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減っていく草原について~森林総合研究所八巻先生②
11月のゲストは、森林総合研究所の八巻先生です。
収録場所は筑波山中腹にある古民家ひとときさん。▶︎筑波山ひととき
宿泊もできるワーケーション施設です。とっても素敵な空間に心がリフレッシュするので是非遊びにいらしてください♫
ーー前回に引き続き、減っている草原について。
昔、茨城県では10%くらい草原が広がっていると言われていましたが、現在、調べてみると0.2%くらいになってしまった。
草原といっても多くは土地開発など、土地を造成してそのまま放置しているような、開発予備地として残ったものが多くなってしまった。
昔から牛や馬を飼って人が草を刈ったりして維持してきた草原はほとんどなくなってしまっているんです。
今、つつじヶ丘の草原も、県とつくば市と協力しながら草原に戻していこうという取り組みを始めています。
…ですが、予算の問題など色々あって中々進んでいない状態なんですが、
私も昔のつつじヶ丘のような草原が広がっていたらいいなぁって思っています。
(↑収録日のお花)
ワレモコウ、つつじが丘にも咲いているんですよ。
これも草原性の植物なんですよ。
草原が広がるとこういったのがもっと出てきて、秋に登ると桔梗やワレモコウが見えるといいなぁと。
――(野堀さん)寝っ転がって筑波山からの景色など見てみたいですよね
そうなるといいなぁって思っています。そうなるまで中々大変なんですけど、
少しづつ、草原の大事さや美しさ、価値など理解してもらって草原を戻していけば、そういうのに賛同してくださる方が増えていくといいんじゃないかなぁと。
――知ってもらうことって大事ですよね。
茨城県の場合、草原自体が少ないので、そもそも触れる機会がないんですよね。
――私も今回お話するまで草原の重要性などそこまでかんがえたことなかったです。
関東の場合、箱根の仙石原のススキ、ああいったのが筑波山にあるといいんじゃないかなぁと。
数十年前まではああいったのがあったので。また元に戻ってくると、筑波山の新たな魅力にもなるんじゃないかなと。
――(野堀さん)国有林の整備は国なども絡めてやっていかないとですよね
法律上の問題などもありますので、県の博物館の方々も交えて一緒に「残していきたいよね」と話しています。
大きな動きになっていけばいいんじゃないかなぁと思っています。
――(野堀さん)筑波山にもトレイルガーディアンズという登山道を整備する団体ができたので、そういった人たちと絡めてもいいですよね。
北海道にいたころは登山道の整備に関する研究もしていたんですよ。
何かの機会に声をかけていただければ。
◇。.*・ラジオを始める際、研究者のみなさまと地域の方々とを繋ぐハブになりたいと思っていたので、今回のラジオは架け橋になれてとても光栄でした。
きっとみんなの理解がどんどん進めば大きなアクションに繋がっていくんじゃないかなと思っています。
草原再生に一人でも多くの方に興味持ってもらいたいです!
◆YouTube▶︎準備中。