霧多布_0353

僕のカメラTips vol.2

機材は最小限に

機材を多く持つと、写真を楽しむ余裕は無くなります。大量のレンズやスペアボディを持ち歩くのはやめましょう。撮影も機材もシンプルが鍵です。カバンへのパッキングの際は収納も効率的にしましょう。どおしても大量の機材が必要な時は、車のトランクなどにペリカンケースやローラバッグなどを入れて、そこから随時持ち出しましょう。大型ストロボやライトシェーピングツール、三脚数種類、ライトスタンド類もトランクにあると便利です。でも持ち歩く機材はシンプルにしましょう。

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露出は高めより低め、rawで撮る事も忘れずに

撮影の時、カメラの露出は高めよりも低めがオススメです。白とびの復旧は難しいですが、黒つぶれしていない方が復旧は楽です。色のノリも良いです。編集が苦でないのなら、面倒かも知れませんがrawで撮る事も忘れずに、後から調整するのが一番オススメです。

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季節の色を探す旅に出よう

日本には季節が沢山あります。そして、その季節には美しい色達があります。赤だったり、青だったり、黄色だったり。漠然と風景写真を撮ることに疲れたら色を撮りましょう。そして、ちょっと皆んなよりも早く季節の色を探す旅をしましょう。山では早く秋が来ます。南の方では早く春が来ます。ちょっとだけ皆んなよりも早く季節の色が撮れたら、それだけでも得した気分になります。

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見慣れた何かも、ちょっと違う視点で

いつもとは、ちょっとだけ違う視点にするだけで写真の印象は変わります。相手が動かない時には、自分自身が動くと良いです。相手が物の場合は、ゆっくりと時間をかけて素敵な角度を見つけましょう。素敵な角度が見つかったら、次は光と影の調整をしましょう。f値やシャッター速度、もしかしたら内臓しているフィルターエフェクトを試してみるのも良いかも知れません。後から白黒にするのではなく撮る時点で白黒にして撮るのも良いかも知れません。静物を被写体にして色々と挑戦すると、案外、様々なノウハウが手に入ります。何事も勉強ですね。

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気に入った景色には何度でも

素敵な風景、景色と巡り会えたなら何度でも行きましょう。時間帯を変えたり、季節を変えたり、晴れの日だけではなく雨の日や雪の日にも行ってみましょう。人に表情があるように景色にも表情があります。せっかく見つけた素敵な景色ですから、色々な表情で撮ってみましょう。

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美しく咲く花

変わり行く季節の中、可憐に咲く花達は素敵です。咲く花、散る花、蕾。花達の人生は儚く短いです。そんな花達を撮る時、ちょっとストーリーが見えてくると素敵かも知れません。僕は花を撮る時、まるで人物を撮るような気持ちで撮るように心がけています。花の世界はドラマチックです。

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時には傘も

傘といえば雨の時に使いますが、撮影の小道具としても楽しいと思います。傘の中にストロボを仕込んでバウンスさせてみました。傘で反射した光が二人を包み、なんだか不思議な感じです。ギャッツビーダンスコンテスト世界大会に出場するお二人を撮った時の写真です。普段使っている何気ないアイテムが撮影の時に不思議な効果を発揮するかも知れません。何事も実験する気持ちとチャレンジする気持ちが新しい何かを生み出す原動力になると思います。

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「売れないカメラマンにコーヒーを一杯飲ませてやるよ」っていう心優しい方、サポートおまちしております。コーヒーは我慢して交通費や制作費に充てさせていただきます。