Jリーグ秋春制って結局なにを議論してるの?
■ はじめに
I Love Jリーグ。平岡です。
夏ですね。
東京って暑すぎます。
生まれも育ちも北の大地な道産子なもんで、そろそろ大通公園のビアガが始まるなあなんて考えたりするものです。
爽やかな夏空の下ビール飲みたいすね。
さてそんな訳で私はコンサドーレサポーターでございます。
そしてスマートチェックアウトがスポンサーを務めるモンテディオ山形サポでもございます。
どちらも北国。ご縁を感じますね。
■ 渦中のJリーグ秋春制について
さて、本題に入りますが、
Jリーグシーズン移行についての議論が白熱していることはご存知でしょうか。
秋春制って言われているヤツですね。
そもそも秋春制とはなんぞやって話なんですが、簡単にまとめるとこうです。
■秋春制とは(簡易版)
Jリーグのシーズン始めを8月か9月にして、シーズン終わりを5月か6月にしようぜ。
(現在は2.3月始め11.12月終わり)
どうやらヨーロッパそうしてるっぽいし足並み揃えた方が選手の調整も楽になるから、
結局日本サッカーのメリットになるんじゃね?
とまあこんな感じです。
秋に初めて春に終わるから秋春制ですね。
ならすぐ移行したったらええやんか。って思うんですが一筋縄ではいかないようで。
■ここが怖いよ秋春制
いくつか出ている反対意見としては
・雪による影響が大きく、雪国クラブに対しての公平性に差が生まれる
・過密日程になる
・新卒選手の入団時期がシーズン途中になる
などが挙げられます。
細かい懸念点を考え出すと枚挙に暇がありませんが、大きい部分だとこんなとこかと。
■雪問題をどう解決するか
結論、わかりません・・・。
ほんとすみません・・・。
ただ、雪問題と大きく括っていてもよくわからないので、
それぞれのポイントに焦点を当てて考えてみたいと思います。
■ピッチ問題
雪の影響を1番に受けるのは競技者ですね。
芝生だって雪でやられてしまえば十分な環境でサッカーすることは難しい。
少し込み入った話になりますが、日本の芝生と欧州の芝生ってそもそも種類が違うんです。
・日本は冬を越せない暖地型
・欧州は灼熱に耐えられない寒地型
となっており、それぞれの特性があります。
「じゃあ冬の競技は無理じゃ無いか!」
って感じなんですが、そこはうまいことやってまして、
・暖地型の芝の上に寒地型の芝を植えて、寒い時期が過ぎたら上だけ枯らす
・地下に水の通ったパイプを埋め込み温度調節する
なんて工夫がされているピッチもあるんです。
お正月にテレビでサッカーやってるのもそんな工夫あってこそですね。
予算が許す限りこんな対応で芝生問題は早めにどうにか出来そう。
■交通手段問題
これが一番難しいんじゃ無いでしょうか。
本気で整備しようとすると、時間もお金も果てしなくかかってしまいます。
電車が止まってしまえば動かしようがありませんし、
サッカーを知らない人からすれば、秋春制にするためだけに右往左往する問題でも無いですよね。
ちょっと次行きます。
■冬季の雪国クラブへのハンデが大きい
総括するとここに行き着くんですが、個人的にはそんなに深く考えてません。
今現在ですらキャンプ時期〜シーズン開始1ヶ月くらいは雪国クラブはホーム活動が難しいといった洗礼を受けているのに加え、
冬のピーク期にはウィンターブレイクなる中断期間を設けることで緩和できます。
(となると過密日程問題が絡んできますがここでは一旦置いといて。)
■まとめ
ん?急にまとめるのか?
そうです。まとめます。まとまってないけども。
今回、秋春制とはどんなものなのかをざっくり紹介してみましたが、
書けば書くほど「どうするべきかなあ」となっています。
ただ、お伝えしたかったこととしては、
「俺たち雪国が不利だろー!秋春制やめろー!」
で思考を止めることはしたくなかったんですね。
だってコンサもモンテも冬場強くありたいじゃ無いですか。
もうちょっと大きい話をすると、インフラ整備や積雪対策に関してもJリーグ云々を抜きにして、解決したら嬉しい問題なことは明白です。
その点を考えていく点については意味のある議論ですし、解決が実現した場合のきっかけがJリーグというのも嬉しい事かなと。
つらつらと纏まりのない文を並べましたが、そんな高揚感や熱量が伝わって、少しでも違う視点でこの議論について考えるきっかけになれば幸いです。
プロフィール
名前:平岡 樹(ヒラオカ タツキ)
入社:4年目
所属部署:役員担当アシスタント部
担当業務:役員アシスタント
特技:子守
趣味:子守
一言:コンサの失点数なんとかしたい。