Core Keeper 感想
僕のCore Keeperは、アーリーアクセス版をプレイしていて、コンテンツが追加されるたびにプレイしていたがある段階で詰んで放棄していたくらいには難しかったし資源も枯渇するレベルだった。で、今現在、製品版になったらしく、アーリーアクセス版と比較すると、アイテムが増えていて相対的に易しくなっていたというかちょうどいい塩梅になった。アーリーアクセス版は、武器からして選択肢が少なかった。
感想を一言でいうと、普通に面白い。後、装備を揃えたら強くなるかもって思ってプレイし続けるいわゆる中毒性がある。
始めに書いたように、アーリーアクセス版で詰んでいたしそもそもそれなりに楽しんだと思っていたので、自分からプレイするつもりはなかった。そんな折、一緒にやる人が現れたのでプレイした。ちなみに当初はValheimの予定だったのだが、相手側がとあるVTuber(誰かは聞いていない)の影響でCore Keeperの方をやりたいということでこちらになった。のだが、相手側が僕の他にプレイする人がいると言って、僕と一緒にやる時間が空いたりしたので僕の方は一人でやるようになった。まあ、これには理由が二つあって、そもそも僕自体人に好かれたことがないので捨てられた可能性笑を感じたという点とそもそも久しぶりにやるCore Keeperがアーリーアクセス版からかなり変わってて楽しかったので相手を待っていられなかったというのがある。もちろん、相手側が他に一緒にやる人がいると言わなかったらやらなかった。まあ、ちょっとしたすれ違いというやつである笑。
始めは二人だったが、二人でプレイしたワールドを一人で続けるのは違うと思うので、新規にワールドを作りそのまま進め、結果的に一人でエンディングまで突っ走てしまった。ストーリー的なラスボスがいるのだが、それとは関係ないボスも二体おり、それらもすべて討伐した。とりあえず、現状のコンテンツはすべて制覇したと思われる。
ゲーム内容としては、武器防具の選択肢が増えたが、僕がプレイする限りでは、いわゆる産廃と言われるような使い道がないだろ的なものが多く縛りプレイの選択肢くらいにしか思えなかった。
例えば、初期ジョブ(とは言っても序盤の持ち物の変化のみ)に黒魔術師というミニオンを召喚して戦うというアーリーアクセス版になかったものがあって面白そうだと思ったが、全然弱くて使い物にならなかった。ゲームに慣れたころ、何とか使い道があるかと模索してみて試したものの局所的な場面くらいしか利用価値が見いだせずやはり産廃の域から脱せなかった。同様に魔法を使うタイプに共通するのだが、魔法使いに適切な防具にいわゆる防御力がないので敵の攻撃に耐えられないという防御面と攻撃にマナが必要なので自由にできないという負の側面ばかりが目につき利点が全く見えなかった。もし違うのなら教えて欲しいが、多分その感想で間違いないと思う。
結局、アーリーアクセス版と同じ鉱石で武器防具を作り剣で接近戦という戦い方が僕にとって最適解になった。ただ、ペットという新たな概念ができており、その分強くなった=難易度が易しくなった。ペットには、戦闘に参加するタイプと装備品扱いの二タイプがおり、特に後者は最高率のものならば装備品二つ分くらいの補正があってかなり強くなる。製品版からプレイした人にとっては関係ない話だが、アーリーアクセス版と比べて優しくなったと思うのはこの点である。
Core Keeperは、2Dのサバイバルゲームと言うことになっているが、どちらかというとまだ見ぬ装備を求めて敵を倒すというハクスラの要素が強いゲームだと思う。新しい武器や防具を見るとワクワクする。また、人によると思うが拠点の飾りに使えそうなものを見て持ち帰ろうと思うこともある。正にトレジャーハンター気分。
このことを体感するのが、ユニーク武器というものがあって、それを取得する導線(その部品を探すのも楽しさである)があるが、最終的にはそれよりも強い武器がドロップで出てくる。宝を掘って探すイメージをイラストや壁を掘るところから持つと思うが正にその通りで、本当に強いものは偶然見つけるのである。最終的にはその武器が戦闘と探索を兼ねてしまって他のツールを食ってしまうのだが、それもまた面白味だと思う。ちなみに、ネットでその武器のことをバランス崩壊と書いた記事が散見しているが、スキルはともかく他の装備品を揃えてコンボ的な運用をしないと意外と中途半端なのでおかしいとは思わない。ちなみにその武器は、敵からドロップしたのと探索中に鍵の掛かった宝箱が出てくるがその中にも入っていた。そういうところから、ある程度はそれを使う方針ではないかと思われる。
僕は、サバイバルゲームは、他にマインクラフトとValheimの二本だけ経験しているが、それと比較するとマップが明確に有限であること(ワールドの末端が壊せない壁になっている)が特徴だと思う。これは狭いと言っているのではなく、ユニーク武器の部品がそれなりにしらみつぶしで探せば見つかるということである。これまた、アーリーアクセス版の話であるが、マップが広すぎるが故に全然見つからなかった。適度な広さが遊びやすいと思う。まあ、凝った拠点を作る人はそのワールドに固執するのかもしれないが、新しいワールドに挑戦しやすいともとれる。また、Core Keeperは拠点の重要性が薄く、拠点がなくても構わないくらいである。大半の人はコアと呼ばれるスタート地点に戻るアイテムの存在からコア周辺にクラフト施設及び農地を作ると思う。一緒にプレイした人も初見のはずなのだが、特に僕が何も言わずとも同じことをしていたのでそういうものだと思う。
サバイバルゲームとしては、一人でもクリアできるし比較的短いのでプレイしやすいと思う。今後もアップデートを続けるらしいので買って損はないゲームだと思う。余談だが、Core Keeperはアーリーアクセス版リリース当初は1,300円だったが、コンテンツが増えるたびに値上げをすると宣言していて今はSTEAMで2,300円である。年末あたりにセールをやると思うのでその時に積みゲーの一つとして(すぐプレイしてもいいけど)買ってみてはどうだろうか?
また、一緒にプレイする友達がいるのならば、一度は普通にプレイして、二度目は武器防具自体は豊富にあるので、弱いカテゴリでプレイするというのも面白いのではないだろうか?楽しみ方はそれなりにあるゲームだとは思う。