男性不妊の日記12〜特大の精索静脈瘤手術 当日〜
今回はいよいよ、手術当日のことです。スケジュールとしては、下記のような感じでした。
〜9:00 病院到着
〜10:00 入院・手術の諸注意
14:00〜15:00 手術
病院に到着すると、手続きを済ませて、入院する部屋まで案内されました。コロナが流行っている時期でしたので、妻との面会はNGです。手術直前と直後は、顔を合わせれるのですが、最低限の接触に抑えられます。
部屋で荷物の整理をして、手術着に着替えてホッと一息つきました。これから、お腹を切るのかーと思うと不安が押し寄せて来ます。スマホは、触って良かったので、適当に時間を潰しました。
ついに、手術の時間がやってきました。看護師さんが呼びに来てくださり、手術室へ歩いて行きます。部屋から手術室までは妻の付き添いがOKでしたので、少し話すことができました。とにかく緊張してるということを一方的に伝えて終わりました。。。
ついに、手術室に入ります。ものものしい器具がたくさん並んでいます。ドラマでのよく見る光景です。面白いなと思ったのが、クラシック音楽が流れていました。先生の趣味なのかなーと思ったのですが、よくよく聞いてみると、患者さんを落ち着かせるために流しているそうです。手術も進化しているなーと思いました。
手術台に寝転がり、上着を全て脱ぎました。手術中に台から落ちないように、両手両足を縛られました。さらに、酸素マスクをつけられました。これがまた、自由が奪われた感じがして、恐怖心が。。。その後、先生が色々話しかけてくれました。
先生 「寒くないですかー?手が氷のように冷たいですよー(笑)」
私 「緊張すると手がカチコチに冷えるんですよ。」
先生 「なるほど。麻酔の注射は手の甲の血管に打つ必要があるのですが、手が冷えすぎて、血管が見えなくなってますねー。」
と言いながら、手を一生懸命擦って温めてくれました。ありがたい。。。手が温まってきたら、注射をしてもらいました。
先生 「それでは、麻酔入れていきますねー。緊張してますか?」
私 「はい。とてもしてます。」
先生「緊張しますよね。すぐ終わりますからねー」
私 「よろしくおねがいしm・・・」
先生と話ていたら、強烈な睡魔に襲われて、話しながら気を失うように眠りにつきました。ついに手術開始です。
次回、手術から目覚めたあとのことを書きます。