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私の経歴紹介 なぜ会社を辞めて歯学を志したのか

こんにちは、ラメポタです。
私は2回目の大学生を経験したり、歯学部という珍しい学部に所属していたりと、稀有な経歴を持っています。今回はそんな私の経歴を簡単に紹介します。

≪1.幼稚園~小学校≫

近所の幼稚園に通い、卒園後はこれまた近所の公立小学校に通いました。日本では多くの人が経験する典型的なパターンですね。
小6の時には地元トップの中学を受験するも残念ながら不合格。すべり止めとしていた中学に進学します。

≪2.中学≫

中学時代は塾には行かず部活もせず、あまり充実していたとは言えない学生生活でした。まずますの内申点と成績は取っていたため高校への内部進学受験(定員は学年総数の6割程度なので普通に落ちうる受験です)には合格し、高校に進学します。

≪3.高校≫

現役高校生時は大学受験や自分の将来についてあまり真剣に考えていませんでした。たまたま模試の偏差値が地元の旧帝大をギリギリ狙えそうなラインだったことと、受験科目の中では化学が比較的好きだったことから、地元旧帝大の工学部化学科を目指しました。旧帝大に入ればよいところに就職できると聞いていたので、まあそれでいいやと考えていたのです。

そして第一志望の旧帝大に現役合格。大学では化学を専門として学んでいくことが決まりました。

今思うとこの時にもっと将来のことを考え、色々な可能性や選択肢を考えたうえで受験校・学科を検討しておけばよかったような気もします。選んだ大学・学科は非常に良いところだったので、後悔や未練はありませんが、いろいろな可能性を検討しておくことは大事なので…

≪4.大学≫

大学では4年間化学を勉強しました。そして大学4年時に大学院受験します。院に行ってもいいと思える程度には化学が好きだったのです。私の学科では9割方の学生が院に進むこともあり、この時点で就職であったり、起業であったりといったことは一切考えていませんでした。

ここでも、自分の将来をしっかりと考えた上で院に進むかどうかを選択すべきだったように思います。(院に進んだこと自体については後悔はなく、むしろ院に行ってよかったと今でも思っています。)

≪5.大学院修士課程≫

同級生の多くはM1M2の間に就活します。私も博士課程に進むほど化学の基礎研究に尽力したいとは思えなかったこともあり(日本では研究者の待遇はいまいちですしね)、M1後半から就職活動を開始します。
 
就活では以下の3点を重視していました。
・大学・大学院で学んできた化学の知識経験を活かせること
・いわゆるホワイト企業であること
・勤務地が田舎ではないこと(できれば首都圏か関西圏が理想)

(なお、給料と福利厚生はそこまで重視していませんでした)
 
幸運にも、上記3点のすべてを満たす大手メーカーの研究職に就職できました。ちなみに私の同級生もほとんどが大手製造業の技術職に就職しており、私と似たような経歴となっています。
したがって、ここまでの私は典型的な「そこそこエリート道」を歩んでいることになります。周囲の人や親戚などからもそこそこ羨ましがられるなど、悪くはない経歴かと思います。

一方で、悪く言うと保守的で大多数の先人の後を辿るだけの面白みのない経歴とも言えます。安定志向という点では日本人らしいとも言えるかもしれません。

≪6.会社員(大手製造業・研究開発職)≫

いざ入社してみると、業務内容に大きな不満なし、残業少なめ、(コロナの影響もあって)フレックスや在宅勤務も可能、休暇はとりやすい、寮や社宅は格安、同期・同僚や上司との人間関係もそこそこ良好と、想像以上に快適な社会人ライフとなりました。かなりの大企業で簡単には潰れなさそうなので、定年まで勤めることも考えました。ここでも典型的な思考回路です。

昨今では時代の変化もあり大企業でも油断ならないと言われるかもしれませんが、とはいえ依然として大企業の待遇・安定性は魅力的であり、大ミスや犯罪行為などで道を踏み外さなければ人生そこそこ安泰なのです。
 
しかし、社会人2年目にて転機が訪れます。ある開業歯科医師の先生とお会いして話す機会があったのです。そこで、歯学業界や自営業の話、私の知らなかったランクの生活や人生観などについて聞かせていただけたのです。これらの話のいずれもが大企業の会社員では経験できないであろうことだったため衝撃的でした。

このまま大企業で会社員を続けるということは、今後も非常に安定した人生を送れる(可能性が高い)ということを意味しますが、一方で今後の人生の到達ランクの上限も自ずと決まってしまうということになるのです。実際に先輩社員や上司の暮らしなどを見聞きすれば、将来の自分がどのような暮らしをしているのかは容易に推測できます。皆さんそこそこ良い暮らしをしています。しかし、逆に言うとそこそこ止まりです。突き抜けて圧倒的なランクにまで至る可能性は極めて低いのです。

大企業の会社員を続けるだけでは見られないであろう世界を見てみたい。このような思いが強くなり様々な可能性を模索した結果、私自身も歯科医師を目指すというのが最適という考えに至ったのです(もちろん他にも動機はありますし、他の可能性についても検討し、一部は実行したりもしましたが、これらについては別の機会で語ることにします)。そしてその第一歩として、歯学部への編入を志すことにしたのです。

≪7.歯学部学生≫

歯学部への編入試験は無事合格し、晴れて二度目の大学生です。はたして今後はどうなることやら…

以上が、簡単な私の経歴・経緯になります。1~7の各項目については、今後も徐々に個別記事で深堀りしようと思っているので、記事作成時はあわせて読んでいただければと思います。
 
今回はここまで。ご清覧ありがとうございました。

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