【6月】2報目|今まで出会った〇〇研究者(Jo)
こんばんは、じょー(@scikaleijo)です。
6月2報目のテーマは「〇〇研究者」。
(すみません、7月になってしまいました・・・。)
私は「推し!研究者」について書きます。
1. 学生時代の恩師
「研究者」と聞くと思い浮かぶのが、学生時代の恩師です。
国内外で認められる素晴らしい研究者で、私にとっては後にも先にもこの人が1番の推しなんだろうと思います。
推しポイント1つ目は純粋な好奇心を持っているところ。
ある日、外部から講演者がいらした時のこと。いつも先生は率先して質問されるのですが、一つ目の質問は、だいたい基礎的な質問なんです。でも、講演者の方の回答を受けた次の質問では、1段階レベルが上がり、何度か質疑応答を繰り返して、気付けばご自身の研究と融合するような深い会話になっていたのが印象的で、なんとも言えない感動を味わったのを覚えています。
また同時に、自分が疑問に思った事は素直に聞いてもいいんだなと思いましたし、質問によって学び、質問の中で話を深めることができるということも学びました。
先生は良くも悪くも感情に素直で、質問する時も目を輝かせてとても楽しそうでした。きっと子どもの気持ちを忘れないで大人になった人なんだろうと思います。
推しポイント2つ目は不思議な感性を持っているところ。
先生は美術が好きで、芸術家な一面がありました。図は基本的に蛍光色かグラデーション。特に真っ青な空をパワーポイントの背景にして、その上に蛍光水色の文字を書くスライドはめちゃめちゃ見づらく、よくラボメンバーで「なぜこのチョイス・・・」と話していました。
一緒に雑談をしていても色んな方向に話が飛ぶのですが、どれも先生の頭の中ではこんな世界が広がっているんだな~と思うものばかりで、研究に対する発想力もこういう人だからこそ持っているのかもしれないと思っていました。
とにもかくにも、人として惹かれる研究者です。
2. 推し!研究者の共通点
最推し!研究者である恩師以外にも好きだな~と思う研究者の方はいらっしゃって、自分の中でなんとなく法則があるように思うので、ここでは共通点をまとめてみようと思います。
その1. 自分の研究分野や専門分野に関する知識が豊富なだけでなく、周辺の知識についても非常に詳しい、または知りたいという気持ちがある
その2. 自分の研究に対する妄想力がある(仮説が溢れている感じ)
その3. 自分の研究に対する熱がある(目線と声で感じ取ることが多い気がします)
1は研究者全般に共通で努力で到達する部分かもしれないですが、2と3に関しては、自然にそうなっている人が多いような気がします。その人の性質とも言えて、「子ども大人」という言葉がぴったりな気がします。
3. 研究者の多様性
前回のサイ会議で私は、自分は研究者には向いていないと思うと言いました。その理由の1つとして、自分が研究に対して熱を持ってないからと話しましたが、それは上記の推し!研究者たちと比べて感じるところであります。
でも実は最近は、それでもいいのかもしれない、とも思っていて、Scikaleidoメンバーが「〇〇研究者」についてそれぞれがそれぞれにポジティブな研究者像をイメージしているように、また私たち3人が違うタイプの研究者であるように、色んな「研究者」の形があるんだと思います。そして色んな「研究者」がいるからこそ、多方面に発展する研究があるのだと思います。
恩師が研究を純粋に楽しんでいるように、私も研究が楽しいですし、その心が、何をするにも一番大事なのかもしれません。
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