マガジンのカバー画像

もう一度読みたいnote

60
運営しているクリエイター

#出版

本はどうやったら売れるのか? 出版営業が語る「100万部のつくり方」

本はどうやったら売れるのか? 出版営業が語る「100万部のつくり方」

出版社の花形といえば編集。

でも、出版社には「営業」という仕事があります。
そして、有名な編集者ほど、転職する際には「その出版社に良い営業がいるかどうか」を基準にするという話も聞きます。そんな出版営業の役割とは?

今回は100万部突破のベストセラー『人は話し方が9割』を生んだ、「すばる舎」の営業部・副部長、原口大輔さんと「ライツ社」の代表取締役・営業責任者、高野の対談の模様をお伝えします。場所

もっとみる
3冊同時に出版することの効用:Amazon ランキング第2位***

3冊同時に出版することの効用:Amazon ランキング第2位***

さてさて、出版業界の鉄則を破って、なぜ3冊同時に出版すると、よいことがあるのか、主観のみの方法をご紹介します。

以下の3冊を今月出版。

読み放題サブスクされてる方は無料。

 

本題。なぜ3冊まとめて出版するといいのか。

1 クリエイティブテンションが上がる

クリエイティブテンションとはMIT(マサチューセッツ工科大学)のセンゲ教授が提唱した概念。ビジョン(自分がありたい姿)と現状とのギ

もっとみる
「差別化」という言葉を聞いたら疑え

「差別化」という言葉を聞いたら疑え

 本の企画会議や打ち合わせで「類書は何ですか?」と聞かれることがある。

 類書。ようは「この企画に似ている本はあるのか?」「前例はあるのか?」ということだ。おそらく、企画の良し悪しやおもしろさが自分の感覚ではわからない人が「担保として」聞いているのだろう。似たような本が売れているなら安心だし、そうでないならリスクがある、ということなのだろうか。

 ぼくの知っているヒットメーカーの編集者は類書を

もっとみる