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2023年度スカウト特別海外派遣報告

西宮13団 ローバー隊 貝原 汰一


そもそもどういう派遣?

富士章取得者のみが挑戦できる
日本全国で2枠だけの派遣です。
他の派遣と大きく違うのは
自分の立てたプロジェクトに沿って
訪問国や活動内容を自由に
決定できるという点です。

選ばれたスカウトは
派遣金が支給され
プ ロジェクトを
実施することができます。

今回のプロジェクトについて

富士プロジェクトで
六甲山についての本を制作する中で抱いた
「自然・伝統・現代社会 を共存させるため
にはどのように取り組めるか」
という疑問を解決すべく目的と目標を考え
事前調査をし、そしてニュージーランド
(以下、NZ)に赴きたいと考えました。

Part 1 ニュージーランドジャンボリー奉仕

12/29 ~ 1/7

NZジャンボリーでは
プログラム奉仕を通じて
NZのスカウトはもちろん
オーストラリアやフレンチポリネシアン
のスカウトと交流をしました。
日中(NZの昼間は約14時間!!)は
英語でロッククライミングを教え
日没後は相席で食事を摂りつつ
お互いの国のスカウト活動を話しあったり
文化体験会などに参加しました。

改めて、スカウト活動は日本だけでなく
同じ理念のもと世界中で
同様に行われていることが実感でき
またNZのスカウトはアウトドアに
特化しているということも学べました。

Part 2  2つのコースのトレッキング

1/8 ~ 1/17

ジャンボリー後は
NZの自然環境と現代社会の関係を
調査するために、文化遺産と自然遺産の
両面で世界遺産として登録されている
トンガリロ国立公園で2つのトレッキング
コースに挑戦しました。

本派遣の荷物すべて(約20kg)を持ち
毎日約20km歩くのは堪えましたが
日本ではあまり見られない
火山で動植物が一掃された後の環境や
マオリ族の山岳信仰を感じられる
荘厳な景観を目にしつつ歩くことが
できたのは貴重な経験でした。
宿泊地である山小屋でも様々な
国・地域から訪れた登山客と
自然環境について話し
交流を深められたため
非常に充実した日々でした。

Part 3 オークランド博物館・市街観光

1/18 ~ 1/20

トレッキング後は
オークランドへ戻り
マオリ族の文化を調べるため
博物館を訪れました。

日本ではあまり情報を得られない
マオリを含むNZの歴史文化を
学べた貴重な1日でした。

また、長い派遣の終わり
ということで市街観光など
自由時間を過ごしました。

ジャンボリーの参加スカウトとも
再会を果たせた
締めにふさわしい数日でした。

本派遣は

助言はいただけたるものの
基本はすべて自分で行動し
あらゆる課題を英語で乗り越える
必要がある非常にタフなものでした。

しかし、それを成し遂げたからこそ
何物にも代えがたい自信を
得られました。
皆さんも富士章を取得し
この貴重な機会に挑戦してみては
いかが?

最後に、本派遣を支えてくださった
多くの方々に感謝を申し上げます。

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#ニュージーランド #トンガリロ国立公園 #富士章


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