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🇳🇿ニュージーランド親子留学3日目

小林トリコと申します。
8歳の男の子を育てるワーママです。

今年に入り、働きすぎでバーンアウトしてしまいのんびり自分を取り戻し中です。

今回8日間と短いですが、ニュージーランド親子留学をしています。今回はその3日目です。

シェイクスピア自然公園へ

朝からあいにくの雨
学校見学の前にシェイクスピア自然公園をハイキングしたり、キゥイーを探したりする予定だったけど、ドライブに変更して、少しの晴れ間にビーチへ行きました。
いつも行く海よりたくさんの貝があって息子は大興奮。自然公園以外にもたくさんの保護区があり、国をあげて生き物を守ろうとしているのがわかります。
キゥイーは動物園で探す方が見つかるわね、とホストマザーは言ってました😊

小学校見学へ

本当は今回息子を入れたかった小学校へ
4月末に申し込んだ時にはもうすでに遅く、学校の近くにAirbする場所の空きもありませんでした。
(もっと探せばあったかもしれないですが、あの時は仕事が激務すぎてそこまで時間を割くことができませんでした)

結局エージェントと相談をして英語教師宅ホームステイにしたのですが、学校については知っておきたくて、見学をオプションでつけました。

ホストマザーも一緒に着いてきてくれて学校の方が1時間学校案内をしてくれました。

印象としては校舎はでっかい幼稚園という感じです。とてもカラフルで教室の掲示もとてもワクワクします。
日本の規則正しい机、棚、掲示物はなく、床に座る子もいれば、カウンターテーブルのようなものに座る子もいるし、寝転ぶ子もいるしで、かなり自由。

カリキュラムは基準を満たしていれば、教師が柔軟に進めることができるとのこと。
また、学習レベルに応じたグループ分けが行われているので、英語が全く話せなくてもサポートがつきながら学べます。

そして、何より40カ国から生徒が来るため、
学校は多文化共生の場となっています。
これだけ価値観、文化が多様だと、他者文化や価値観の配慮は必要です。 
また、自分や他の国の文化や価値観に対して、本当にそれは正しいのか?という視点も必要で、批判的思考スキルの重要性も強調されていました。

また、学年ごとのチーム制度が紹介され、家族のようなコミュニティの形成が強調されています。

つまり多文化の人たちのコミュニティの中で、みんなで一緒に話し合いながら何かを作り上げるというチーム活動がこの頃からなされているということです。

これは日本の公立学校でできることでしょうか?
探究型の授業が少しずつ進んでいますが、この多文化共生と協働はなかなか難しいのではないと思います。 

私はもともと日本の教育で価値の尊重や批判的思考やについて学ぶことがないけど、ここでどれくらいの期間学べばそれらの感覚は身につくか?と質問しました。

英語の習得も含めて1年くらい必要と予想していましたが、スタッフの方によれば、4週間あれば可能だとのこと。
それ以降の思考の維持はまた別問題ですが、批判的思考や、価値の尊重などを得ることを目的に留学を検討するなら、1ケ月以上が望ましいかもしれません。

なぜ行かせてくれなかったの?

一通り説明が見学が終わった後、話が理解できず後ろで退屈そうにしているように見えた息子に「どう?この学校」と聞いたところ

「ここになんで行かせてくれなかったの?楽しそうなのに」と怒られました。

ちょうど見学終わりがランチタイムでみんな外に飛び出してきたタイミングだったこともあり、同じ年頃の子供たちが楽しそうにしているのを見たからかもしれません。
 
今回は大人の事情で8日間英語教師宅ホームステイを選択しましたが、本人の気持ちを考えれば、お友達とたくさん遊びたいよなぁと反省しました。兄弟もいないし、ホストマザーもファーザーもご高齢だし。

息子の気持ちと私の気持ち

寝る前に明日どうしたい?と聞きました。
しばらく考えた様子でしたが、何も言わずに寝てしまいました。
いろいろ落ち着いてみたり考えるようにできてきているように思います。

私もホストファミリーに迷惑をかけまいと、息子を少し厳しい目で見てしまうところがあると気が付きました。
いつもの家の感じとまた違う緊張感のある私に違和感を感じていそうです。

今回の留学目的は英語の習得ではなく多文化に触れること、ちゃんと迷惑かけず生活をすることではありません。

私自身も他人(息子)を尊重しつつ、私の関わり方は正しいのか?と常に自問しながら、過ごそうと思います。

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