Small Circle of Friends presents 『detective TAKEI FUMIRA / music & his story』トラックを作るということの手段。
タケイくんに少しづつ近くにつれ、自分たちでも当時では考えもしなかったなんという、あれやこれやがぼんやりとではなく、あんがい「きっぱりと」浮かんできています...。
「Beat」というくくりで「インストルメンタルシリーズを制作するプロジェクト」と認識されることになるSTUDIO75シリーズ。1st『HAND』と2nd『BRAIN』の間に「タケイフミラ.」が存在していたということを、ちょっとした自分たちでも興味深いトピックなリリースの並びだったんだと、遡りつつ「その時の自分たち」を今思い出す...。
まあ四の五の言わず、探偵さんのお話に進めばいいのだけど、制作過程、制作した自分たちが時系列でもって考えると「何を、どう、考えて作ったんだろう?」と人ごとのように面白い。
「できちゃったもん仕方がない」も当然クリエートする人にはあることだろうけど、『TAKEI FUMIRA.』に限っては日頃のルーティンワークとは違う「作ろう」と思い立ち、そしてやおら制作を始めたのでした。
そういう心模様や心境は、歌詞や、音の成り立ち、beatにもひだの中に潜み出てくるものだね。
2007年の流れる毎日は、STUDIO75「BRAIN」と「タケイフミラ.」が同居することなく「並走して進む製作」だったことを改めて認識。面白い面白い。
機材のことをとってもdawは共通してLogic、サンプラーが『HAND』では「mpc2000xl」。『タケイフミラ』から「mpc2500」。そして『HAND』で「Juno-106」を多用していたけれど、その後壊れたので『タケイフミラ』では使っていません。そうそう『BRAIN』リリース後に「αJuno」を買ったんだ。だけど、シンセサイザー 「SH101」はどの作品でも多用してる...。
思い出し書いていくと、機材はもちろん音を製作するための楽器だけれど、重要なようで重要で無し、だけど必要無いようで、とっても必要なアイテムだね。なんでもいいようで、なんでもよく無い。それは今でも変わらないけれど...。
無理なく、目指す何かにたどり着く手段なのです。
つらつらと書いているけれど、面白いか?面白く無いかはわからないから、(大丈夫かな?おもしろい??)こんな調子で未だ進むnoteノート。
前回、前々回とSTUDIO75の音を置いていたので『タケイフミラ.』の音をsoundcloudで置きます。少し、トラックとして聴き比べても面白いかも?
ではまた。