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「主体性と自主性」は不要!?
皆さん、こんにちは!
2週連続の更新です!
今日の更新は、どうしても日曜日の定例MTGで出た話を皆さんにお伝えしたくて…です!!
最近は、主体性や自主性を重んじる傾向がありますよね。
スポーツ界隈だけでしょうか?
それとも、世間一般的にでしょうか??
僕も以前、関連するような内容のnoteに書いた記憶があります。
そんな流れに、一石を投じたSCJメンバーがいたんです、、
最近は自主性や主体性が重要と言われているが、競技のレベルが上がれば上がるほど必要ではないかもしれない。
そのようなチームでは、戦術が整備されているので、その遂行力と理解力の方が重要視されている。
だから、子どもの頃から鍛えるべき能力は、
・人の話を聞くこと
・それを理解すること
ここが重要なのではないか
あくまでも僕の記憶ベースなので、聞き間違いや言葉の置き換えはあるかもしれませんが、大枠でこのような内容だったのは確かです。
「戦術が整備されている」ということについては同感ですね。
最近のスポーツ界隈では、それを遂行できるかどうか、その上でどれだけ精度高くできるかどうかが問われていると思います。
システムが…とか、ストラクチャーが…とか、よく聞きますよね。
結局、その中には選手自身が自ら判断することはできる余白はあまりないと思われます。
監督やヘッドコーチが描いた脚本をどのように演じ切るのか、それが問われるのだと思います。
ことスポーツに関して、僕はこれに違和感を感じていました。
何なら、ちょっと反抗してました。
「戦術ばっかりじゃ、つまらないじゃないか!!」
自己決定理論とか、プレーヤーズセンタードとか、そういった理屈を知っていたこともあるかのと思います。
選手自身で決めたことの方がモチベーション高く取り組めるだろうし、コーチは選手やりたいことを引き出して寄り添うべきだと思っていました。
でも、組織として考えたとき、僕は30年近くも自分の役割を精度高く遂行することに注力していました。
それは、職場です。
職場では、自分に与えられた役割をどれだけ精度高くできるのか、どれだけ速くできるのか、そのことに集中していました。
ひとつのコマとして、自分の役割を演じ切っていました。
これって組織論の話だと思うんですよね。
組織内での役割分担と言い換えた方がいいのでしょうか?
スポーツのチームも組織のひとつですから、組織としての効率化されたルールを採用することになんら違和感がありませんよね。
最終的には、バランスなんだと思います。
背景や文脈、いろんな事情を勘案した上で、自主性や主体性に重心を置くときともあるし、決め事の遂行に重心を置くこともある。
だから、どちらかが必ず正しくて、どちらかが必ず悪いという訳ではないんだと思います。
何だか、当たり障りのないところに着地した感もありますが、昨今の自主性や主体性を重んじる傾向に対して、一石を投じてくれた時間でした。
そのほかにも、このことに関係のある話が出ました。
最近の某競技のヘッドコーチと主力選手とのバチバチにも触れることになりました。
話の広がりがすごかったし、深みもありました。ホント、面白い話でしたね…笑
ちなみに、この話を経てからは、グラウンドでの仕事に取り組むモチベーションが改められました。
自分が楽しいとか、自分のしたい仕事は何かとか、そういったことは横に置いておいて、とにかく自分の役割を果たそうという気持ちが強くなりました。
勉強にもなったし、自分の意識改革にもなったし、いい時間でしたね〜。
SCJメンバーに感謝です!!