no10 : Small Circle of Friends presents 『detective TAKEI FUMIRA / music & his story』 デザインとしてのタケイフミラ.。
「タケイフミラ.」最後にドットをつけるのです。タケイくんは「モー娘。」世代(あれ、モー娘。は丸だった)。
ここnoteを始めたことで、アルバム作ることになった12年前を思い返し反芻する連載になってる。それは「タケイフミラ.」を通して、自分たちの制作も掘り起こす思いもよらないコトになったね。良かったか悪かったかはわからないけれど、自分たちが面白がってる。
でそういえば、前回書いたSmall Circle of Friendsの3rdアルバム「Circle」とマキシシングル「Loop Song」そして「Boy's Wonder」だけグラフィックデザイナーが違います。この3枚だけ違う。わかるかなぁ?
レコード会社を「KItty」に移籍し、「最初のプロジェクト」という事と、一度インディを挟んで、再度メジャーで出すということで「Small Circle of Friendsのイメージを変えて見てみたい」というレコード会社の意向を、「そんなことも面白いのかも?」と受けて見た格好だったんだけど。
結果今となってはその『3枚』だけを外せば、デビュー1枚目から、最新CDは「櫻田浩幸」という福岡時代からの親友グラフィックデザイナー(もうグラフィックデザイナーというスモサの位置でなく、イメージディレクターの方がしっくりくるかな?)そしてアズマとサツキで作っています。Small Circle of Friends以外の、STUDIO75名義から、アナログ、ベスト盤、mix版、などとにかく全作品を。
私たちの音楽を司るデザインはこれから先変わることなく(どちらかがやめない限り)櫻田が作り続けることになるのです。シンプル且つ、イカしてる。そんな面倒な二人のイメージは、言葉だけでは伝わらない言語を彼だけは理解できる。
アルバム『detective TAKEI FUMIRA / music & his story』ももちろん櫻田デザイン。イラストレーションは、画家「宮永リサ」。リサも長いスモサとの付き合いです。Small Circle of Friendsのアナログに必ずついていた冊子(冊子というにはペラ1だったけど、インタビューしたりと面白い作りになっていたと思うよ。)の表紙もずっと彼女でした。
「タケイフミラ.」を『具現化』し、目に見える彼を作ったのも宮永リサです。多彩な登場人物はもとより、私たちが考えたキャラクターを目に見える形に生み出す。そんな登場人物が、次回の2ndではどうなってどう変わるか...。そんなことも見どころ、聴きどころです。
次回から少しづつ登場人物にも触れていくかな?先ずは前作のおさらいから致します。タレントが揃っています。
ブラックホールの写真が出ていました。すごいタイミングだ。もちろんそんな宇宙の素晴らしいニュースを見ながら「タケイフミラ.」が頭よぎる。ブラックホールとは、と調べると『極めて高密度かつ大質量で、強い重力のために物質だけでなく光さえ「脱出」することのできない天体』と出て来ます。
タケイくん、「時空反転装置」それじゃ無理っぽいよー。『脱出しろソルジャー!!』
「えっ、何?なに??」(もうスモサの二人やり放題だぜ...)
ではまた。
detective TAKEI FUMIRA