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小さな飲食店がスポーツチームを応援する理由

当店は、バスケットボールのプロリーグであるBリーグで、現在3部リーグに当たるB3に所属しているアースフレンズ東京Zというチームの2024-25シーズンのパートナーとして応援をすることになりました。

今回はそれに至る経緯や、私たちが感じているスポーツチームのパートナーとなることのメリットみたいなことを書いてみようと思います。


南葛SCと私たち

当店は、地元葛飾区のサッカーチーム南葛SC」のパートナー3年間続けています。南葛SCのパートナーをさせていただくきっかけとなった1人の選手との出会いのお話は以下の記事を参照ください。

地元チームということもあり、選手や関係者の皆さんが当店に足を運んでくださる機会も多く、思い入れの強い選手ばかり。今では試合があるたびに一喜一憂し、選手一人ひとりの活躍を心から願いながら応援をしています。

南葛SCのクラブパートナーバナー

スポーツチームのパートナーになる」と聞くと、大きな企業が多額の支援をしてユニフォームに社名を載せるといったことを想像しますが、チームによっては比較的少額からでもパートナー契約を結ぶことができます。

当店は小さな飲食店ですので、決して多額な支援はできませんが、我々のような小規模なパートナーが増えていくことも、頑張っている選手たちを知ってもらうきっかけになったり、ホームタウンとしてチームを盛り上げる一助になればと思っています。

バスケットボールと私たち

さて、今回パートナーをさせていただくことになったアースフレンズ東京Zですが、東京の大田区を拠点しているチームです。大田区といえば羽田空港蒲田などの地域。私たちが住む葛飾区から決して近いわけでもないですし、私たちにとっては特に縁もゆかりもない場所です。
 
私(てつや)は高校までバスケ部で、その後も継続的にバスケをしてきました。最近ではSCRATCHバスケ部として葛飾近郊に住んでいるメンバーを中心に月1回程度バスケを楽しんでいます。

葛飾区の奥戸総合スポーツセンターで月1回程度活動中!SCRATCHのSポーズが恒例!

そんな私ですが、Bリーグで特に応援しているチームはありませんでした。2016年にBリーグが発足し、最近ではワールドカップオリンピック日本バスケが盛り上がっている中、当然私もテレビやネットで情報を得ているものの、特定のチームを応援するきっかけがなかったように思います。

お問合せメール

そして2024年8月、当店のお問い合わせフォーム1通のメールが。

私共は東京都で活動している男子プロバスケットボールチーム【アースフレンズ東京Z】を運営している会社でございます。
(中略)
パートナーシップのご提案をさせていただければと存じます。

「あ、営業メールか・・・」
 
と普段は読み飛ばすのですが、バスケ好きの私としてはバスケのプロチームからのお問い合わせ少し心がザワついたことは否定できません。実際どういった提案をいただけるものか興味があったこともあり、まずはお話だけでも聞いてみようという軽い気持ちメールの返信をしたところ、後日営業の方とZOOMミーティングをする事になりました。

ZOOMミーティング

そしてミーティング当日、ZOOMにログインすると営業の男性の方が迎えてくださり、ご挨拶の後にお問い合わせをいただいた経緯から説明してくださいました。
 
簡単にまとめると、
・大田区を拠点としているが東京のその他の地域にも認知を広げて行きたい
・当店が南葛SCのパートナーをしていることを知ってくださっていた
・私たちが定期的にバスケをしていることを知ってくださっていた

ということをお話しいただきました。
 
続いてアースフレンズ東京Zというチームについてご説明をいただきました。
 
こちらも簡単にまとめると、
・Bリーグ(B1~B3)クラブで唯一、親会社のない単独オーナーのベンチャーチームである
・ホームタウンでの積極的な地域連携活動を通じ、地域の方々や行政とも連携をした事業をされている
・パートナー企業同士のマッチングやビジネス交流イベントなどを積極的に行い、パートナー企業の新たなビジネス創出に貢献されている

といったお話しを伺いました。

ここまでの率直な感想として、まず事前に私たちのことを調べてくださっていたことが嬉しかったですし、私たちが応援している南葛SCの取り組みとも共通する部分があるなと思いました。

そして何より、営業の方のチームに対する熱い想いと、パートナー企業や地域の方々と一緒に成長を続けていきたいという強い熱意を感じました。

まさかのハンドボール 

さらに最後の決め手の一つとなったのが、アースフレンズ東京Zの運営会社である株式会社GWCさんが、バスケだけではなくハンドボール日本トップリーグ(リーグH)に所属するアースフレンズBMの運営もされているという点です。
 
ハンドボールと言えば、当店のまいちゃんが学生時代から社会人になっても続けていたスポーツで、まいちゃんは全国大会にも出場していたほどの腕前。そんな彼女の現役時代に試合会場などで顔を合わせる機会もあったという、日本ハンドボール界のレジェンド宮﨑大輔さんが、アースフレンズBMの選手兼監督をされているとのこと!

2017年に観戦に行ったハンドボールの試合。画面右が宮﨑大輔選手!
※アースフレンズBMの試合ではありません

スポーツチームのパートナーになること

こうしてバスケだけではなく、南葛SCハンドボールの話でも大いに盛り上がったミーティングとなりました。ミーティングが始まるまでは、知っている選手が1人もいないチームを応援するということを想像もしていませんでしたが、営業の方の熱意と「バスケとハンドボール」という私たちにとってちょっと運命的なコンビネーション心を揺さぶられ、後日アースフレンズ東京Zさんとのパートナー契約を結ばせていただくことになりました。

パートナー契約と共にいただいた「応援しています!」バナー

冒頭に書いた通り、当店は地元葛飾区南葛SCパートナーとして応援をしていますが、こちらが応援するばかりではなく、南葛SCを通じてほかのパートナー企業や関係者の方々との新しい繋がりの機会を頂いているように思います。実際、南葛SCのパートナーになったことで実現したコラボレーション企画以下記事参照)もありましたし、新しいお客様に認知いただくきっかけにもなったと思っています。

今回アースフレンズ東京Zさんとお打ち合わせをした際も、上で書いたようなパートナー企業同士のマッチングといった点や、当店を新しいお客様に認知いただけるようなご提案もいただきました。

一方で、当店としても大変微力ではありますがアースフレンズ東京Zさんの活動を少しでも盛り上げていくことができればと僭越ながら思っているところです。

シーズン開幕へ

パートナー契約締結後の9月11日、都内でアースフレンズ東京Zプレシーズンマッチがあったので観戦に行ってきました。アウェイの試合だったのでホームチームの応援が多かったものの、会場の雰囲気や観客を盛り上げる演出が素晴らしく、すごく楽しい時間でした。

有明アリーナ(サブ)でのプレシーズンマッチ。きれいな会場!

そして9月28日から開幕したB3リーグアースフレンズ東京Zは開幕2連戦は敗戦となったものの、次のホーム2連戦は連勝し現在17位中7位(10/9現在)。強豪ひしめくB3リーグを勝ち上がるのは大変なことと思いますが、この先も頑張ってほしいです!

GO! WIN! Z!

文:てつや

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