【側弯症】術後半年までの生活〜外出編〜
Tamakiです!
今回は、私が術後半年間どのように生活していたのかお話ししたいと思います。特に、「どの期間でどれくらい友人と外出できるようになったか」ということを中心にお話していきます。
側弯症手術を控えている/考えている皆さん。不安が数え切れないほどたくさんありますよね。
その内の1つに「術後どれくらいで元の生活に戻れるんだろう」というものがあるかと思います。
私のTwitterのDMにも、高校生や、大学生の皆さんから側弯症手術を受けた後も「今と変わらず遊べるのかな」「楽しい学生生活遅れるのかな?」と心配される声が届きます。
もちろん、私もそんな学生の1人でした。
加えて、前代未聞のパンデミック下で大学の友人が1人もいない状態での側弯症手術。不安しかありません。
そんな私でしたが、術後の半年間をみていただくだけでも
「あ、この人めちゃくちゃ大学生活楽しんでるんだな」
と皆さんに感じてもらえるであろうほどまで復活したので、是非安心材料としてこのノートを見ていただけると嬉しいです!
また、この記事の次に術後の日常生活についても書いてみるので少々お待ちください!
本当は皆さんが気になるであろう学校生活についても書きたいのですが、
私が手術したのがコロナ禍かつ、大学生ということもありほぼオンライン授業だったので(家から出る必要がなかったので)割愛しますね…( ; ; )
退院後〜術後半年までの私の生活
私の紹介
現在大学3年生の手術済み側弯症患者(女)
中学1年時のモアレ検診で側弯症発覚
14歳〜16歳までコルセット治療
2020年8月12日後方切開術で手術術後
手術前は胸椎55度、腰椎40度
2年検診まで異常なし
大学はコロナのため術後1年半までほぼオンライン
退院〜術後1ヶ月まで(2020.8~9月中旬)
術後1ヶ月は、二週間近くは入院、退院後は当時コロナウイルスの影響も大きかったのでおうちに引きこもってネットフリックスばっかり見てました。
たまに母親と近くのお店まで歩いて行ったりなどはしてました。
術後2ヶ月まで(2020.9~10中旬)
術後1ヶ月たった後から友人と外出するようになりました。
最初は電車はまだ怖かったので親に車で送り迎えをしてもらっていましたが、術後1ヶ月半が経った頃は休日電車に乗って普通友人と遊べるくらいにまで復活しました!
電車に乗る時は、ヘルプマークを鞄につけるようにしていました。
混む時間帯は避けていましたが、万が一のことを考えて最初は付けていたのですが、術後3ヶ月以降は電車の中でも特に困ることがなくなったので付けるのをやめました!
術後、外出時に不安のある方は、1つの手段としてとても有効なので是非もらってみてください。
▼ヘルプマークについては以下にもらいかた等も書いてあるのでみてみてくださいhttps://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/shougai/shougai_shisaku/helpmark.html
また、この時期にリクライニングの許可が降りたので、家の近くの美容室に行って髪染めたり、歯医者にもいくようになりました🦷
親が心配してくれて同伴してもらいながらでしたが、座る時さえ気をつければ1人で行っても何も問題なかったです👍
術後3ヶ月まで(2020.10~11月中旬)
丁度、術後2ヶ月が経った頃自宅から3時間ほど車で出かけました🚗
その時は途中1回パーキングエリアに寄って休憩したのですが、1時間半くらいは連続で座れるようになりました。
(どうしても背中が凝ってしまって伸びがしたくなります)
この時期から術前とほぼ変わらない感じで友人と遊べるようになりました。
また、この時期に手術後のむくみが全部取れたように思います。
(というのも自分の誕生日があり爆食してたけどまたったく太らなかった、むしろ顔もお腹もすっきりしたのです✨)
術後4ヶ月まで(2020.11~12月中旬)
ほぼ術前と変わらない生活に戻ってきます。
体制もほぼ不自由なく変えられるようになり、大学の友人との集まりにも積極的にいくようになりました。
術後5ヶ月まで(2020.12~2021.1月中旬)
術後初のディズニーに行きました!絶叫系は元々は乗れますが、この時はまだ術後半年経っておらずジェットコースターなどの乗り物の許可が降りなかったので、ひたすら食べて喋って、たまーに乗るだけ系の乗り物に乗るって感じでした!(それでも一緒に行ってくれた友達ありがとう泣)
術後6ヶ月まで(2021.1~2021.2月中旬)
ほぼこれまでと変わらずに、友人と遊んで大学生活を謳歌していました。
この頃には本当にアクティブで下の写真のような変な体制もできるほどまで回復してました。(この時はテンションが上がって飛び跳ねたりしていました😂)
術後7ヶ月以降
術後半年がすぎたということで運動解禁!
友人と卓球やバドミントン、バレーボールなどをしに行きました🏸
久々の運動ということもあり、動きに慣れなくてぎこちない感じでしたが、特にできない動き等はなくみんなと変わらず楽しめることができました。
また、ディズニーにもリベンジし乗り物も乗れるようになりました!
(レイジングスピリッツ等もガンガン乗ります。)
丁度術後7ヶ月くらいの時に三島スカイウォークで宙吊りになったりもしました。笑
以下参照
術後半年が経ってからは、本当に自分が半年前あの凄まじい手術を受けたのかと思うほど元通りの生活に戻っていました。
終わりに
以上が私の術後半年間の生活の様子でした。
どうでしたか?
思ったよりすぐに普通の生活に戻れますよね。
他の人同じように、旅行に行って、ドライブに行って…と十分楽しめるまで回復しますし、そのスピードも決して遅くないかと思います。
もちろん、自分の中で外出が不安だったりは沢山ありました。
しかし、親や周りの友人たちのサポートもあって他の人と代わりない学生生活がおくれていると思います。
ただ、これだけ遊んでいて私ですがやっぱり今でも自分の背骨の安全を第一に考えています。
例えば、大学生の冬!と言ったらスノボーやスキーで、サークルでもスキー合宿なんかが行われて友人たちが軒並み楽しむ中、運動制限解除後も私はやっていません。
その理由は、万が一怪我をした時他の人よりダメージが大きい、背骨にダメージがいくことが私の想像の範囲内で自明だからです。
(医学的にはわかりませんが、想像の範囲内で私は危ないなと思ったのでやっていないです。)
側弯症手術後もできることは沢山あります。
できないことの方が断然少ないです。
ですが、私のスノボーの例のように、皆さん自身の身体と心と相談して楽しめる限りのことを楽しんでみてください!