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10,000時間、僕はやったのかな?

皆さん、お久しぶりです!
スポーツコーチングJapan(以下、SCJ)広報担当のSです。
今日は第2土曜日ですので、お約束の!?note更新をしたいと思います!
10000時間の法則って…皆さん、ご存知ですか?


10000時間の法則とは

インターネットで「10,000時間の法則」と検索すると、たくさんの記事が見つかります。
その中で、最もわかりやすかったのはこちらでしたね…
超簡単にまとめると、リンクの記事の一番最初に書かれていますが、
「一流になるには10,000時間かかる」
「プロになるには10,000時間以上練習しないといけない」
と言われているということです。
ちなみに、僕は小学校4年生(10歳)からラグビーを初めて、37歳で引退をしました。
通算で、現役は27年間です。
一週間で練習が4回あったとして、
一回の練習が2時間だとすると、
一週間で8時間です。
だから、一日平均は1時間なので…
27年×365日×1時間=9,855時間
になります。
オフがあったりするから、実際にはもっと少ないので…
だから、僕は一流にはなることができなかったのか、、

実際の話、どうなんだろう?

では、実際に一流の方々はどうなんでしょうか?
手計算で失礼ですが、ラグビー日本代表が6月に実施した宮崎合宿に参加したメンバーがいつからラグビーを始めたかを調べてみました。
もちろんですが、本人から聞き取りをした訳ではありませんので、少々、誤差があってもご容赦ください。。
幼児(6歳以下)16人
小学生(7歳〜12歳)14人
中学生(13歳〜15歳)6人
高校生(16歳〜18歳)4人
このような結果になりました。
小学生だったり、その前から始めた選手が約3分の2という結果になりました。
実際に10,000時間のトレーニングをしたかどうかは分かりませんが、早い段階から競技を始めていたことが分かります。

「早期競技特化」は🙆‍♂️?🙅‍♂️?

このデータからすると、早い段階で特定の競技に関わった方が、その競技で良い結果を手に入れられそうに感じます。
(ここでは「良い結果」は何を持って「良い結果」というのかという定義についてはツッコミなしでお願いします!!)
しかしながら、その競技を始めていただけであって、もしかしたら、ほかの競技も同時進行でやっていた可能性もあります。
その競技だけに特化せずに、たくさんの競技に触れていたかもしれないのです。
では、早い段階から特定の競技だけに専門化して参加することは、どうなのでしょうか?
良いことなのでしょうか、それとも、避けるべきことなのでしょうか。
早い段階から特化した方が、10,000時間には早く手が届きそうな感じがします。
しかし、そのことでデメリットもありそうです。
例えば、
・ずっと同じ動きばかり繰り返すので、怪我や故障のリスクを高めそう
・ずっと同じ競技だと、心理的な燃え尽きリスクを高めそう
・ずっと同じプレーをするので、神経筋のスキルが発達しなそう
今思い付いたのは、こんな感じです。
もちろんメリットもありそうですが、皆さんはどんなことが思い付きますか??

他競技から学ぶ

僕個人としては、他競技からの学びは大きいし、多いと思います。
諸説ありますが、近年のラグビーでキッキングスキルに長けている選手は、サッカー競技出身者が多いと聞いてことがあります。
レスリング出身者はタックルが強くて上手いし、柔道出身者はなかなか倒れないし、水泳出身者は上半身が大きくて関節の可動域が広いような気がします。
(あくまでも、僕の知る範囲での傾向です)
小学生の陸上競技クラブにラグラグビーのコーチとして入っていますが、地面を捉えるスキルや地面から反発力をもらうスキルは、ラグビー経験者にはできないくらいのレベルです。
要するに、その競技にはその競技から得られるものがあるので、たくさんの競技から得たスキルを併せ持った方がひとりのアスリートとしては可能性が広がると思うのですが、、

まとめ

今回のnoteは、いつかの日曜日の定例MTGのときに出た話をふと思い出しての内容でした。
もしかしたら、このことに正解はないのかもしれません。
とはいえ、練習量はある程度必要なんだから、もうすでに正解は出ているのかもしれません。
自分は早期競技特化した人間だったから、ほかの競技をしてみたかったという憧れがあるのかもしれませんしね。
要するに、今日も僕の頭と胸の中のモヤモヤを吐き出しただけのnoteだったということです、、笑

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