毎日出来る美髪ケア☆『美髪になる本当に正しいシャンプー方法 その①』
毛髪は一度痛むと治る事はありません。
しかし、様々なヘアケア商品が唱える宣伝文句により、
『髪がサラサラに修復される』
『どんなに傷んでもトリートメントすれば大丈夫』
『高くて人気が高いシャンプーを使えば髪に良さそう』
という間違ったイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか。今回は、そんな間違った情報や思い込みの呪縛から皆さんを解放します!
”毎日のヘアケアだから見直したい大切なポイント。”
それは毎日使うシャンプー。健康的な美髪になるためには、基本のシャンプーが何よりも大切です。
そこで、正しいシャンプーの選び方や方法をチェック!
何をすることが大切なのかをしっかりと理解して、毎日のヘアケアを見直してみましょう。
正しい洗髪についての知識が間違っている方が非常に多いように感じます。認識の違いや考え方のズレが多数あることによって、そもそものヘアケア方法が真逆になってしまっている方も意外と多かったりして、、、。
今回の内容は↓
次回は↓
『基本1:シャンプー = 頭皮を洗うではない。』
正しい洗髪についての知識が間違っている方が非常に多いように感じます。
認識の違いや考え方のズレが多数あることによってそもそものヘアケア方法が真逆であることもしばしば、、、。
間違いが多いのが「シャンプーは一体何を洗う為にあるのもなのか」という点。
美容室で『シャンプーは頭皮を洗う物ですよ!』と教わった方も多いはず。
「シャンプー剤で髪を洗おうとすると、それだけで髪のダメージにつながるんです。」
「シャンプーは頭皮の洗浄が目的で、頭皮に溜まった老廃物や皮脂の汚れを落としてあげるためなんです。」
よくある美容室のお決まりトークです。
では、髪と頭皮どっちが汚れやすいのでしょうか。
頭皮はそもそも髪に守られていて、外気にはさらされにくい部分でありホコリや空気中の不純物などは頭皮よりも真っ先に髪に付いていくはずです。
ではまず、髪に付いていく汚れの正体はなんでしょうか。髪に付いている汚れの代表的なものが”トリートメント”です。
シャンプーの直後、ドライヤー前、乾かした後、3回にわたってトリートメントをお使いになっている方も多いのではないでしょうか?
そこにスタイリング剤をお使いの方はさらに上から上塗りしている、ということになります。
トリートメント剤は油分を含んでいる為、何も付いていない髪の状態と比べると空気中のホコリを吸着しやすい状態になってしまいます。そこにスタイリング剤がつけばさらにベタつきが増していき、、、、
さらにホコリや塵を吸着する、もはや『集塵機』です。
では頭皮の汚れはどうでしょうか。代表的は汚れは「皮脂」以外にはなく、
そもそも汚れがつきにくい部分です。(髪に守られている為)
そして「皮脂」は正確にいうと汚れではなく、頭皮を乾燥などから守る為にでている天然の保湿剤です。皮脂を完全に落としてしまうと様々な皮膚トラブルの原因となる可能性もアリ!
なのでしっかり落としすぎると、逆に過剰分泌されてしまうので落とすのはほどほどが良いです。体から出てきた皮脂は天然物なので、お湯でよく流せば8割程度は落とせます。
逆に落ちにくいのは化学成分が多く含まれた、トリートメントやスタイリング剤の方!これらはシャンプーを使用しないと落ちません!!
なので、シャンプーが落とさないといけない汚れがついているのは、
頭皮ではなく、髪の方!!
シャンプーの本来の目的は髪自体の汚れを落とすことにあります。頭皮をシャンプーでゴシゴシ洗う必要は無いですね。
お湯だけで8割は落とせますし、残った汚れもシャンプーの泡で揉むようにマッサージするだけで十分に落ちます。髪の汚れも泡で揉むように優しくなじませるだけで十分です。
頭全体にシャンプーを付けたら、指の腹を使って弧を描くようまんべんなくなじませを行うと、シャンプーはよく泡立ちます。
泡立ったシャンプー剤は髪に付いているだけで汚れを剥がしてくれるので、髪自体を指でこするなどしなくても大丈夫。むしろ両手でこすり合わせるなどの洗い方は、ダメージにつながってしまうので注意が必要です。
髪をリセットする事がシャンプーの大切な目的です。今日使ったトリートメントなどを1日の終わりにしっかりと落とす。
メイクと同じでしっかりと『オフ』して、素の状態である『すっぴん髪』にしてあげると、髪は軽くなり傷みにくい状態になるんです。
やはり目的を知らないままにシャンプーをすると、間違いも起こりやすくなります。
シャンプーで大切なのは「よく洗って汚れを落とす事」と思っている方が多いのでなないでしょうか。
頭皮にトラブルや不満がある方は、「とりあえず毎日しっかり洗って」と考えてしまう場合が非常に多いと感じます。
中には2度洗いする方もいるぐらいです。しかし、シャンプーは『洗う』という行為よりも、むしろ『流す』ということの方が10倍大事なことです。
”シャンプーはしっかりと洗って綺麗にするもの”という考えが最も危険。水分を含んだ髪は外部からの刺激にとても弱いので、頭皮は皮脂を落としすぎてしまうことで乾燥に繋がるばかりか、髪のダメージも進行させてしまう可能性があります。
前の部分でも説明したように、泡立てが完了した時点で『落とすべき汚れ』のほとんどが浮き上がっている状態です。
シャンプーは汚れを浮き上がらせて落としやすくするのが目的で、実際に汚れを落せるのはシャンプーを流している時。
洗う時間よりも流す時間は3倍ぐらいかけてしっかりとシャンプーを落とす事で、髪や頭皮の老廃物・不純物をしっかりと除去する事ができます。
さらに、シャンプーをしっかり入念に落としておく事で、その後のトリートメントの効果も倍増して出やすくなり一石二鳥です。
シャンプーの基本編はここまで!
次回はみなさんの知らないシャンプーの初耳編となります!
お楽しみに!