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アブダビ駐在妻の日々2(病んできた?いやいや此処は天国やろ!)



プールで一緒にウォーキングをしようと言われた


いつものように朝6時からプールに行き、約1時間泳いだ。日頃は大体私一人なのだが、今朝はたまに会うアメリカ人の同年代女性とそのコーチ?のアフリカ系アメリカ人?女性が私より30分ほど遅れて来た。お互いぶつからないように上手く泳いでいたわけで(コースプールではなく丸い形のプールなので)、ニコニコsorry~とか言いながらマイペースに泳いでいた。まだまだクロールは下手なので、何100メートルもノンストップで泳げるわけではない。だから息継ぎが肝心だ。彼女らは最後のクールダウンかなにかのときに、一緒にどう?と誘ってくれた。自分はとっくにそのような水中ウォーキングは最初に30分やったし、その人達より遥かにシステマティックに論理的に無駄のない泳ぎをし、入水の手の入れ方もプロが教える「トモキンスイミング教室」をYoutubeで熱心に勉強し、予めイメージしながらウォーキングをしっかりやっていたから、彼女らのように余り意味のわからない動きをする初心者スイマーと一緒に歩く理由がわからなかった(なんつー傲慢な!!折角親切に言ってくれたのに)。あんな意味のない泳ぎをする人たち、金をもらえる様なレベルの教え方じゃないアフリカ系のコーチに?(またまた傲慢過ぎる!!!でもあんな人達から…もうやめたげて)

寂しそうに見えた?

後で気付いたのだが、私の顔が険しかったのかもしれない。いつもは会うとHi!と5分くらい近況を話したりするんだが、今日はしなかったな。なんか話すこともなかったのかもしれない。それともなんか孤独な空気が漂っていて、可哀想とか思われた?あ〜いやだいやだ!絶対にあんなアホっぽい人たちからそんな目で見られたくない(またまた傲慢過ぎてごめんなさい)。

しかし事実なんだろうな。夫は土日は完全にゴルフに行き、単身赴任者が多いので男同士の付き合いとなると夜は酒となり、下手するとこのところ1週間誰とも話してないぞ!夫と話しても結局私が一方的に話し、やつは他の事を考えていて、なんか腹が立ってくる。くだらないくだらない!

遂にきたか?メンタルブレークダウン?いや、日本より遥かに居心地良い筈

しかし、冷静に考えてみよう。こんなに恵まれた環境は他にないでしょう。快適だし、天国の夜景を見ながら勉強や読書はたまた絵画に勤しむ事が出来る。私は日常、英語にしてもコミュニケーションで困る事はないし、日本に居る時より数倍良い。此処に居ると、単なる言語だけじゃなく他人と心が通じ合うと感じる。帰国子女が理由なのか又はADHDグレイゾーンのせいか、又はその両方か、日本にいた時、空気を読む事を強いられたりしんどかった。一人一人個人ベースでは仲良くなれても、団体になると本当に日本しんどい。なかったことにしたり、スルー文化に比べれば雲泥の差でこちらは天国だ。私は社交的なので、来てすぐお喋りする人も出来たし、こっちから誘えば彼女達とそれなりに遊びにも行けるかもしれない(誘ってないけど)。ただ、今は7,8月帰国してる人が多く、日中50℃で外出もままならないので不自由だ。だが、それだけだ。やりたいことは一つづつやっている。こちらのメルカリ、dubizzleにも入り、日々要らないものを売ったり、照明器具を買ったり、やらなくていいことにも沢山手を出し、失敗したり挽回したり、毎日順調に暮らしている。

読書も良いが、コミュニティへの所属は大事なんだろうな

読書をすればその本の中に埋没できるし、下手するとその思想の中に没入しぬけれなくなったり、物語では登場人物と一緒に暮らしている位の精神状態になれる(怖いが自分はそういう体質だ)。だから永遠に一人でも多分大丈夫な気はする。ただ、多分複数のコミュニティに所属することは大事なんだろうな。コミュニティ(会社、学校、または趣味のクラブなど)あの人どうした?とか色々日々そのコミュニティの中の人と接したり、話したり、同じ目標を持ち協力するなどの積み重ねが人間には大事なのだろう。追々そのような生活をすると思うが、今は少々孤独な空気を纏っていたらしい。というか、その前提も私の考え過ぎかもしれないし、この被害妄想といい、いよいよ本物の駐妻らしくなってきたのかもしれない。


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