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インフルで年末年始が台無し

29日から、なーんもない年末年始を過ごしている。表題の通り、楽しみだった忘年会も新年会も親戚会も会いたかった友人が帰省しているからと取り付けた約束もすべてパアだ。義両親がご近所にいるので食べ物を届けていただいたり、家族が無事だったので被害が最小限だったのは不幸中の幸いではあるが。

SNSを覗くとみんな充実しているし、なんなら我が家は旦那が出不精なのであたしが連れ出さないと子どもたちの冬休み日記すら進まないので早く治すしかないのだが、体調が戻ってきてからはInstaシュッシュするのではなく本に切り替えたのでその感想やメモなどを書いていこうと思う。

の前に、

発熱2日目の12月30日、38度代でふらふらしながらに休日診療に行った話をメモ。

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区役所内にある休日診療はもう「市販薬じゃどうにもならないほど苦しいです」の人々で溢れていて、そこここで「コロナです」「インフルですので」と危険な香りしかしないのでマスクも二重にしてなるべく人との距離をとって滞在してきたわけだが、あと一歩、薬局で薬をもらう段階で待っていたら(お渡し口のそばでぐったりしていたら)、60代後半とおぼしき女性が薬剤師の方になんか食い下がっている。(ちなみに薬局、すごい混んでいる)

「インフルの場合、年末年始の食事の用意はしない方がいいですよね?」と違う聞き方で5回くらい食い下がって聞いており、薬剤師の方もそんなお墨付きの与え方はなんとなく問題があるようでなかなか明言しない。30日だし、ここからおせちの準備で忙しくなる(&やりたくなさそう)その女性は「インフルだからおせちの準備とかもしないほうがいいって薬剤師さんが言っていた」とどうしても家族に言いたいらしく、お墨付きをもらいたくてしょうがない。2分くらいかかっている。

「……すごい、必死笑。作らなきゃいいのに」

と、辛すぎる頭で一瞬笑ってしまったのだが、年末に体調的にも辛くて休みたいのにもしかしてこの女性は休めないのかもしれない、と想像してみたり。

以前、利用している区の体験農園にて横の区画の60代の女性に旦那の愚痴(頼んだ家事を希望の時間までにやってくれないので、その後の家事の予定が狂うんですよねー、帰っても野菜をすぐに洗えないとか。とか)を言ったことがあるのだが、その方は「旦那がお皿を結婚依頼一度も下げないのよ。一度もよ。もちろんテーブルも拭かないし」とおっしゃっており、その時は「ええ!!この時代にですか!!」とのけぞったのだが、その方の表情がピクリともしないので、「もう長年連れ添っているとその関係性を変えるのって難しいんですかね。あたしの愚痴なんてまだまだです」と締めくくったのだった。そんなご家庭もまだまだ多いのかもしれない。

あたしは都内在住で40代だが、例えば地方だったり時代だったりで「女性が家事やって当たり前」が多数派を占めるコミュニティにおいては、薬剤師さんのお墨付きでも貰わないと「今年はもう、お母さんおせち作れません!みんなで適当にやってね!」が簡単に言えないのかもな。

そう思うと、くだんの60代さんが2分食い下がっていた理由もうなづける。て、あくまであたしの想像ではあるが。そういう方もまだまだいるのかな、というメモ。

結局、本の話まで辿り着かなかったが、気長にいく。

今日はは小六の息子のチャレンジが溜まりに溜まっているのでそれの消化を監督するのにいそがしく。ようやく10月号が終わりそうだ。頑張れ息子。

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