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日本人英語7つの大罪-4.鼻

これまでも日本人とアメリカ人の発声の違いについて学んできましたが、もう一度外人のモノマネを思い出してみましょう。外人のモノマネするときは、ちょっと鼻にかかった声を出す人が多いのではないでしょうか?これもただの偏見でしょうか?最初に気づいた人はとても良い観察力を持っていたと思います。英語の発音では、確かに日本語の発音よりも鼻にかかった音が多いです。口からだけ発声するのではなく、鼻も上手に使って発音しましょう。英語の発音で鼻を上手に使えていないのが、大きな問題です。

7つの大罪 その4 鼻: 鼻を使えていない

それでは、どのように練習するのか詳しく見ていきましょう。

Use Your Nose 鼻を上手に使いましょう

舌の後方部分を上の奥歯につけ、Nasal Sound (鼻にかかった音)の練習をしましょう。

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日本語に比べて英語には、Nasal Sound を使って発音される言葉がたくさんあります。日本語では、ナ行とマ行の入った言葉以外では使われません。ですから日本語を話す時、舌はほとんど平らな状態のままです。ところが英語を話すときは、舌の後ろが上の奥歯に付く位上がった状態がよくあります。こうすると、口から空気が抜ける道が狭くなり、その分鼻の方へ空気を押し出すからです。

しかし、Nasal Soundが上手く出せるだけでは不十分です。舌の後ろを上げ下げしながら、鼻を使う音と全く使わない音の組み合わせを上手く調節しなければなりません。私はこれをAir Flow Regulation (流れる空気の調整) と呼んでいます。鼻と口の間の音がスムーズに流れるようにします。

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例えば、アルファベットの”O”は、 oとuの2つの音にNasal Soundは、使われませんが"Open"と発音するとき、まず口から声と共に空気を出し、最後の”n”では鼻から声と共に空気が抜けます。一つの単語の中で、口から鼻へ空気の流れを変えることによって、音も流れるのです。

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ドリル

鼻をつまんで声を出し、日本語の記事か新聞を読んでみてください。この練習を3~5分間行い、一休みしてからまた練習してください。練習の直後は自然に鼻にかかった Nasal Soundが出ると思います。鼻をつままなくても自然に Nasal Soundが出せるまで練習しましょう。目標は、この感覚を身体で覚え、英語を話す時に応用させることです。この音をマスターしたら Nasal Soundが増えていることがわかります。

ボーナス:Nasal Soundのチェック方法

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