもする。
さすがに駅徒歩数分の立地だと外気浴場は作れないかぁ。
そんなことを思いながら、しばしまどろんだ。
獲得したサウナー経験値まとめ
そんなこんなでいっぱい初体験をした初遠征だった!
✅サウナ初遠征!
✅サウナ室最高温度105℃(ホームサウナ85℃)!
✅セルフロウリュ「かけますね〜(ドキドキ)」初体験!
✅氷ロウリュ!
✅アウフグース!
✅熱波師に拍手!
✅水風呂最低温度15℃(ホームサウナ18℃)!
✅氷水風呂!
✅なんちゃって外気浴!
サウナで整うときはね 誰にも邪魔されず 自由で なんというか救われてなきゃあダメなんだ 独りで静かで豊かで…
孤独のサウナ。豊かである。
また隙間時間あったら遠征しようと目論む。ああ出張行きたい。
まだ知らぬサウナー体験を求めて。
(おまけ)孤独のグルメ、すきなんです😆笑
続く