子どもの英語教育はいつから始めたらいいの?
こんにちは、クロウ スコットです。
さて今回は、『子どもの英語教育はいつから始めたらいいの?』と親御さんが一度は考えたことのあるテーマについて少し書かせていただきました。
子どもを持つ親にとって、英語教育をどう考えるのかは難しいポイントです。赤ちゃんの頃から習わせれば習得に有利な気もしますが、『日本語の能力を習得するのに悪影響が生じるのではないか』、『押しつけたら英語を嫌いになってしまうのではないか』と心配もおありでしょう。
英語に関わらず、どんなことでも「やってみよう!」と思った時が、始める時なのは間違いありません。大人になってからバイリンガルになった人もいるので、いつ始めても遅くはないはずですね。
ただ、早ければ早いほど自然とネイティブの発音に近くなる、英語脳を作りやすいと言えるでしょう。一般的には、7歳くらいから自然な発音が難しくなっていくと言われていますが、もちろん、努力すれば近づけることができます。中学生になると、文法を学習し始めるので、「英語」を勉強として捉えてしまいがちです。鉛筆の持ち方や自転車の乗り方を覚えたように、頭だけではなく身体が自然と覚えることができたら理想ですね。頭の中で日本語から英語の翻訳をするのではなく、英語でそのまま考えることが出来るようになることが大切です。
私は子どもたちから嬉しい驚きと発見をたくさんもらっています。当スクールには未就園児クラス(PKクラス)もありますが、日本語の知識のうえに英語を加えるのではなく、英語をそのまま受け入れているので、先ずは発音の素晴らしさに驚かされます。それはネイティブの子どもたちと同じプロセスで身につけているということです。しかし、どんなタイミングで始めたとしても、1番大切なことは、「楽しむ」ことではないでしょうか。確かに早ければ早い方が日本語の介入がなく英語がストレートに入ってくるという利点はありますが、日本語の知識が豊富でしっかりとした英語学習に対する「動機」がある年齢でのスタートも決して悪くはありません。語学を学ぶ子どもたちが受験や仕事のためだけではなく、コミュニケーションの幅を広げたい、世界中に友だちを作りたい…など、楽しいことを考えながらワクワクした気分で英語を学び続けてくれることを願っています。
クロウ スコット