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虚をもって破る実 では実とは?

noteを始めて一年弱?

最初はライティングのバイトでも取れないかという浅はかな下心も含みつつ、ラップに復帰出来ないもやもやも文章に叩き付けつつ…

てな感じで、久々に…そう、小説を書こうとしていた20代前半、闘病中に闇の中で書いた『アレックスによろしく』から半年、ぶりぐらいから書き始めて…
途中で、受けたライティングのクライアントに契約不履行&無断の記事アップをぶちかまされ…
一度筆を折ったものの…また書き始め。

ついに、ライターアカウントを辞めてラップのアカウントで音楽の皆にも文章を公開する事を決意して…

色々な反響があり…
友達からも言葉をもらい…

文章を書いてもいいんだ!!
って、思いました。

正直、ラップをしているのに文章を書いている事に対して、妙な後ろめたさがありました。

浮気しているような。

そんな気持ち。

ですが、これは大枠で捉えれば、僕の『創作活動』という意味ではラップとも同じであり…

それだけに、言葉ひとつ、気を付けて書くべきだな、とも、思わされます…。

次何を書こう、と考えた時に、

自分の記憶からすくい上げれるモノにするのか、

完全に空想的な…しかし示唆的な…ような…モノ
を書くか、とか、色々やりたい事はあります。

とりあえず、アイデアとしてひとつ書きたいのは、自分の思い出。

これは、小説的には『私小説』と呼ばれる…

近年だと
『苦役列車』の西村賢太氏が私小説の雄ですが…

僕は『赤目四十八滝心中未遂』の車谷長吉氏や…(いつもこの辺の人の話になってしまう。自分の人生の記憶と分かちがたく結ばれている作品が多いからだろう)

や坂口安吾の『27歳』や『30歳』、『暗い青春』(だったかな?)などが好きなんですが…

『自分の体験をベースにした虚実ないまぜの作品』というのが、私小説というジャンルだと捉えていて…

ラップにおける『リアル』の概念…
これは、言葉に出来ない部分もあるほど深く、かつ1人の人につきひとつのリアルがある…と、思っている…の『リアル』と、またちょっと違うと解釈していて。

というか、小説として書き起こした時点で記憶違いや、既に『過去』として処理され、何かの判断が付けられた現実と、自分自身の主観には、確実に『ズレ』があり…

本当の『事実』や『真実』を書く、という事は、ある水準において不可能。

だが、
では、その『文章』という…
ラップは、ラップは、
『ラップしてる瞬間』に言葉と体、心がひとつになってる訳で…『口語』なので。

しかし、『文語』は、やはり、生身を削り出すには一捻りが要るんでしょうね。

過去の私小説家、ないし、『リアルさ』を標榜した作家(村上龍氏とか)は、やはり、そこでもがき、あがき、悪戦苦闘してきたと思います。

車谷長吉氏が、『虚によって実を食いやぶる』というような事を書かれており…

これは、『フィクション化する事で、逆にリアルな部分をあぶりだす』という事だと解釈しています。

つまり、マンガの中とかで、頭から煙出てきて『怒ってる』事を強く表現するような、そんな感じだと思うんです。

難しいですけどね…嫌な嘘や過度な脚色はしたくないから!!

でも、つまり、『大事な部分』を明確にし、『表現したい部分』を軸に書いていけば、自然とそうなるのかも?

嘘、や本当、というのは難しい。
人の数だけ事実があるから。

しかしながら、それを突き破って自分の『本当』を伝えるには、やはり、色々…考えなきゃ、ですね…。

まとまりませんでしたが、人ひとりの中に真実がひとつづつあって…
で、その中で…
自分の真実ってやつを…
文章にするっていうのは…
『ズルい行為』だと思います。

だから、車谷長吉氏とか、めちゃくちゃ色んな人に恨まれてたし。

でも、僕は、出来るだけ、恨まれず、面白い文章を書きたい。
そりゃえぐい事もある人生だけど、僕はあんまり、怨嗟みたいな…そういうのは、書きたくない。

つまりなんだろ…
わからんです…笑

いい感じでやりたい!!!!
それだけです!!

今日はお昼から三鷹のご飯&飲み屋さんにお邪魔し、おいしいお酒を頂いてきました。

正直、民の息抜きである飲み屋さんやご飯やさんに20時以降行けない今の状態…

鬱憤溜まりますよ!!

それが変な方向行ったら、どうなんのさ!!

って…思います。

適度にストレス解消しないと心身に、わるい!
当たり前かもですが…改めて思わされました。

僕はそんな感じです。

長々とくだを巻きまして、まきまき、後藤真希。(中年)

とりあえず、明日も仕事頑張りますね!!
皆様にも素敵な明日が来る事を願っております。
それでは、またお会いしましょう!!

梶本


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