3.オオミジンコ

節足動物門

甲殻亜門 

鰓脚綱 

葉脚亜綱 

双殻目 

枝角亜目 

異脚下目 

ミジンコ科 

ミジンコ属 

オオミジンコ

学名 :Daphnia magna


大きなミジンコなので、観察がしやすく、さらに体が透明なので解剖をしなくても内蔵の位置や動きがわかります。


眼は複眼で、1つ。

正面から見ても黒い丸は1つしか見えません。
大きな眼の下に見える小さな黒い点が単眼です(下の写真のほうがちゃんと見えます)。

撮影する時に極力水を抜いたので、腕を伸ばし切れていないのですが、万歳をしているようなポーズです。

この頭の上にある腕は第2触角。

緑色の細く長い部分は消化器官で、クロレラを食べたために緑色見えます。

下部分がクルリと曲がっていますが、この先が肛門。

ずっと観察をしていると排泄も見ることができます。


背中の上部分。赤く見える部分が心臓。

そこから消化器官を超えた部分が卵巣と母細胞。

心臓の下には育房があります。今は出産直後のようで何も見えませんが、ここに卵や孵化した仔がいるのを観ることができます。


撮影には

反射型モバイル顕微鏡MM8.2S(x15-60) Mijinko

透過/反射型モバイル顕微鏡MM7.0S(x20-80) Egg

が適しています。









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?