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香川で大学ローバース(高松第16団)を発足しました

神戸60団・高松16団 芝昌隆

私は現在、地元兵庫を離れ
香川県で大学生活を送っています。

私が大学に進学したのは2021年で
ちょうど新型コロナウイルスが
猛威を振るっていた時期でした。
そのため一年生の頃は
サークル活動をあまり大々的には
行えない状況でした。

二年生になって
コロナ禍も落ち着きを見せ
「そろそろ香川でもボーイスカウト活動がしたい」
そう思い始めました。
ちょうどその頃
千葉県から香川大学に来た
一人のスカウトが中心となり
香川大学にローバースを作ろう
という話が持ち上がりました。

香川大学のサークルという形で
ローバー隊を結成し
大学生によるローバー活動を
行おうということでした。
私も彼に賛同し
「香川大学ローバース」の発足に向けて
共に計画を練っていきました。

新しくサークルや団を立ち上げるには
顧問やリーダー、育成会を
担当してくれる方を探す必要があるなど
学生スカウト二人だけで全てこなすのは
難しいように思えました。

ところが、実際に「香川大学ローバースを
作りたいんです」と話してみたところ
香川県のボーイスカウト関係者や
大学関係者等、様々な方に
本当に沢山のお力添えを頂けました。

そして、2024年1月13日に
ボーイスカウト高松第16団発団式を迎え
ついに香川大学ローバースが発足しました!

発団式(誓い)
発団式(弥栄)

そんな温かい人々の支えのもとに
設立された香川大学ローバースの活動を
簡単にご紹介します。

2023年4月には新たな仲間を増やすため
大学の新歓祭でサークル紹介を行いました。
そこで興味を持ってくれた学生を招いて
新歓BBQを開催し、新規登録者を加えて
総勢10名 になりました。

8月には集まった仲間たちと共に夏季キャンプを
開催しテントの設営方法や野外料理など
基本的な野営技術を伝授しました。

夏季キャンプの様子(設営)

そして同年12月には
大学に活動実績等が認められ
公認サークルとなり
翌年1月
先述の発団式をもって
高松第16団としても正式に発足しました。

まだまだ活動の回数こそ少ないですが
今後は大学生ならではの
長期休暇などを活用して
更に活動の幅を広げていくつもりです。

大学ローバースは
大学のサークルという形態なので
ボーイスカウトの経験がない
あるいはボーイスカウト
そのものを知らない学生にも
気軽に参加してもらえます。
そうして、自分と同年代の仲間に
奉仕活動やアウトドア活動を通して
ボーイスカウト活動を広めていくこと
それこそが大学ローバースの醍醐味だと思います。

また
大学ローバースとしての活動以外にも
いちローバースカウトとして
高松の団の活動に参加させてもらいました。
先輩スカウトとして、ボーイ隊やベンチャー隊の
キャンプに参加し、後輩スカウトへの
アドバイスを行ってきました。

そして同時に、私自身も、
斧を使った薪割り
火打ち石による火起こし
イノシシのジビエなど
沢山の貴重な体験をさせていただきました。

ボーイスカウト活動は
世界中で行われている。

このことは以前から知っていましたが
実際にその土地のボーイスカウトと共に活動するという経験は
感慨深いものがあります。

地元を離れても
ボーイスカウト活動を続けられることを知り
むしろ新しい土地で活動を続けていくことの
重要性を実感しました。

今のスカウトも
やがて進学や就職で地元を離れることもあるでしょうが
その時は是非、新しい土地でも
ボーイスカウト活動を続けてほしいと思います。

ボーイスカウト活動を通して
ビーバースカウトからリーダー・保護者まで
沢山の方々と接して得た経験は
大学卒業後も間違いなく活きるだろうと確信しています。
勿論、今後も様々な場所・形で
ボーイスカウト活動を続けていくつもりです。

どこかでお会いすることがあれば
その時はよろしくお願いします!

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