2020年7月後半に解説した科学ニュース一覧
2020年7月16日から31日までに解説した科学ニュースの一覧だよ！
頭の1ツイート目のみを載せていて、解説はリプライで続いているから、ぜひ読んでね！
※COVID-19に関する注意表示がされていますが、これはCOVID-19に直接かかわる研究を紹介している訳ではありません。
世界で初めて、マンガンをエネルギー源とする生物が発見されたよ！しかも、1世紀以上も生物学者が探していたこの生物は、どうやら地下水を含んだ水道水にいるらしく、とっても身近にいるらしい事も分かったんだよ！
— 彩恵りり (科学系ニュース解説アカウント) (@Science_Release) July 16, 2020
Bacterial chemolithoautotrophy via manganese oxidationhttps://t.co/mJIjkWJhRY
「液体の水の状態は実は2種類あるらしい」という予想について、その境界にあたる温度と圧力の点がある事が発見されたよ！これを見つけるのに最新のコンピューターシミュレーションでも1年半もかかったんだって！
— 彩恵りり (科学系ニュース解説アカウント) (@Science_Release) July 17, 2020
Second critical point in two realistic models of waterhttps://t.co/HUpFWXdQ53
光の99.5%を吸収する、とても真っ黒な皮膚を持つ深海魚が、様々なグループに16種類もいる事が発見されたよ！この暗さは、最も暗い羽を持つ鳥と並んで、生物では最も黒い物質なんだよ！しかも、その黒さの仕組みは全く違うんだ！
— 彩恵りり (科学系ニュース解説アカウント) (@Science_Release) July 17, 2020
Ultra-black Camouflage in Deep-Sea Fisheshttps://t.co/JopkmCHJ3N
COVID-19による航空便の世界的な減少は、世界の天気の予想に大きな影響を与えているんだよ。今回は、そんな世界の気象について影響が多かった所、影響が少なかった所についてのレポートを紹介するよ。
— 彩恵りり (科学系ニュース解説アカウント) (@Science_Release) July 18, 2020
COVID‐19 Pandemic Imperils Weather Forecasthttps://t.co/9a6ofR6HKz
化学反応の途中で非常に短い間だけ生まれる「反応中間体」が、光励起と言う外部のからの影響を受ける事が初めて観察されたよ！これは極端に冷たい環境での化学に大きな影響を与えるんだよ！
— 彩恵りり (科学系ニュース解説アカウント) (@Science_Release) July 21, 2020
Photo-excitation of long-lived transient intermediates in ultracold reactionshttps://t.co/PVj73D8ulN
金星は現在でも活発な火山活動をしているかもしれない、そんな可能性を示す研究結果が出たよ！金星は活動を停止しているという従来の見方を覆す発見だよ！
— 彩恵りり (科学系ニュース解説アカウント) (@Science_Release) July 21, 2020
Corona structures driven by plume–lithosphere interactions and evidence for ongoing plume activity on Venushttps://t.co/GZfCpoaI7Z
2100年までの世界人口予測が発表されたよ。ほぼ全ての地域で人口減少が予測されたんだ！
— 彩恵りり (科学系ニュース解説アカウント) (@Science_Release) July 22, 2020
Fertility, mortality, migration, and population scenarios for 195 countries and territories from 2017 to 2100: a forecasting analysis for the Global Burden of Disease Studyhttps://t.co/lQp69Z9uW6
地球の1.6倍以上の直径を持つ惑星は、これまで考えられていたような水素やヘリウムがメインのガス惑星ではなく、水が豊富にある海洋惑星である可能性が示されたよ！ちなみに、今回は論文2本立て！
— 彩恵りり (科学系ニュース解説アカウント) (@Science_Release) July 23, 2020
Irradiated Ocean Planets Bridge Super-Earth and Sub-Neptune Populationshttps://t.co/Nw4JoBLNuX
地球上の人間の活動由来の振動が50%も減った事が地震波データから示されたよ。COVID-19による人間の活動レベルの低下が世界的、かつ異例な規模な事を示すデータなんだよ。
— 彩恵りり (科学系ニュース解説アカウント) (@Science_Release) July 24, 2020
Global quieting of high-frequency seismic noise due to COVID-19 pandemic lockdown measureshttps://t.co/eiJp2wtfav
IIEというグループの隕石の分析から、部分的に融けて内部構造を持つ微惑星が存在した証拠が見つかったよ！これは太陽系の誕生を考察するのに影響を与える研究だよ！
— 彩恵りり (科学系ニュース解説アカウント) (@Science_Release) July 25, 2020
Meteorite evidence for partial differentiation and protracted accretion of planetesimalshttps://t.co/nOKC4gzg7W
グラフェンはその縁の部分が親水性な事から、直径1μm未満のグラフェンフレークは高温高圧下でも分解しない界面活性剤としての利用が期待できるという研究結果が発表されたよ！
— 彩恵りり (科学系ニュース解説アカウント) (@Science_Release) July 25, 2020
The True Amphipathic Nature of Graphene Flakes: A Versatile 2D Stabilizerhttps://t.co/j3Bt3fkmRF
レストランのインターネットレビューが最初に低評価を付けられた場合、その後もずっと低評価なままかもしれない。そんな研究結果が発表されたよ。レビューサイトがより公平な運用方法を模索するきっかけになるかもしれないね！
— 彩恵りり (科学系ニュース解説アカウント) (@Science_Release) July 25, 2020
Restaurant Reviews and Neighborhood Effectshttps://t.co/2DuFRs4ZLy
両生類の保護で問題となっている「カエルツボカビ症」について、免疫反応が生存に関わる事が判明したよ。直観に反するけど、免疫反応が強い程、生存率が低くなるんだって！
— 彩恵りり (科学系ニュース解説アカウント) (@Science_Release) July 26, 2020
Sustained immune activation is associated with susceptibility to the amphibian chytrid fungushttps://t.co/WDqu7gI26D
キツネはいつ頃から人間の食べ残しに依存するようになったのかな？骨の炭素や窒素の同位体を分析した結果、キツネは4万2000年前からヒトの食べ残しを多く食べていた事が判明したよ！
— 彩恵りり (科学系ニュース解説アカウント) (@Science_Release) July 26, 2020
Fox dietary ecology as a tracer of human impact on Pleistocene ecosystemshttps://t.co/aOBZvctWvl
とても厳しい環境のモハーヴェ砂漠に生息するコケが、白っぽい石英の岩の下で生きる戦略を見出しているのが発見されたよ！光合成をする植物の中で、岩の下で生きる事を特徴としたものは初めての発見なんだよ！
— 彩恵りり (科学系ニュース解説アカウント) (@Science_Release) July 27, 2020
Life under quartz: Hypolithic mosses in the Mojave Deserthttps://t.co/a2WkmY1OGV
金ナノ粒子を表面に分散させた二酸化チタンで出来た触媒について、水が触媒をサポートする触媒である事が判明したよ！計算化学の進歩で、水があると触媒がより活性化する理由を初めて突き止めたんだよ！
— 彩恵りり (科学系ニュース解説アカウント) (@Science_Release) July 28, 2020
Solvation-Enhanced Oxygen Activation at Gold/Titania Nanocatalystshttps://t.co/9nLbMGI9cn
太陽に似た恒星「TYC 8998-760-1」を公転する惑星が2個、直接写真を撮って発見されたよ！太陽に似た恒星を公転する複数の惑星が写真に撮られたのは初めてだよ！
— 彩恵りり (科学系ニュース解説アカウント) (@Science_Release) July 29, 2020
Two Directly Imaged, Wide-orbit Giant Planets around the Young, Solar Analog TYC 8998-760-1https://t.co/jN7GS1WaNf
南極大陸の「ドームA」と呼ばれる場所が、可視光線と赤外線の望遠鏡の設置に非常に優れた場所であるという報告がまとまったよ！設置に関する技術的な課題もクリア可能だって！
— 彩恵りり (科学系ニュース解説アカウント) (@Science_Release) July 31, 2020
Night-time measurements of astronomical seeing at Dome A in Antarcticahttps://t.co/BHOXXS9UXu
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