【Scratch】ブロックの種類 その2
前回に引き続き、ブロックの種類を説明して行きます。
今回はカテゴリー(ブロックの左のいろんな色の丸)ごとに説明をしていきます。
1. 動き
まずは、一番上にある青い「動き」カテゴリーですが、これはその名の通りスプライトを動かすときに使います。上下左右に動かしたり、回転させたり、特定の場所に動かしたりできます。
2. 見た目
二つ目は紫の「見た目」カテゴリーです。これもその名の通りですが、スプライトの見た目について変化させるブロックが入っています。吹き出しで何か言わせたり、サイズを変えたり、コスチューム(またコスチュームについては詳しく書きます)を変えたりできます。
3. 音
三つ目はピンク色、「音」です。スプライトに音をつけ、どの場面でどれくらいの長さその音を流すかをプログラムできます。また、ピッチを変えたり、音量を変えたりすることも可能です。
4. イベント
4つめは黄色い「イベント」です。イベントの中にはプログラムの一番上にくるブロックが主に入っています。様々な条件でプログラムを始めることができるので、必要に応じて正しいものを選んで行きましょう。
5. 制御
「制御」は黄土色のような色のブロックです。このカテゴリーは主にプログラム内で条件をつけたり、繰り返させる際に使うブロックが入っています。前回の記事に書いた口の空いた形のブロックはここにあります。
6. 調べる
水色の「調べる」カテゴリーは主に制御のブロックに差し込むブロックが多く含まれています。「○○キーがクリックされたとき」など詳しい条件をここから選んで制御のブロックに差し込んでいきましょう。
7. 演算
緑の「演算」あたりから中級者〜上級者向けのブロックになってきます。演算ブロックは計算をする際に使います。また、「1から10までの乱数」ブロックを使用することで、スクラッチの動きなどをランダムにすることもできます。
8. 変数
オレンジの「変数」も中級者〜上級者向けです。変数は数字が一定でない場合に使います。例えばスクラッチの動きを一定のスピードではなく、早くしたり遅くしたいときや、スコアをつけたいとき、さらにはタイマーを作りたいときに使うことができます。
9. ブロック定義
赤の「ブロック定義」は自分でブロックを定義することで、新しいブロックをつくることができます。例えばゲームをつくっているときに、全く同じ組み合わせのブロックが何度も出てくる場合、そのブロックを定義してしまえばブロックとしてその後は一つのブロックを使うだけですみます。
以上がブロックの種類です。詳しい使い方や例はまた別のときに説明しますね。