新エヴァのキャラ名変更について

下書きで放置してたら公開日前日の21時になってました…

それは置いといて

新劇でアスカが惣流から式波に変わったのは当時いろいろ物議を醸しましたね。

エヴァにおいて、キャラの苗字はそれぞれの役割に合った軍艦から取られているとはよく言われますがアスカは空母の蒼龍ではなく、駆逐艦の敷波に変わりました。

でもなんで変える必要があったのか
キャラの名前を変えるのってかなりのチャレンジだと思います。見た目は同じでも別キャラになっちゃうんですから。

確かに新劇は
・過去のトラウマが無さそう
・加持さんをそこまで意識してなさそう
・あんなことになっちゃう

全然違う運命を辿っていますね…いや旧劇もあんなことになっちゃうわ………

さてアスカの話はここまでにして
今回の本題キャラ名の変更に行きたいと思います。

アスカ以外に苗字の変更があったキャラ
それはシンジのお母さん、ユイです。
新劇のユイは苗字が「綾波」に変更されています。
冬月の話の中でサラッと一言だけ出てきて流されたため余り印象に残りませんが、ちゃっかり変更されてましたね。

「碇」から「綾波」に

そう碇から別の苗字になりやがったんです。
これとんでもなくヤバイことじゃないですか?
だって碇家って

ゼーレと繋がりがあった碇ユイに
六分儀ゲンドウが婿養子になって
碇ゲンドウになって碇シンジが生まれるわけです。

ゼーレに接触したいゲンドウが、ゼーレと繋がりがあるユイを利用(いつの間にかゲンドウベタ惚れしてるけど)した結果「碇ゲンドウ」になるんです。
それが最初から「碇ゲンドウ」なのは、惣流が式波になるなんてどうでも良くなるレベルの変更じゃないですか?
しかも婿養子じゃなくなってるし。

木を隠すなら森の中
アスカの名前変更が大々的に押された結果、僕たちはキャラの名前が変わっていてもなんの疑問も持たなくなっていたのです。最初、僕は「あー、ここの名前も変わったんかー」くらいにしかならかったです。

ではなぜこうなったのか

これは以前紹介した考察のAB世界の分岐で説明、補強ができます。

この話の前にちょっとだけTV版の振り返りをしたいと思います。

15話、父と子の墓参りシーン。ここでシンジは母親の顔すら覚えてない(写真とかはゲンドウが処理してしまったため)と言っています。

16話、レリエル戦でシンジは最後に「母親」の存在をエヴァに感じます。

その時のシーンがこれ。
うーん、ユイさんはショートカットなんだよなぁ…要するにこれがシンジの中の「母親のイメージ」なのだとおもいます。

話を戻して、新劇の世界はシンジが作り出した世界と旧劇の延長の世界の2つがあるのではないかとの考察があります。

シンジが作った世界、新劇の序破にあたる世界ですが上のTV版のことを踏まえると
シンジは「父親が婿養子になったことを知らない」のではないでしょうか。
だからゲンドウは最初から「碇ゲンドウ」で、ユイは「綾波ユイ」になって、一般的な妻が嫁ぐ形で結婚している。

ユイの旧姓が「綾波」なのはユイがレイシリーズのオリジナル(マリ談)なことを強調するため、そして「旧劇のラストで碇ユイに会った」時に無意識でレイに似てる綾波レイ=ユイのクローンと感じたのでしょう。
だから母親の旧姓は綾波だと思い込んだ結果、「綾波ユイ」というキャラクターが誕生したんだと思います。

ちなみに旧劇でユイが初号機にダイレクトエントリーした理由を

ヒトはこの星でしか生きられません。でも、エヴァは無限に生きていられます。その中に宿る人の心とともに。たとえ、50億年経って、この地球も、月も、太陽さえなくしても残りますわ。たった一人でも生きていけたら…。とても寂しいけど、生きていけるなら…

と「ヒトの生きた証を永遠に残す」ためであると言ってます。
それを知らずにゲンドウくんは……

……いや、むしろゲンドウはそれを気づいて…?

何はともあれ明日、それがわかるといいですね。

僕はBlu-ray待ちかなぁ……
くそC●VID‑19!!!

おやすみ、レイトショーワンチャン狙ってみるか…?

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