ほとんどの方が知らない!トリートメントの正しい知識とは?
髪の傷み・ダメージヘアにはトリートメントが有効、、、?
髪の毛がまとまらない!なんとかならないかな、、、
元々の髪質が悪いから?
カラーやパーマ、縮毛矯正が原因?
普段の髪のお手入れが悪い?
ダメージした髪にはトリートメントが必要と言われ、美容室に通うたびに美容師さんは色々なトリートメントコースをしてくれるけど・・・
家庭で使うホームケア商品もこだわって、美容室で売ってる高級サロンシャンプーとかトリートメントや髪に良いと言われるモノならなんでも 惜しまず使ってるのに、、、
美容室で 毎回トリートメントコースしてもサロン専売の高級ヘアケア商品でホームケアしても、、、
髪の毛の傷みなんて、まったく治ってない!
なんでなの???
あなたが毎日行なっているそのヘアケア方法、本当に正しいのでしょうか??
”本当に正しいヘアケアの考え方”
その1、髪の事を正しく理解する。
☆☆☆髪は死滅細胞でできている ☆☆☆
髪の毛自体は、死んでる細胞です(死滅細胞)血液も通っていないので、自己修復も髪は出来ません。
なにかしらの栄養が入って(トリートメントなどの)髪の毛のダメージが治る事はないのです。
血管も神経もなく 酸素の供給もないので自己修復や再生などの能力はなく、栄養成分の消化吸収もしないし呼吸もしない、死んでいる細胞です。
何かの栄養成分や画期的な修復成分を髪に与えたからといって、髪の毛の傷みが治ることは絶対にありません。
☆☆☆髪は減点法で傷んでいく ☆☆☆
髪の毛が傷む原因は様々。
パーマやヘアカラーなどの薬品やドライヤーやアイロンなどの熱などなんらかのマイナス要因で傷んでいきます。
生えてきたばかりの髪の毛を100点満点とすると、美容院でパーマやヘアカラーをするとー10点。縮毛矯正やブリーチは30~40点はマイナス!
特に明るくするヘアカラーなら -15点、強いパーマなら -15点 程度は減点されるかもしれません。
そして何回もパーマやヘアカラーをすることにより、、、何回も施術した毛先部分がもう残り10点ぐらいにまで減点されてしまうと、バッサバッサでどうにもならなくなるのは当然ではないでしょうか。
しかも、髪の減点は美容室の中だけではなく、ホームケアのやり方でもどんどん進行してしまいます。サロンでのダメージにプラスして、ホームケアでもマイナスされていくとしたら、、、
しかも毎日どんどん減点が増える!
”ホームケアで注意したい髪の減点”
シャンプーでも -0.05、ドライヤーを使ったブローで -0.1、ストレートアイロンやコテでも -0.3、ぐらいのマイナスがあってもおかしくはありません!(やり方次第ですが)
家で出来ることといえば、最近のホームカラーの泡カラーなんかは特にひどいです。あれもブリーチ剤が入ってるので-15ぐらいはダメージを受けます。
さらに泡で毎回毎回、全体に染めてしまうので5~7回染めたら毛先の方は減点がひどくなってしまいます。
最近サロン専売品(技術者専用)を自宅で使っている人もたまにいますが、
プロ専用薬剤(トリートメントも含めて)は素人の方が使っていいことは あまりありません!!プロ用なので!
大体の方が用法用量を守れず、使い過ぎて逆効果になっている事が多いと思います。
トリートメントはやればやるほどいいと思っている方。。。
トリートメントなんてやりすぎたら、ベッタベタの皮膜髪になりいくらドライヤーしても乾かなくなったり、髪のダメージが余計に進行する原因になってしまう可能性アリ!
ホームカラーも注意です!週一で染めてるなんて方もたまにいますが、そういう方は髪の毛は、、、言うまでもありません。
そういえはこの前ストレートを自分でやってみたという方がいらっしゃいましたが、、、「髪がゴムのように伸びてビビった」って言ってましたけど、、、笑
素人の方は絶対にプロ用の薬品は使用禁止です!!
”市販されているホームカラーなどは注意が必要”
薬剤を伴うアイテムは、自宅で使うものには特に注意が必要です。ホームカラーなんて染まらないくせにダメージが大きい!という物が非常に多くお勧めできません。
白髪やプリンが気になるのもわかりますが、根元が染まっていても、髪全体がバッサバッサに傷んでいれば逆に汚く見えてしまいます。全体が染まっていても、全体に傷んでる髪は綺麗に見えません!
ホームケアの方法やホームカラーなどで、髪の毛は常にマイナス要因でダメージしていきます。
そして悲しい現実として、今お使いの洗い流さないトリートメントでも、通販で手に入れた魔法の修復剤でも点数がプラスされる事は、今のところ 絶対にありません。
何をしようと髪は減点されていくし、どんなトリートメントをしても
一度傷んだ髪が治ることは絶対にありません。
”髪がまとまらないのは今お使いのヘアケアアイテム(トリートメント)のせいかもしれない”
でも洗い流さないトリートメントをすると手触りもいいし、髪が治っている感覚があるような気がする?
それには恐い錯覚があるんです。。。
サロントリートメントでもホームケアのヘアパックでも洗い流さないトリートメントでも、トリートメントしたら 治っているような錯覚がありませんか?
でもこれって本当に治っているの??
赤い線が 髪の毛のダメージレベルです。図でいうと 上のほうが ダメージが少なくて下にいくほどダメージ大。
ヘアカラーやパーマ、縮毛矯正は確実に髪の毛をダメージさせてます。上の図だと カラーして髪が傷んでその上にパーマをかけた また髪の毛が傷んでそしてカラー、、、。
そこにトリートメントすると、、、?
ほとんどの方がこのように解釈していると思います。
カラーやパーマして 髪の毛が傷んでもトリートメントとかしたら ダメージ治って良くなる!!
そして また パーマやカラーをして傷んだとしてもトリートメントすると良くなっている気がする!
でも、一度傷んだ髪の毛はトリートメントをしても治ることはなく、そのときの一時的な手触りや見た目は良くなるだけで、根本的な髪の傷みは何も変わっていないんです。
手触りやツヤが良くなるのはせいぜい2週間程度。しかもその質感はうわべのファンデーションのおかげってだけで、髪の毛は確実に ダメージを蓄積していきます。
髪は実際にはこう
↓
パーマや縮毛矯正、ヘアカラーなどをして傷ませないように同時にトリートメントをしても、あくまでそのときの手触りやツヤでダメージしてないように見えるだけで、実際の髪の毛のダメージは目に見えない水面下で進行しています。
トリートメントしても プラスにはなりません。しかもパーマやヘアカラー直後にトリートメントをしてしまうと、髪の内側に薬剤を残留させてしまいダメージが増える場合も考えられます。
あなたの髪の毛をダメージさせるトリートメントランキングベスト3!
パーマやヘアカラーで髪が傷むからトリートメントで保護をしたほうが良いというのはいつも言われていることですが、
これは正確な表現ではありません。
正しくは、『トリートメントをすると、一次的に髪をキレイに見せる事ができる(少々のダメージと引き換えに)』です。
ヘアトリートメントして髪が良くなった感じは表面的な上部に過ぎません。
美容室によって違うヘアケアの説明一体何が正しくてどう違うのか?
そこには美容室によって方針の違いがあるのが理由です。
☆☆☆間違っている可能性が高い美容室の例☆☆☆
◎当店では化粧品登録のノンアルカリの薬で水の力を利用してパーマをしますのでダメージがありません!
◎髪質改善ヘアエ○テなら髪の栄養成分を浸透させながらヘアカラーやパーマをしていくのでダメージをさせることがありません。
こんなありがちな美容室の広告。
美容室でヘアカラーやパーマをしたときに美容師さんが
「今日は〇〇したので 髪の傷みを防ぐためヘアトリートメントしておきましょう!」
などと言われる場合が多いと思います。
この前いらっしゃった方も前回行った美容室で
「当店のイルミナカラーというカラー剤は髪を傷めません!やればやるほど髪のダメージが良くなっていきます」と説明を受けたそうですが、、、
もちろんそんな訳が無いのはいうまでもありません。
これらは全くのデタラメなおとぎ話にすぎません。
”どんなトリートメントを使用したとしても、ダメージが『0』になることはない”
残念ながらヘアトリートメントにパーマやヘアカラーのダメージを防ぐ効果も、ダメージを治す効果もまったくありません。
いかにも科学者みたいな顔して偉そうに毛髪理論を語ろうが・・・ノーベル賞受賞の成分が入っていようがバックに大学教授がついていようが・・・いかにも髪のダメージに有効と紛らわしい広告をのせようが・・・
ダメージレスのパーマもヘアカラーは存在しません。髪のダメージを修復するトリートメントも存在しません。これがまぎれもない真実です。
☆☆☆ヘアダメージ減少させる方法☆☆☆
ヘアカラーやパーマをしてダメージするのは納得してるはず。
ですが、そのダメージを少なくするにはサロントリートメントをしたり、ホームケアを厳選してたイイモノを使う事で髪の毛の傷みは減少すると思ってた・・・
でもそれは全て大きな間違いで、その間違った情報が髪の傷みをより悪化させてしまいます。
栄養成分を補えば髪の傷みが治るということはありません。髪は生きていません。何かをすればするほど傷んでいくだけです。
どんなタンパク質を補おうとか、何かを浸透させたりする足し算の考えは意味がないのです。
ヘアダメージ・髪の傷みを減少させる方法はそもそもの髪に与えるダメージを少なくするしかないと言えます。
つまり、余分な物をなくしていく事。それがダメージする物(アイテム)や施術をマイナスしていく『引き算のヘアケア』が必要です。
次回から、自宅でもできる『本当に正しいホームケア方法』をお伝えしていきます。
シリーズで詳しく解説していきます!お楽しみに☆