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大学生のTOEIC800点対策⑤:テキスト紹介3[P3&4]

 引き続き、私が大学生のために実施しているTOEIC対策のご紹介、今回はテキスト編の第3弾(リスニング、パート3・4用)です。 記事の主な対象は、目標およそ800点レベル、対象としては500点から700点くらいの学生。500点未満 の人は他にも対策が必要で、まずは中高英語の復習から。

★前記事に引き続き、今回も朝日新聞出版の特急シリーズのご紹介

この特急シリーズに共通するオススメポイント3つ【再掲示】
① 高品質:公式問題集と同レベルとは言いませんが、問題数が多く質も上々
 (非公式本で公式問題集と完全に同じレベルは無理)
② 値段が安い(公式問題集や類書よりも断然良いコスパ)
③ 音声が無料+簡単にダウンロード可能(いかに有効利用するかが重要)

前記事「④:テキスト紹介2[P1&2]」

★今回は、パート3・4対策本のご紹介
◆中級レベル(目標800点程度)
❶ TOEIC L&R TEST パート3・4特急 実力養成ドリル(特急シリーズ)

出版社の公式サイトから無料で音声ファイルのダウンロードが可能

❷ TOEIC L&R TEST パート3・4特急II 実践トレーニング(特急シリーズ)

出版社の公式サイトから無料で音声ファイルのダウンロードが可能

◆初心者レベル(目標600点程度)

お試ししてもらうため初心者向けのテキストもご紹介しておきますが、こちらは400点以下の人が主な対象なので、ご注意ください(TOEIC初心者であっても、潜在的に500点以上取れる人には簡単すぎ)。

❸ TOEIC L&R TEST 初心者特急 パート3(特急シリーズ)

出版社の公式サイトから無料で音声ファイルのダウンロードが可能

❹ TOEIC L&R TEST 初心者特急 パート4(特急シリーズ)

出版社の公式サイトから無料で音声ファイルのダウンロードが可能

★使い方(パート1・2と違う点)

① P2はテキスト不要で音声のみでお試し演習が可能でしたが、P3とP4は印刷されている設問と選択肢を読むことが前提なので、テキストを購入しないと演習ができません。お試しには工夫が必要ですので、まずこの点にご注意ください。
② 上記の点を理解した上で、まず購入前に無料音声でお試し演習(各自に合った一冊を選ぶため)。実は設問と選択肢が両方とも音声で聞けるので、テキストなしでも何とか演習が可能です(先読みは無理でも、順番を入れ替えれば先聞きが可能)。
【以下の③④は前記事「④:テキスト紹介2[P1&2]とほぼ同じ】
お試し演習の実施方法:漫然と聞くのではなく、「正解選び」と「○△✖自己判定」。A〜Dから答えを選択し、自己判定(○:自信あり、△:不安、✖:お手上げ、を各自でメモ)。
最適なテキストを購入。自己判定で○や✖が多いものではなく、全体のバランスを考えて自分に一番良く合ったものを選びましょう(△が多い等)。メモした結果を答え合わせして、解説もしっかり読んで語彙や対策を頭に入れることで、学習効果も上がります。

★テキストについての補足説明(P1・2版の前記事とほぼ同じ説明)

◉「パート3・4特急 実力養成ドリル」と「パート3・4特急II 実践トレーニング」は、構成こそ違いますが、問題数は同じ。違いを敢えて挙げるなら、「特急」より「特急II」のほうが難易度がやや高めな点と、「特急」にある穴埋め聞き取り演習が「特急II」から削除されてネット配布に変更された点。また、「特急II」では新たに簡単な解説(特徴、コツ、質問パターン)が最初にまとめられています。
◉「初心者特急 パート3」と「初心者特急 パート4」は、問題が簡単で解説も軽め(初心者向け)。その分、基本的な出題パターンを丁寧に分類して分かりやすく解説してくれますが、他で習った経験がある人にはほとんどが既知情報かも。Practice Test部分は少し難易度が上がりますが、それでも本番の前半で出るくらいのレベル(解きやすい問題)。英語が苦手だという自覚がある人は、まずこの2冊から始めるのがいいでしょう。

★質重視か量重視か:永遠のテーマ(再掲示)
 個人的には、ひたすら量をこなす対策(問題演習して答え合わせ&短い解説)はお勧めしません。ほぼ同じ問題が出題されたら解けますが、少しヒネられるとお手上げ状態になりかねないので。応用力がつくような解説が加えられているかどうかがテキスト選びのポイントです。私が出るとこだけ!を利用しているのも、この点を高く評価してのこと。DUO 3.0も、授業では接頭辞・接尾辞・語根・語源や句動詞をテキスト本文よりも詳しく解説して、応用力を高める工夫をしております。TOEIC対策は不思議と量重視になりがちですが、時間もお金も限られているので、質重視という視点も必要だと思います。

前記事「③:テキスト紹介1[全パート]」

応用力をつけてもらうために、授業ではこの記事や特急シリーズテキストよりも詳しく解説しますが、今回の記事で公開できるのはここまで。今後も関連記事を随時投稿予定。

以下をクリックして関連記事もご覧ください。


◉TOEIC対策としてご紹介した著作を直接読んでもらえるように、リンクを貼ることにしました。以下のアマゾンサイトから無料で試し読みできるものも多いので、是非ご一読ください。
 ※Amazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。気に入ったら購入もご検討ください。

◉また、TOEIC特急シリーズは朝日新聞出版の公式サイトから無料の音声ファイルがダウンロード可能ですので、是非ご活用ください。
 ※登録やログイン等の作業は一切不要、クリックするだけで音声ファイルをダウンロードできます。無料で演習できるのは大変ありがたいことですが、良いと思ったらテキストを購入して解説にしっかり目を通しましょう。


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