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ベスタさんのプライベートスタジオ

北海道で素敵な音楽を作り続け、歌い続けているワタナベスタソシアルクラブさん(ベスタさん)のプライベートスタジオにお邪魔して来ました。ミニマルライフでありながらお洒落で使いやすくて、そして、どこか可愛らしいスタジオ。なんだか彼らしい素敵な創作の空間です。

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沢山の大きな窓から入る光と、DIYが趣味のベスタさん手作りアイテム達がお洒落にスタジオを彩ってくれていて、とっても心地良い空間です。なんて言うんでしょ、お洒落なカフェにお邪魔したイメージですね。「どうぞ」って淹れてくれたコーヒーの良い香りもあって居心地良さがハンパないです。心地よい空間から生まれる音楽なのだから、やっぱり聴いていて心地よいワケです。そして、その心地よさを生み出す場所を自らプロデュースするのがプライベートスタジオの醍醐味と言えるのでしょう。

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スタジオの壁には可愛らしい照明たちが設置されていて、スタジオからライブストリーミングしたり軽い動画撮影の際にも素敵な光の演出をしてくれる設計となっています。昼は柔らかく降り注ぐ自然光、夜は可愛い色の照明。死角無しですね。録音制作だけではなく動画の録画や配信まで考えてスタジオを作るのは現代的で洗練されたスタイルです。ミュージシャン志望の方々は真似したくなっちゃうでしょうね。

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愛用のギター達が可愛らしい木の壁に、ギターハンガーで飾られているのですが、取り出しやすくて見た目も良くてギタリスト憧れの魅せる収納です。フェンダーのストラトやギブソンのES335などなど、ギター好きには堪らないラインナップがコレクションされています。交換されたボリュームノブやピックの当たり傷、使い込まれたギターが持つ美しさ。スタジオであり、コレクションルームでもあると言う点が合理的で素敵です。

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苦楽を共にして来た思い入れの深いアコースティックギター達、もはや親友、相棒と言っても良いんじゃないですか?。そしてレコーディングの時に使っているベースなどなど所狭しとならんでいます。一本一本のギター達には色々な物語があるのですが、また次回、ゆっくりとご紹介できればと思います。

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2000年以降PCは生活必需品となり使用される部品たちが高性能になりつつ小型化、低価格化が加速しました。そんなシリコンバレー的な流れの恩恵をあずかったのは、なんと意外な事に実はミュージシャンだったりもします。

録音メディアがテープ媒体からメディアになってノンリニア編集が誰でも出来るようになり、メディアコストが下がった関係で録音が手軽になったのです。手軽になった事で誰もが録音しやすい環境になった事は確かですが、そのぶん「録音に失敗したら大変だ!」っていう真剣さが減り、「PCで後から後から編集出来るから大丈夫気」なんて甘えも産んだ事も事実です。でも、プロとして生き残ってる人は録音への想いとか気合いが違いますね。

現代は高価なビンテージ大型アウトボードやミキシングコンソール、a-datもオープンリールも必要無し、大部分はPCでシュミレーションできてしまうのです。なので机の上はシンプル。モニターが2つあるのは、やっぱり便利だからでしょう。レコーディング時には、それほど必要ありませんがミックスの時には画面が多い方が便利ですよね。大きな窓から心地よい北海道の柔らかな自然光が入って来て、とっても居心地の良いデスクでした。

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デスク周りにはDIYが趣味なベスタさんらしく、ケーブルやヘッドホンたちをぶら下げるフックなどが多数取り付けられていて、取り出しやすく綺麗に整理されています。この収納方法はスタジオと同じでケーブルも痛まないので良いんですよね。ケーブルの長さも種類も見やすさ抜群です。

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レコーダーにzoomのR8をチョイスしている点も見逃せません。ミニマムコンボなR8は単体でレコーダー、インターフェース、リズムマシン、コントローラー、ドラムパッド付きサンプラーとして使えるので軽いジャムやリハから突然のアイデアメモ録音、気合のデモ作成までなんでも対応出来ます。小型なのでリハスタに連れ出せる点も便利です。単三電池で動かせるのも驚異的な身軽さですね。PCでのラフミックスなどの時にはフェーダーをアサイン出来るので一台あると何かと便利です。R8をチョイスした事でゴチャゴチャしがちなデスクトップがシンプルなんですね。個人的には、いつかお客さん達と一緒に歌ってるトコを録音したアットホームなライブの限定シングルとか、その場で作ってライブが終わった時に来てくれたお客さんにプレゼントするとか、キャンプファイヤーの前でギター弾き語りで録音とか(演奏の後ろで炎のパチパチ音とか風の音、動物の声とか録音出来たら楽しいかも)、誰もしないような企画にR8は活躍しそう、、。

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ボーカル録音の際に重宝するリフレクションフィルターが可愛いです。反響音を抑えてクリアーに録音してくれるアイテムなのですが、ラフに録る人が多い札幌ミュージシャン界隈で部屋にコレがある人って貴重なのです。ベスタさんの几帳面な性格が見えますね。録音した後のことをPCで処理する事は出来ますが録音時点で出来る事は案外多くて、とっても効果があるのです。

プライベートスタジオでクオリティの高い録音が出来ると、設備が整った大型スタジオでの作業を更にクオリティアップしたりプライベートスタジオでは出来ない事の挑戦が出来るので、結果として時間を有効に使えます。出来ない事を考えるよりも、出来ることを確実なクオリティにする哲学が流石です。

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野口観光グループ、セイコーマート、北翔大学などのTVCMソングや TVh(テレビ北海道)、「旅コミ北海道じゃらんdeGO!」2016年エンディングテーマなど多くのタイアップを手掛けるほか、最近は映画音楽の監修、制作、様々なアーティストへの楽曲提供や編曲・作品プロデュースなども行う彼らしく、プライベートスタジオは彼の脳内イメージを最大に立体化するための実験室であり、癒しの空間なんだなぁって感じました。素敵なスタジオから、今年も沢山の素敵な曲、驚くようなデザインサウンド、ドキッとする歌詞達が飛び出してくる事は間違い無しなのです。応援よろしく願いします〜!

そして新曲 2020.2.3 RELEASE 配信限定リリース 「いつも通り」

舞台「家族じゃない」主題歌として"家族"と"絆"をテーマに描かれたミディアムバラード。

2020年2月3日よりiTunes並びに各配信ストアにてダウンロード・サブスクリプション解禁

https://linkco.re/3sqPQymF

公式オンラインショップにて歌詞カード付音源データも販売中。

https://watanabesta.base.shop/

一人でも多くの人の心に、彼の歌が届けばいいな。

scoop kawamuraでした。


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scoop kawamura
「売れないカメラマンにコーヒーを一杯飲ませてやるよ」っていう心優しい方、サポートおまちしております。コーヒーは我慢して交通費や制作費に充てさせていただきます。