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はじめに:だらだらとした自己紹介(後期の話)

初期の話はこちらから

そしてわたしは2015年8月に初の直販イベントであるarteVarie11に参加し,そこで初めて構造式アクセサリーと方程式缶バッジを販売することになる.初めての構造式ネックレスのラインナップはカフェイン・セロトニン・カプサイシン・レスベラトロールだった.

↑カフェイン↑

↑セロトニン↑

↑カプサイシン↑

↑レスベラトロール↑

方程式缶バッジは結構最近まで売っていたので知っているひとも多いはず.ラインナップはその頃から変わっておらず,円3種・楕円3種・長方形5種の計11種があった.

「科学雑貨をメインにやろう」と思い始めたのはかなりはじめの頃だったように思う.理系の大学生という肩書きを最初から名乗っており,理系の知識を活かすこともでき,自分のほしいものを作れる(これ重要)といういくつかの要因から,科学雑貨という結果に辿り着くのは容易なことであった.「ターゲットは狭い方が深く刺さる」という誰かの言葉がある.初期の頃,みんなが作っているモチーフを作っては「これが受けるかな」とあたかも<<先生に評価される読書感想文を書こうとする小学生のような気持ち>>で出品していたことは,一度や二度ではない.しかし,自分の趣味全開なモチーフ(理系モチーフ)で作るようになってからは,「届く人にさえ届けばいい」という心持ちで新作を発表している.(というのは建前で,もちろん届く人は多ければ多いほどうれしい.)

前の記事でも述べたように,本格的に「科学雑貨Scientia」を名乗り始めたのはCreemaショップを開設した2016年9月からである.その頃から,イベントも「科学雑貨Scientia」名義で出るようになった.

↑デザフェス初出展時(デザフェス45)↑

一度Scientiaの活動をやめようと思ったことがある.メンタルがズタボロでリアル入院し,入院中にその頃委託していた全ての委託先をいきなり切り(その節はご迷惑をおかけしました),在庫が終わったら活動をやめようと本気で思った.ケチなおかげで在庫が終わるまで活動をやめなかったのが幸いした.在庫が終わりかけの頃までにメンタルが持ち直し,やはりわたしは作らずにはいられないと再認識したのであった.それを機に,構造式アクセサリーの素材を見直し,錆びやすい亜鉛合金製から磨耗しにくく錆びにくいアルマイト製へと切り替え,メインパーツもver2.0からは全てオリジナルデザインのものに変更した.実はチェーンなどサブパーツの素材も,初期から今までずっとじわじわと地味な進化を続けてきている.(小声で言うと,一番品質がよくて錆びが目立ちにくいのはブラックのチェーン)

来年は就職して環境が激変する.少なくとも海外に移住する予定なので,イベントには出られなくなり,委託販売と通販がメインになるだろう.Scientiaの活動もこれからいつまで続けられるかはわからない.だからねみなさん,わたしに限らずいいなと思った作家さんがいたら今のうちに全力で推してあげないと,いついなくなるかわからないですよ.これは真理.

corvusのいろいろ(通販・SNS等)↓
linktr.ee/scientia_corvus

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