【座談会】テレビリサーチャーって仕事について話してみた
はじめに・・・
リサーチャーの適正について
佐久間:新しいことが好きな人は向いていると思います。
好奇心旺盛な人。
新しい情報がガンガン入ってくるじゃないですか。私はそこが楽しくて続けてるってとこありますね。
飽きっぽいですから。同じ仕事をするのが退屈になっちゃうから、仕事に刺激があるんじゃないですか。
志田:向いているのは「変な人」じゃない?
変わっている人。
めっちゃ真面目というよりは、変わっているって言われる人の方がどっちかというと残っている印象。
あまりにも四角四面というか、真面目過ぎる人は向いてないのかな。
真面目過ぎるとストレスになる仕事かも。
本名NG:私は、ふざけているけど完璧主義というか、とにかく突き詰めて良いもの探したいと思う人が向いていると思います。
佐久間:本名NGさんは負けず嫌いですよね。でも負けず嫌いな人はいいんじゃないですか。この人より面白いネタあげたろみたいなところがないと。
志田:さすが、ラーメン屋で副店長やってたことはあるよね。
それとは別に、サイクルの速さにプレッシャーを感じちゃう人だと、ちょっと向いてないかもね。
調べるってことは一貫しているけど、テーマは毎回違うし、毎週やったことがない仕事してる感じだからね。
佐久間:あと私は主婦やりながら働いているからわかるんですけど、生活環境が変わっても活躍できるというのがこの仕事の特徴だなって思います。
独身は独身、主婦は主婦なりのネタが探せるし、子供ができれば子供がいるなりのアイディアが生まれて活躍できるってのがいいですね。
この仕事する前にやってた事務の仕事も活きてるし、社会人サークル入ってた人脈も活きてますし。
ぶっちゃけ、どんな経歴でも適正はあるんじゃないですか。
あとは、何かを知ることに喜びを感じるかどうかじゃないですか。
本名NG:人それぞれ得意なことと不得意なことがあるじゃないですか。
絶対どこかにハマるんで、誰でも活きると思いますよ。
リサーチの面白味について
佐久間:普段話せない人と話せるのは楽しいですよね。
志田:意図せず有名人と話すこともあるよね。タレントとしてではなく、人づての紹介とかでたまたま。
変わった特技持ってるペットを飼っているおばあちゃんが、実は超有名漫画家のお母さんだったってこともあって。コミック本の帯見て気づいて。まじで、あの人じゃんって。
佐久間:そうなんですか?
志田:テレビは出たいわけじゃないけど、仕事として。坂上忍さんが司会の番組に専門家として出演したよ。
佐久間:書籍化したってのはどんな話なんですか。
志田:番組の企画で、珍しいもの探していて。青森のお年寄りの集まりにインタビューしてたら「○○さん、何十年も絵日記つけてるよ」って教えてもらって。それがすさまじい量だったんよ。
そこから番組に提案したらOAが決まって、放送見た出版社から書籍化が決まって。50年以上毎日絵日記書いてたから、歴史的な価値が高かったみたいで。
志田:あー、やってたね。
志田:すごい打ち合わせしてたよね。
業界の今後について
志田:やること自体は変わらないと思うけど、媒体はどんどん変わっていきそうだね。まずはいろんな人に、こんな会社があるんだってことを知ってもらうことが重要だね。
佐久間:いろんなメディアがあるので、調べてほしいと思う人はたくさんいると思いますよ。
本名NG:YouTubeで個人事業主なっている人もたくさんいるんで、個人に向けた事業はいろいろありそうですね。うちは交渉力あるし、信頼してもらいやすい立場ですし。企業との交渉は是非依頼してもらいたいですね。
佐久間:いろんな可能性があるし、挑戦していきたいですね。
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