見出し画像

男性不妊の日記7〜特大の精索静脈瘤〜

 前回、「特大の精索静脈瘤」と診断された話をしました。今回は、精索静脈瘤の手術についてご説明します。手術についての先生とのやり取りを書きます。

先生 : 「これだけ特大の静脈瘤でしたらすぐに手術したほうが良いです。」
私 : 「どんな手術になるのでしょうか?」
先生 : 「精巣の周りにある静脈瘤を結紮(血管を結んで血流を止めること)をします。お腹を3箇所切って、そこから管を入れて、静脈瘤を結紮します。」
私 : 「お腹を切るんですか。。。麻酔はしますよね。」
先生 : 「はい、麻酔します。今回の手術では、点滴に麻酔薬が入っていて、点滴して数分経つと眠るように意識を失います。起きたら、全て手術が終わってます。」
私 : 「そうですか。(なにそれ、怖!!)」

 無意識のうちに手術が終わるのって怖いですよね(笑)今回は、精索静脈瘤高位結紮術という手法らしく、精索静脈瘤の手術では一般的な方法らしいです。

私 : 「手術後は、すぐに回復するのですか?」
先生 : 「はい。手術した次の日には、歩いて帰って頂けます。仕事もデスクワークであれば問題ないと思いますよ。」
私 : 「分かりました。」

先生の話の感じでは、次の日に歩けるので、大した手術ではないのかな。と思っていましたが、考えが甘かったのです。手術後の話は、また今度。
 先生から注意として言われたのが、精索静脈瘤の手術をして症状が改善する確率が50%とのこと。これを高いとみるか低いとみるかは人それぞれです。私は、お腹を切ったにも関わらず半分の確率で残念な結果になるのは、中々厳しい世界だと思いました。でも、やることは全てやりたいと思ったので、手術を受ける覚悟を決めました。

 ここまで記事にしてきましたが、産婦人科で不妊検査をしてから泌尿器科で手術の相談をするまで、1日に起きた出来事です。なんと長い1日だったか。。。ここから、妻と家路につきます。そこで、やっと落ち着いて話ができました。

 次回、男性不妊が発覚して妻と話した内容を紹介します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?