エメラルドバトルファクトリーを攻略してみた
先日エメラルドのバトルファクトリーを約2ヶ月の死闘の末に攻略したので備忘録的な物を残したくてツラツラと綴ろうと思う。レベル50の部の攻略なのでオープンレベルで頑張る人は他を当たって欲しい。
・第四世代ファクトリーとの違いと傾向
しっかり火力に振り切られて使いやすいポケモンが多い第四世代ファクトリーとは真逆で、全体的に耐久に努力値が振られており、高火力技や火力upアイテムが少ない事からお互い行動回数が増えやすい。そのため非常に事故リスクが高い。
防御に努力値の振られたハピナスやカビゴン、特防に努力値の振られたハガネールなど全体的に硬く厄介なポケモンが多い。
持ち物被りが有りなので、第四世代ファクトリー必須の食べ残し持ちのポケモンを確保して害悪ポケモンの出現を防いだり、数戦前のポケモンの持ち物を確認して対面のポケモンの型を特定するといったプレイングは不可能。
ヒントも1周目から殆どあてにならず、コツを掴む前だと1周目の突破も難しめ。
ポケモン交換の回数を重ねる意味は薄い。
・パーティ編成と立ち回りのコツ
1周目から相手の使用ポケモンが分からないので、タイプをバラけさせて弱点の一貫を潰すのが非常に重要。お互い火力不足で殴り合う回数が多いので効果今ひとつで受けながら効果抜群を付いてダメージレースに勝つ立ち回りが大事。また、火力が足りないということは受け出しが安定しやすいという事なので、積極的に交代をして有利な対面を維持したい。
例を挙げると、先発ノーマルタイプを置いて、先発弱点の格闘タイプのポケモン対面受けに後続に飛行タイプ。残りの一体はノーマルと飛行で打点を通しきれない鋼や岩対策に地面打点を確保するといった感じ。
初手の配牌や相手のポケモンとの交換を吟味して、その場その場で最善のパーティを組めるように知識を振り絞ろう。
・周毎のポケモンの傾向とより詳しい立ち回りのコツ
1周目
殆どのポケモンが耐久振りでポケモン毎に出せる火力に差が殆ど出ない。即ち配牌には当たり外れの差があまり無いので、ポケモンの名前や型に囚われずに相性補完最優先でパーティを組むと安定する。
ヌマクローなど弱点の少ないポケモンを主軸にしてどのポケモンにも撃ち勝てるパーティを組もう。
交代を多用してしっかり効果抜群をつけば安定して突破できるハズ。
2周目
1周目のポケモンの他に2周目のポケモンが一部追加される。ザングースやカブトプスなど…1周目よりも火力が高いポケモンが多いので、それらを主軸に相性補完最優先でパーティを組もう。
2周目も火力が低く泥試合になりやすいので、1周目同様交代をしっかり行い、有利対面を作りしっかりダメージレースに勝てば此処までは安定して攻略できるようになるはず。
2周目までの突破を安定させて3周目以降の挑戦回数を増やして少しづつ慣れていくのが金ダツラ討伐への近道。
3周目
ここからが本番。
ポケモンの種類は2周目と変わらないが、技の火力や努力値振りが一気に攻撃的になりゲームスピードが急激に跳ね上がる。従って一貫があろうものなら一瞬で3タテされるので、しっかりタイプをバラけさせて相性補完を整えて挑もう。先発のポケモンで出し負けた時の事故が命取りになるので、先発で出し負けた時の交代先をしっかり用意しておくように。
対策必須のポケモンとして拘り鉢巻持ちのマッスグマとオオタチが挙げられる。この2体は3周目のポケモンの中でもずば抜けて強いため、鉢巻八つ当たりを半減で受けられる岩や鋼タイプのポケモンを後ろに忍ばせておきたい。
4周目
ここから最終進化ポケモンばかりになって楽しくなる。
3周目に比べるとポケモンの種族値は当然高いが、変化技が激増するのと、耐久振りのポケモンが多くなるのとで一旦ゲームスピードは低下する。
この周以降は明確にポケモン毎に当たり外れの差がハッキリ出るので、自分が当たりだと思うポケモンを主軸に相性補完最優先でパーティを組もう。
「食べ残し持ちの自己再生物理ポリゴン2は弱点少なくて誰に対しても撃ち勝てるので使いやすい」
みたいな。
3種の変化技に攻撃技1種類の自分で使うと使い辛く、相手に使われると地獄を見るポケモンが多いので非常に苦しい周。
従って技範囲の広いボーマンダやポリゴン2などのポケモンを引き込めると撃ち合いに勝ちやすくなり、グッとクリアに近づける。
5周目
この周以降AIが最強になる。従って甘えが許されないが、行動が読みやすくなるのでしっかり考えて動こう。
NPCの行動パターンは
基本最大打点、一撃で倒せないなら変化技や積み技を使用
第四世代のAIとは違いデメリットのある技でも最大打点なら使用する
影分身持ちは初手で影分身を使用する確率が高い(一撃で相手を倒せるなら攻撃技を使う)
あと一撃で倒せるならその攻撃はランダムになる(命中不安技も使用する)
従って気合いパンチ持ちが脳死で気合いを溜めまくってたりする事もある。その辺は第四世代に比べると少しおバカ。
この周のポケモンは害悪ポケモンの巣窟。かげぶんしん持ちの耐久ポケモンが多く精神が破壊される。しかしこの周で一番強いポケモンはミロカロスなどのしっかりと攻撃に努力値が振られ切ったアタッカーポケモン。この周の敗因の殆どがそういったアタッカーポケモンに真正面から殴られて壊滅するパターン。害悪ポケモンは基本的に厄介なだけでアタッカーポケモンに勝てないので、運に頼らず殴れるポケモンを主軸にパーティを組もう。
6周目
金ダツラ周
素早さに努力値の振られていない両刀ポケモンが多く、技の範囲も広いため、受け出しするのが従来の周に比べて難しい。
従ってある程度耐久のあるポケモンを先発にして初手の殴り合いを有利に進めるのがオススメ。
技の範囲が広いということは弱点の一貫があるとそのまま殴り殺されることを意味するので、パーティ編成も慎重に行おう。
5周目に比べれば、一撃技持ちが多いものの運ゲーを仕掛けられる機会は少なく体感楽。しかし一手ミスすると火力で押し切られるため、これまで以上に慎重に42戦目まで勝ち切りたい。
最後に
上手くなってプレミでの負けが減っていくと運負けの割合が当然増えていくので、気力を保つのが非常に大変。しかしそこを乗り越えればクリアできるので頑張って挑戦し続けよう。
ファクトリーに たちいる はいじん が
ふたたび あらわれると すれば
こころ おだやかなひとで あらんことを
いまここに その ねがいを しるし
この ちを あとにする
フジ