![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100268193/rectangle_large_type_2_e541fa15ab863464d12a25ec4a91416f.png?width=1200)
Photo by
kasumim
男性不妊の日記13〜特大の精索静脈瘤手術 当日 手術後〜
前回まで、精索静脈瘤の手術までの経緯を投稿しました。今回は、手術が終わって麻酔から目覚めた時からの話になります。
意識が回復したのは、手術室です。ただ、目を開けても、強烈な白い光に照らされているようで、眩しくて何も見えません。意識も朦朧とした感じです。先生や看護師さんの声は聞こえました。ベッドのまま部屋に戻るようです。
手術室を出た時に、妻の声が聞こえてきました。「お疲れ様。頑張ったね。」と言ってくれました。待ってくれていたようです。
それから、部屋に戻り、少ししたら意識がかなり戻ってきました。先生が来てくれて、無事に成功したとのことでした。心配していたせん妄の症状も現れませんでした。
そこで、スマホを取ろうとして、机に手を伸ばすと、お腹から強烈な痛みが。痛い。とにかく痛い。なにかの冗談かと思うぐらい痛いのです。お腹をみると、3箇所にガーゼが貼ってあり、そこから血が滲んでいます。痛みに悶々としていると、看護師さんが様子を見に来てくれました。
看護師さん「痛みますか?」
私 「はい。とても。」
看護師さん「一晩中その痛みだと思います。夕飯を食べたら、痛み止めを飲んでください。あと、これ尿瓶です。使ってください。」
私 「!!!」
なんと、今晩は一歩も歩けないので、トイレは尿瓶で済ますようにとのことでした。本当にこれで、明日退院出来るのだろうか。。。
夕飯の後、痛み止めを飲みましたが、痛みが引くことは無く、一晩中痛みに耐えました。もちろん、一睡することも出来ません。しかも、動くとお腹が痛いので、ずっと同じ体勢になります。どんどん節々が痛くなり、お腹だけでなく、身体中が痛くなってきます。想像以上の辛さです。
次回、退院についてです。