桃園派遣報告
平成30年度に
ボーイスカウト兵庫連盟と
中華民国桃園市童軍會との間で
交流協定書が締結されました
これに基き、今春Meet in 桃園(MIT2024)
が開催されました
その報告書が届きましたので
一部をご紹介します
倉鼠班 班長 長澤 はぐみ
MIT 報告書(感想)
〇参加するにあたっての個人の目標
1. 班長として班員の模範となれる行動をする
2. 25wsjでできた台湾スカウトと再会し、交流する
〇目標に対しての達成
1. 一番積極的に交流できた
同じ班の桃園スカウトだけでなく
夜の自由時間やプログラムの移動時間に
他班の桃園スカウトとも
深く交流できました
他班の桃園スカウトで「親友」と
呼べるくらいの仲になれた友達もいます
今回のMITの活動のなかで
一番実践できて良かったのは
日本に帰ってきてからも
多くのスカウトと
長く交流できていることです
例えば日本に帰ってきてから
5人の桃園スカウトとずっと話しています
毎日返信してくれる人もいれば
受験生で1週間おきに返してくれる人など
頻度はバラバラですが
台湾のバイク事情で合ったり
日本の流行りの曲についてだったりで
話のネタは尽きないです
2. 会ってお土産交換もできた
もともとは25wsjで出来た友達で
彼とは25wsjからずっと
連絡を取り合っていました
会うのも久しぶりではなく
2月に一度日本に遊びに来てくれたので
その時は二人で奈良に観光に
行ったりもしました
そのためとても仲良くなれいて
MITでも絶対に会いたいと連絡すると
もともとは参加する予定では
なかったのに
キャンプファイヤーの時に
紙袋いっぱいのお土産を
抱えて来てくれました
前からお土産を
渡し合うことになっていて
お互い持っていくお土産を
リクエストし合っていました
リクエストしたもの以外にも
沢山持ってきてくれていて
私の友達への分まで
持ってきてくれていたので驚きました
〇MITに参加した感想
私は25wsjからの友達やMITで
新しくできた友達と交流している中で
捉えかたの違いをとても実感しました
特に25wsjからの友達の彼とは最初
大きな気持ちのズレがあったりして
そのズレはインスタで話すだけでは
分かってもらえないことが
沢山ありました
お互い英語で
コミュニケーションをとると
微妙なニュアンスの違いで
小さな誤解が沢山ありました
きっと英語の語彙を増やしたりすれば
理解してもらえることも
今の私には出来ませんでした
それでも話すことを諦めないで
一緒に奈良に行ってみたり
桃園でまた会ったりして直接会って
片言でも自分の言葉で話すことで
相手も分かってくれるようになりました
何回か強めに「just friend!」
と言ったこともありますが
それがあって
今の関係に落ち着けたと思うと
この関係を大切にしたいと思います
彼だけでなくMITで出来た友達とも
沢山直接話してもっとお互いを
知っていきたいと思いました
目標としては
相手の結婚式に呼んでもらえるくらい
仲良くなりたいです
倉鼠班 次長 平田 奏
Meet in Taoyuan報告書
〇概要
実施日:3月29日~4月2日
場所:桃園市石門キャンプ場
〇スケジュール
1日目
・開会式
・夜会体験
2日目
・石門ダム見学
・大渓老街 観光
・キャンプファイヤー
3日目
・BBQ
・閉会式
・お食事会
4.5日目
・桃園市観光
〇感想
今回の台湾派遣は
自分に大きな影響を与えてくれました
特に準備、計画という面で
とても成長したなと思います
台湾に行く前から
観光でどこに行くかを決めたり
お金をどこで両替をするかなど
色々なことを決めました
その結果観光するときに
スムーズに行動出来たり
時間管理をしっかりと
することができました
また予想外のことが起こっても
落ち着いて行動できたのも
計画のおかげだと思います
日々のスカウト活動でも
行う前に計画をすることを
徹底したいです
倉鼠班 信藤 凛香
MIT派遣報告書
派遣期間 2024.3/29~2024.4/2
派遣先 中華民国ー台湾(桃園市)
【倉鼠班メンバー】
班長 長澤はぐみ 次長 平田奏
班員 田中陽希 山口ひろき 信藤凛香
【活動報告】
1日目 関西国際空港集合→
桃園国際空港到着
→バスで桃園神社→石門キャンプ場→
開会式→夜市体験
2日目 ハイキング→船に乗る→
台湾スカウトとバスを降りて観光→
キャンプファイヤー
3日目(交流最終日) 技能活動→BBQ→
閉会式→バスで太平紅橋へ→
台湾スカウトとレストランへ→
台北国軍英雄館到着
4日目 中正記念堂→九份→小籠包→
英雄館到着
4日目班散策の感想
行きたいところは行けた
しかし、もう少し余裕をもって
行動したかった
5日目 銀行で両替え→桃園国際空港到着
→空港内を散策→関西国際空港到着→
解散
5日目班散策の感想
銀行で両替えするのに
時間がかかってしまい
行く予定だったスカウトショップに
行けなかった
【MIT 派遣に参加しての感想】
今回の MIT 派遣で
初めて海外に行きました
行く前は他国のスカウトと
交流することが楽しみと思う反面
自分の思ってることが伝わらなかったり
相手の伝えたいことが
理解できなかったらどうしようと
不安に思う部分もありました
実際には台湾スカウトの英語の発音が
良すぎて聞き取れなかったり
意味が理解できなくて
もっと英語の勉強をすれば良かったと
思う場面も多かったです
それでもジェスチャーで伝えてくれたり
理解できるまで言ってくれたり
台湾スカウトの優しさを感じました
営火ではカラフルな照明や爆音で
音楽を流してポップな曲で
みんなでダンスを踊ったり
日本とは大きく違い驚きました
日本でも取り入れていければ
いいなと思います
台湾の料理は
とても甘かったり辛かったりと
味の濃いものが多かったです
夜ごはんの後にタピオカを頂きましたが
サイズがとても大きくて驚きました
チーズケーキやチョコケーキを
ホールごと頂いて
残すのは申し訳ないと思い
班で一生懸命食べました
このように、驚くことがとても多くて
文化の違いを実感しました
5日間すごく楽しかったです
またこのような機会があれば
参加したいと思います!
倉鼠班 田中 陽希
Meet in 桃園(MIT)派遣隊参加報告書
日本ボーイスカウト 兵庫連盟姫路地区
姫路第 16 団 ボーイ隊タイガー班
〇期間(事前訓練期間を含む)
2023 年 12 月 23 日(土)【初回隊集会】~ 2024 年 4 月 2 日(火) 【帰国日】
〇派遣隊構成
隊長 石崎義教 副長 藤原健資 岡崎正悟
中尾智美 副長補 吉田駿作
所属班:倉鼠班
班長 長澤はぐみ(神戸 54)
次長 平田奏(西宮1)
班員 山口泰生(神戸 54) 信藤凜香(芦屋3) 田中陽希(姫路 16)
〇第 1 回隊集会
日時:R5.12.23(土)
場所:神戸市教育会館
集会の内容:
隊長副長紹介
日程や航空機の予定や
スケジュールを聞く
所属班発表
班に分かれて自己紹介
班名や自由行動の予定や
次回の班集会決めた
・他団のスカウトに会うのが初めてで
緊張したが、話してみるとすぐに
打ち解けることができた
・初級は僕たちだけなので
恥ずかしさとともに
進級への危機感が強まった
・MIT がいよいよ始まった
〇第1回倉鼠班班集会
日時: R6.2.17(土)~18(日)
場所: 洞川キャンプ場
集会の内容:
MIT までに班員・他班のスカウトと
仲良くなる(3班合同)
・初めて他の班長の計画書を見る
終了時間も書いてあってわかりやすい
今後取り入れようと思った
・また、テントや寝袋マットの
装備を持ってのキャンプ
パッキングに苦労する
いつもは車で集合場所まで行くので
適当なパッキングだったと反省
・キャンプは楽しかった
初めてのスカウトともキャンプをすると
仲間意識が芽生える
ゲームなどをして仲良くなれた
自班でもゲームをして
楽しい時間も作ろうと思う
・帰りの電車で制帽と野営帽紛失
〇第 2 回倉鼠班班集会
日時: R6.3.15(金)20:00
場所: LINE 電話
集会の内容:
4/1 自由行動の予定を立てる
・班キャンプで仲良くなっているので
話し合いしやすかった
・班長の進行はみんなが話しやすい
雰囲気を作っており良かったので
見習いたい
〇第 2 回隊集会 欠席
日時:R6.3.9(土)
場所:神戸生涯学習センター
集会の内容
ネッカチーフとワッペンの配布
注意事項など
【MIT 初日(3/29)】
・できたこと:
台湾のスカウトと英語を使って
コミュニケーションをとり
すぐに友達になれた
・もう少し頑張りたかったこと:
姫路から関空までの交通手段を
母たちに任せてしまった
自分で調べられた
【2 日目 (3/30)】
・できたこと:
火起こし(班で一番上手だった)
・もう少し頑張りたかったこと:
何とかなると思い
雨具を準備せずに行った
・台湾スカウトの
キャンプファイヤーの
出し物がすごかった
もっと事前に計画・練習して
挑みたかった
【3 日目(3/31)】
・できたこと:
忘れ物なくキャンプ場から移動できた
・もう少し頑張りたかったこと:
台湾スカウトとの連絡先の交換
Instagram が主流だったため
ほとんど交換できず。。
【4 日目(4/1)】
バスと電車で移動し
国立中正記念堂と九份へ行き
話題のアイスや小籠包も食べた
・できたこと:
はぐれることなくスケジュール通り
観光することができた
・もう少し頑張りたかったこと:
班長に任せきりで次はどこに行くのかも
あまりわかっていなかった
【最終日(4/2)】
予定されていた自由時間は時間がなく
空港に移動して帰って来た
・できたこと:
安全に忘れ物なく帰ってこれたこと
・もう少し頑張りたかったこと:
手荷物に土産を入れていて没収された
(食べ物だから?)
【全体を通して】
海外に行っている先輩スカウトを見て
いずれは僕も行きたいな
という思いがあったので
今回の台湾派遣では
すぐに申し込みを決めた
僕はそれまで進級に興味がなく
ボーイ最終学年なのに初級だった
1級章が申し込み必須だったが
1つ上の先輩スカウトも
ジャンボリー参加を決めてから
すぐに1級章取っていた
イメージだったので
進級を簡単に考えていた
がそんなに簡単なことではなかった
面接では知らない指導者との面接
というだけで緊張しているのに
「友達は頑張っているか?」
「友達が行けなかったらどうする?」
など少し意地悪な質問があったことや
「1級章に値しない」と指導者からの
叱咤が繰り返し続いたことで
心がしんどくなり
何度も投げ出しそうになった
でも僕には3人の仲間がいたことで
諦めずに頑張ることができた
そして1級章になれた時の達成感は
何とも言い難い喜びだった
派遣隊では僕たち4人は分かれた
僕の班は「ハムスター班」
みんな気さくで話しかけやすく
班長以外は中2スカウトで
楽しくて明るい班だった
班長はマイペースな女子班長で
れいな班長たまみ班長で育った
僕にとっては居心地がよかった
しかしこのマイペースだと思っていた
班長はスーパー班長で
計画書も早くてわかりやすく丁寧
と見習うところがたくさんあった
初めて先輩班長の計画書や班運営を見て
とても参考になり
それから僕も参考にして
計画書に取り入れたりした
台湾スカウトとは
つたない英語でも
コミュニケーションがとれた
一緒にキャンプをしていると
いつも活動している仲間のような
感覚になる
ボーイスカウト活動は国が違っても
つながっているんだなと感じた
今回 MIT に参加して
後輩スカウトに伝えたいことの1つ目は
「進級はしておこう」ということだ
活動の中で進級課目を
たくさんしているはず
それをノートにまとめたり
報告したりして
班長にサインもらっておけば
こんなに苦労することはなかった
1級章までに見たことも
聞いたこともないのは
2~3 つほどだった
後はコツコツしていれば
よかったことばかりだ
2つ目は「意外とスキルは付いているので
自信を持ってほしい」ということ
神戸の隊はもっとすごいと聞いていたが
僕たちも十分活動についていける
火起こしなんて僕が一番うまかった程だ
日々の活動に、意欲的に取り組み
経験を積んでいこう
一時は辞めようかとも考えていた
スカウト活動だが、MIT が楽しくて
ボーイスカウト熱が完全復活!
ボーイで菊章、ベンチャーで富士章を
目標に帰国後も進級に取り組んでいる
また、班員への指導や班集会の
計画つくりも楽しく
やりたいことがたくさんあり
時間が足りないと感じる程だ
富士章まで頑張るためには
やはり仲間の存在は不可欠なので
一緒に進級を頑張れるよう
あの 3 人をやる気にさせようと思う
最後に、指導者や家族、班員に
感謝を伝えたい
一緒に頑張ってくれて
ありがとうございました
小川凛仁
MIT in 桃園 報告書
姫路18団
感想:
僕は今回のMIT in 桃園が
初めての海外派遣でした
なので、空港に行った時は
とても緊張しました
でも、派遣隊の人と合流すると
たくさんの仲間と大勢の指導者の方々が
いらっしゃって、とても安心しました
台湾のキャンプ場に着いてからも
台湾のスカウトと指導者の方々が
歓迎してくれたので
行く前の緊張や不安な気持ちが
吹き飛びました
そこから、台湾のスカウトの方たちとも
仲良くなることが出来て
とても楽しむことが出来ました
これからの活動に
活かしていきたいこと:
今回の派遣での僕の目標は
知らない方や海外の方と
コミュニケーションをとれるように
なることでした
そして、今回の派遣で
その目標が達成出来ました
なので、これからはその経験を活かし
積極的に色々な方と
コミュニケーションをとり
世の中で活躍出来る人間になりたいです
そして、自分の班の班員に海外派遣に
行きたいと言っている子がいるので
その子が海外派遣に行けるように
サポートしたいと思います
金翼白眉班 島田
報告書
3月29日~4月2日の5日間
1日目:関空から台湾へ移動
到着時刻が15:00ごろ
そこから神社へ途中より
キャンプ場に到着
夕食も
台湾の方たちで作ってくれていたものを
バイキングみたいな感じで
台湾スカウトと共にいただきました
2日目:朝ごはんを食べた後
台湾の池に行きボートに乗った
カラオケもあって楽しめた
昼ごはんも
台湾スカウトメインで作ってくれて
赤いお肉のようなものが美味しかった
野菜などたくさんあって豪華だった
大渓橋という吊り橋に
台湾スカウトたちと行った
夜市に似た雰囲気のものがあり
楽しかった
黒人さんが相撲をしていたり
コマ回しの達人がいたりした
3日目:台湾の人たちとBBQをして
サイトとお別れ
昔からあるレンガ作りの橋を見て
広場で台湾スカウトと鬼ごっこをした
結構楽しかった
夕ご飯を高級そうなレストランの
団体席で食べた
めちゃくちゃ豪華だった
その日誕生日だったのだが
台湾の人がチョコケーキとポッキーを
くれた嬉しかった
4日目:
ホテルから事前に計画したもので
見知らぬ土地で実際に行動した
X-parkという台湾の海に模した
水族館に行った
台湾高鉄に乗ると
日本の新幹線に似ていた
しかしジョイントの感覚が狭いこと
速度をあまり出さない区間がある
(時速140kmくらい)
などの違いはいくつかあった
また、地下鉄の集電方法が
架線からではなく
どのような構造なのか気になった
西門夜市に行った後一度ホテルに帰り
また別の夜市にも行った
臭豆腐は食べる勇気がなかった
5日目:最終日は
お土産を少し買ってから
空港に向かうほどの時間しかなかった
空港に向かう列車の切符はコイン式で
近代的だと思った
また列車の中に携帯充電器があった
そして台湾から関空へ帰った
全体を通して:
台湾の信号機は残りの秒数が
ありいいと思った。右側通行だった
列車も右側通行だった
(台湾高鉄を除く)
原付が多かった
馴染あるコンビニもたくさんあった
人生初海外でいい経験になった
楽しかった
コアラ班 有米健人
日本ボーイスカウト兵庫連盟 中華民国 桃園市童軍會 交流報告書
〇活動目的
・台湾交流を通して仲間をつくる
・台湾の文化や言葉を知る
・平和の騎士になる
〇活動内容
3月29日(1日目)
桃園神社に行き
キャンプ場で台湾の方と交流
3月30日(2日目)
桃園の名所をめぐる
夜はみんなが集まって
楽しいキャンプファイヤー
3月31日(3日目)
朝はBBQで盛り上がった
桃園を観光し
最後の食事をレストランで終えて
台湾の仲間とお別れ
4月1日(4日目)
九份に行き
千と千尋の神隠しの世界観に触れた
ホテルまでの帰りに
ショッピングセンターで食事をした
4月2日(5日目)
台北101に行き
空港に向かって最後の台湾観光
〇感想
この5日間は自分にとって
とても充実したものだった
その理由としては
自分の目標である海外の方と
積極的に交流し
友達になることを達成できたからだ
1日目は台湾の方は
温かく盛大に自分たちを
受け入れてくれて
はやく仲良くなりたいと思った
2日目からは調理をする際などに
協力して行わないといけないため
自然と会話が増え盛り上がった
3日目はあっという間で
一緒に過ごした時間がよみがえってきて
お別れしたくなかった
またこのような機会が
あるならばぜひとも参加したい
そして、この交流が
とても有意義なものになったのは
裏で色々準備してくれた方が
いてくれたからなので
その方に感謝し
自分は団で自分と同じ思いを
してほしいので
今回の経験をもっと幅広く
伝えていきたい
〇備考
後で知ったのだが
台湾の地下鉄ではMRT
市内のバスは車内で
飲食禁止だったらしく
ホームや車内で飲食すると
「1,500元(約5,000円)
以上7,500元(約2万5,000円)以下」
の罰金が科せられるそうだ
日本にはそのようなマナーがないので
うっかりやってしまいそうだったが
飲食をしていなかったので
警察のお世話に
ならなくて良かった・・・
次から海外に行くときは
その国のマナーをきちんと
調べようと思う
派遣隊長 石﨑義教
MIT2024 を振り返って
1.謝辞
MIT2024 を通じて
BS 部門隊運営のあるべき姿が
再確認できました
派遣隊長という役務を
任せ下さった兵庫連盟に
感謝申し上げます
加えて、派遣隊長を支えてくれた
副長・副長補の皆さんにも感謝します
また台湾のいろんな場面で
派遣隊を歓待くださった
多くの桃園の指導者
スカウト並びに多岐にわたり
支援下さった留学中の小林RSに
感謝申し上げます
最後に、今回の派遣を
陰で私を支えてくれた家族に
感謝いたします
我々が帰国した翌朝に
台湾北部を襲った地震で
スカウト関係者に
大きな被害がなかったようで
本当に良かったです
2.目標と自己評価
目標1:
班の自治の徹底
隊のすべてのことを
班長会議で班長が決める
この 2 点を通じて
BS部門のあるべき姿を確認する
評価:
兵庫連盟から選りすぐりのスカウトが
集まったこともあり
上級班長と5人の班長が
しっかりしていたため
班の自治と班長会議での議決が
徹底できた
表敬訪問した中華同軍本部で
東京連盟よりBSらしい隊運営
とほめられたことが派遣期間中で
一番うれしい出来事だった
目標2:
上記 1 を通じて、副長・副長補に
BS隊長のあるべき姿を示す
評価:
必要最小限の安全を担保しながら
「班長に任せる=スカウトに
考えさせて放任する」
ことを副長・副長補に示せた
目標3:
上記 1 を通じて
スカウトにBS部門のあるべき姿を示す
評価:
班長達には隊のあらゆることを
班長会議で決めることが
伝わったと思うし
班員たちは自分たちで考え
助け合うことで班が成り立つことが
理解してもらえたと考える
ただ、班員同士でもっと協力し合い
注意しあえる場面は
たくさんあったので伸びしろはある
3.桃園のスカウティングの印象
学校が団の母体で学校の先生が
隊指導者の中心的存在に
なっていることから
教育運動でありながらも
訓練より仲間づくりや
楽しむこと優先という雰囲気を感じた
初日夜の夜市ごっこには
桃園の指導者が工夫を凝らしたゲームが 30 以上用意され
どれも楽しそうだった
セレモニーで全員が集まるときの
縦列と U 字形を組み合わせた
整列方法が面白かった
4.台北で半日ランニングした印象
(4/1午前の個人PJ)
台北市内
特に観光地近くの繁華街では
あちこちの歩道が
スクーターや店のモノでふさがれ
車道を走らざるを得ない所が
たくさんあった
その車道を走る車は
歩行者への配慮が
あまり感じられず
何度か危険な場面に遭遇した
新店渓という大きな川沿いには
公園や自転車道が整備されていて
繁華街とは対照的に
美しい景観の中を安全かつ快適に
走ることができた
派遣隊副長 藤原健資
MIT2024 個人報告
1.派遣隊運営に関して
今回のMIT2024に際しては
派遣隊副長として
WSJの派遣の際の隊長とは違い
石﨑隊長のサポートが
主任務として奉仕しました
石﨑隊長の下で
本来あるべき班の自治により隊運営を
実施することが徹底されており
大変いい経験となりました
安全を担保して上で
班長・上級班長に任せるという
本来あるべきBS隊の運営を
海外派遣という未知数の高い
環境下で如何に両立させていくか
のヒントを得られたと思います
これに関しては台湾という
海外の中でも治安等の環境も
いいことなど様々な条件があるので
一概に正解が決まっている
ものではないとは思いますが
今回の進め方が基本となるのでは
ないかと感じました
2.個人活動に関して
今回の派遣では
下記の2つのテーマを
自分で設定して派遣に臨みました
①25WSJで友好関係を気づいた
台湾の指導者と再会・交流を更に深める
②自由行動日に基隆へ足を伸ばし
基隆港の視察
①に関しては25WSJで桃園からの
派遣隊の隊長をされていた
王(Wang)隊長と再会し
交友を深めることができました
今までのWSJではそれ以後の交流が
FB等でのやりとり以外にできておらず
今回は実際に再会することができ
大変嬉しく
スカウト交流の奥深さを
体感することができました
②に関しては私の仕事である
水先人に関係して
台湾北部の要港である基隆港を
視察しました
台北からローカル線で約1時間今まで名前でしか
聞いたことのなかった基隆港を訪れました
外洋から入り組んだ天然の良港の雰囲気を
山に囲まれた港町の雰囲気から感じました
3.最後に
今回の派遣は様々な方のサポートにより
無事終えることができました
桃園のスカウト関係者の皆様、神戸第43団小林RS
石﨑隊長以下派遣隊指導者の皆様、派遣団本部の皆様
参加したスカウトの皆さん、大変ありがとうございました
副長補 吉田駿作
日本ボーイスカウト兵庫連盟 中華民国 桃園市童軍會
交流報告書作成日時 2024.7.23
報告者 日本ボーイスカウト兵庫連盟神戸第 43 団 RS 隊
1,派遣日時
2023年3月29日~2023 年4月2日までの5日間
2,派遣場所
中華民国 桃園市
3,個人プロジェクト及び個人設定課題
・自身のコミュニケーション能力の向上を図る
・副長補としての立場から隊長や副長の動きを観察し
指導者として活躍していくための糧とする
4,個人プロジェクト及び個人設定課題の評価
初めての海外派遣ということで
コミュニケーションにおける不安を感じていたものの
現地のスカウト及び指導者と身振り手振りを交えながら
会話が行えたことで、稚拙ながらコミュニケーションを
取ることができたことは自信に繋がった
今回の海外派遣には副長補として参加したことから
「隊長や副長の動きを観察し、指導者として
活躍していくための糧とする。」
という課題を自分の中で最も重要なものとして設定した
現地でスカウトは班長会議で決まった内容に基づいて
全て行動していた。僕はそのことについて
大きな意味を見出している
これまで長らくスカウトとして活動してきた中で
次第に薄れていた班長会議の重要性に気付かされた
私はこれから指導者を目指すものとして
まだ未熟であると感じた
それと同時に指導者として
かくあるべきという姿を見て
改めてボーイスカウトの指導者として取るべき行動
というものが明確に見えた気がするとも感じている
5,全体としての評価及び反省
私は1日目から3日目にかけて発熱があり
他の指導者の方々に多大な迷惑をかけてしまった
地震の体調管理は参加するための
最低限の準備であると考える
今回の派遣においては自己管理の甘さが
露呈する結果となってしまった
指導者として以降
このようなことがないように
派遣以前の体調管理に気を配ることを
意識することが重要であると考えた
個人プロジェクト及び
個人設定課題の評価でも
述べたように自身の
コミュニケーション能力に関しては
短い期間ではあったものの飛躍的に
伸びたと思われる
この経験を活かし他の海外派遣にも
足を延ばしてみようと考えた
また、桃園の方々
神戸に来られる際には
率先してプロジェクトに
参加したいとも考えている
全体として気付きや反省、成長など
様々なことを感じる5日間であった
自身のこれから取るべき行動や
行いたいことについて
改めて考えるきっかけとして
この派遣があるということを
これからも忘れずに
スカウトとして
指導者の卵として邁進していきたい
隊付き 平田蒼
台湾派遣を終えて
阪神さくら地区西宮第1団 ローバー隊
今回私はミートイン桃園派遣において
隊付きとして指導者側の立ち位置として
参加させていただきました
普段は自団で副長補として
活動していますが
今回の活動場所は日本の土地ではなく
台湾であることにスカウトを
うまくサポートできるか
初めは緊張していました
しかし、ミートイン桃園派遣で
日を重ねるごとに
日本のスカウトが
台湾のスカウトと交流し
それぞれの班が立てた
班行動の計画を
苦戦しながらも遂行している姿を見て
とても刺激を受けました
私はこのミートイン桃園派遣に
参加する際の1つの目標として
台湾のスカウトと英語を通して
コミュニケーションをとることを
掲げていました
しかし初めは人生で初めての
海外という事もあり
緊張のあまり自分から
台湾のスカウトへ
話しかけることができませんでした
また、自身の英語の発音が
実際に海外で使うと
ほとんど通用しないことに
大変ショックを受けました
しかし日が経つにつれ
台湾のスカウトとの交流を通して
たとえ完璧な発音や文でなくても
ためらわずにはきはきと喋ることが
大事だと気づきました
桃園のスカウトと
一緒に食事を作る機会があったのですが
互いに試行錯誤しながら
意見を交わして食事を作るのは
とても楽しかったです
また、桃園のスカウトは
主に中華鍋を使って料理をしていて
日本との文化の違いを感じました
その日の夜に行われた
キャンプファイヤーでは
スカウト全員で歌を歌い
ダンスやゲームをしました
恥ずかしさから
普段は大声で歌ったりしない私ですが
この夜はのどが痛くなるほど声を出し
その事は今でも鮮明に
記憶に残っています
私は、このミートイン桃園派遣の
「桃園のスカウトの英語を
通してコミュニケーションをとる」
という目標に対して結論を述べると
十分達成できたとは言えないと思います
しかし、桃園のスカウトとの交流を通し
コミュニケーションをとる楽しさは
十分に感じることができました
自身が言いたいことが
伝わった時の嬉しさは
現在私が英語を学ぶ
モチベーションにもつながっています
続いて、私のボーイスカウトに対する
意識の変化について説明します
私はこれまで
海外で行われている
ボーイスカウト活動に対して
意識を向けたことは
あまりありませんでした
日本のスカウト活動と
同じようなキャンプやハイキングを
しているのだろうなと
ぼんやりとだけ考えていましたが
桃園のスカウトとの交流を通して
様々な違いがあることに気がづきました
そして、今回桃園のスカウトと
交流ができたのは
ボーイスカウトという
一つのつながりがあったからである
と再認識しました
言語や文化、宗教が異なる人同士でも
ボーイスカウトという
一つの共通点があれば
それが両者を結びつけることが
できると知りました
私は、今回の
ミートイン桃園派遣を通して
世界の他の国のスカウトが
どのような活動をおこなっているのか
とても興味がわいたとともに
もっと世界のスカウトと
交流したいと感じました
最後に、このミートイン桃園派遣に
関わってくださった
すべての方々に感謝申し上げます
これからもスカウト活動に
尽力していけるよう
精一杯頑張ります
派遣団随行員 黒田 茂
桃園市童軍會との交流事業に参加して
日本ボーイスカウト兵庫連盟 派遣団随行員 理事長
桃園市童軍會交流事業は
2018年度に第1回目の派遣を行い
今回は2回目の派遣です
本来であれば
2021年度に2回目の交流を
実施していたものと考えますが
2019年度から世界中に広がった
新型コロナウイルス感染症の
蔓延によって
2023年度の事業となりました
この2回目の派遣の特徴は
隊編成を組み
派遣隊1個隊として実施したことです
前回は、各地区や近隣地区での
プロジェクト単位により
飛行機やホテルの手配をし
主たる交流のための野営大会以外は
すべてプロジェクト単位で
プログラム計画を行うものでありました
一方、今回の派遣は
世界スカウトジャンボリーと同様に
1個隊編成を組み
事前訓練も1個隊で実施し
主たる交流の野営大会以外は
班プロジェクトを
実施展開するものであり
飛行機、ホテル手配は
県連盟からの支援により
取り纏めて対応を実施となりました
それぞれ、長所短所があり
その時々のニーズや状況により
使い分けて対応が
できていたように考えます
特に今回の隊編成の場合は
1個隊として
隊指導者、班長会議メンバーの
それぞれがそれぞれの
役務の責任を全うするために
リーダーシップやグループワークを
しっかり養うことができたこと
また、班単位での行動においては
班内のメンバーの役割分担に
責任を持つこともしっかりと
学べたものと考えます
日頃は、一部の隊を除いて
4個班1個隊編成の活動が
できていないスカウト達においては
短期間ではありましたが
その経験ができたことは
意味があるように考えます
交流事業については
前回に引き続きこちらのスカウトと
同人数での班交流をさせて頂きました
野営生活を通して
お互い同年代のスカウト同士が
それぞれの国の言語、文化、習慣の違いを認識しながら
笑顔で生活するために
お互いが気を使いながら共通言語である
英語で会話するスカウトや
手振り身振りで楽しく交流する
スカウト達の姿がそこにはありました
この事業で大切なことは
このような異国の文化、習慣、言語に
触れて、日本との違いや日本の良さ
改善すべき点など
いろいろと考えることができることに
注目したいと思います
更には、外国への入国審査や
その国の法律に触れることに
あると思います
その国に行けば
その国のルールや法律等に
従わなければならないことであり
パスポートがどれほど重要であるか
ということと
日本のパスポートの信頼性の高さに
気付かされると思います
また、公共交通機関での
ルールの違いなど
日本では電車内の水分補給も
特にお咎めがありませんが
国によっては禁止されており
違反者は罰金を科せられる
ところもあります
そのような文化の違いに触れることです
これらのことは
「行うことによって学ぶ」
ことによって
得ることができると思います
ボーイスカウトで
一番教育的価値があるなと
思えることの一つに
海外交流事業があると思います
海外派遣を経験することは
これからも青少年にとって
大変意義深いことと考えます
兵庫連盟として
この事業を継続することで
ボーイスカウト年代の
ベーシックレベルの訓練と
位置付け実施できるような
事業となればと考えます
多くのスカウトが参加できるように
これからもしっかり支援をして
参りたと思います
最後に、桃園市童軍會の皆様には、
この事業を通して献身的な支援や
交流活動の実施展開を頂き
感謝を申し上げます。 弥栄
兵庫連盟 事務局長 辻本 誠
ミートイン 2024(MIT2024)活動報告
2018 年兵庫連盟において
桃園童軍会との交流協定書調印に始まり
2019 年に兵庫連盟からの桃園市訪問交流
2020 年の桃園童軍会来日交流と
交流活動が順調に
進められて来ていましたが
新型コロナウイルス感染症の影響で
交流活動が行えず
両連盟とも苦慮していました
その間兵庫連盟国際委員会をはじめ
2019 年に参加されました
皆様によるオンライン等での
交流継続により
2023年3月に黒田理事長
中野副連盟長、鈴木相談役を
はじめとした兵庫連盟メンバーで
桃園市を訪問し協議した結果
今回の「ミートイン桃園2024」
が開催出来る事となりました
これまで交流復活の為
ご尽力いただきました皆様に
感謝申し上げます
交流再開決定後
MIT2024 実行委員会中心に
交流スケジュール・交通手配・
参加者募集など
交流成功に向け準備を進めてきました
多忙ではありましたが
あっという間に1年が過ぎ
3月29日からの交流本番を迎えました
色々な交流行事が行われるなか
参加したスカウト達があふれる笑顔で
活動しているところを見ていますと
達成感を感じている自分がそこに居り
参加して良かったと思いました
勿論、スカウト達も達成感を
味わってくれていると信じています
多少の問題発生はありましたが
派遣団員、派遣隊指導者の皆様の
ご尽力で無事に交流事業が
終了できました事に
感謝申し上げます
2024 年 3 月 29 日に
交流協定書の再調印が出来ましたことで
継続的に桃園市童軍会と
交流を深めていけると
確信しておりますので
保護者様におかれましては
今後ともご支援賜りますよう
お願い申し上げます
事務局といたしましても
微力ではありますが
こども達の成長に寄与できればと
考えておりますので
宜しくお願い申し上げます