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たのしいときに詠む短歌 その1

 たのしみは雷鳴轟き暗くなり乾いた土に雨落ちるとき

 たのしみは大雨の降る一週間雨漏り一つおこらないとき

 たのしみは雷雨来たるを知らぬとき去るのも知らぬ本読みしとき

 たのしみは畑にできた泥溜まり大空かかる虹を見たとき

 たのしみはゆがむ眉間と痛む膝晴れた翌朝静まったとき


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