正しい情報の選択をするためには。
まずこの記事のタイトルを見てどんな内容を想像したでしょうか。
この記事では具体的に「情報教材」など明確な分野に絞った内容ではなく、この考え方を身につければ人生において様々な情報に騙されなくなるというコツをお伝えしたいと思います。
うわさ話を信じない
みなさんはうわさ話にどれほど耳を傾けているだろうか。
例えば、あなたが仲のいい友人Aさんの相談を受けていたとします。
Aさん「上司Bから無理なこと頼まれて時間的に無理ですっていったらその日から無視されるようになった。」と相談されたとします。
Bさんはあなたもよく知っている人で普段はとても人当たりがよいかたです。
あなたはBさんって普段人当たりがいいけどそんな人だったんだ。と思いますか?
今回は前置きで少し警戒して話を読んでいると思うので
Aさんの言っていることは事実だろうか
もしくはAさんの言っていることは嘘だろうな。
そういった印象を受けられたかもしれません。
私ならまずこう話を聞き入れます
「正しいだろうな。嘘だろうな。といった先入観が入っていないか自己を見つめ、話半分にとどめておこう」と
ですが、これのポイントは”仲のいい友人”というところであなたが信頼している人なら信じてしまいがちなところです。
何も嘘を前提に人を疑えと言っているのではありません。
感情論は抜きにして
事象に対しての可能性について言及しているのです。
重要なのは事実か否か。真偽を問うのです。
実際に仲のいい友達だからと話を聞いていても100%嘘ではないにしろ人は自分を正当化したいために多少話を盛ったり、多少の嘘を交えて話してしまう可能性があります。
こういった誰かが誰かの悪口をいったという話は慎重に扱わなくてはいけません。
あなたのBさんに対する見方が変わったり、もしくはあなた自身がそのうわさ話を他に広めてしまう可能性もあります。
情報の整合性も確かめず。
愚かですよね。
しかし知らぬ間にやってしまう人も多くいます。
ここで重要なポイントをお伝えします。
先ほど作った例文で私が思うことは情報の背景を想像することです。
では前提としてこういった背景があったらどうでしょう。
Aさんが頼まれた仕事を普段からまともに引き受けずそれを見かねたBさんが最後のチャンスのつもりでの頼みだった。
こういった背景も考えられはなくないですよね。
受け取る印象がぜんぜん違いますね。
しかし仲の良い友人だったらなかなかこういった背景が思いつきませんよね。ですからあくまで客観的に、俯瞰的に、事実の解釈が必要です。
ちなみに今あげた前提が事実なら”嘘”はついていません。事実を隠している場合になりますね。
Aさんの主張、Bさんの主張、2人の背景、これらを知らないと正しい判断はできません。これらを知るにはまずBさんの主張を聞いてみたり、2人の主張が一致しなければそれをみていたCさんにも登場していただく必要もでてきますね。
重要なことは多角的に考え様々なケースを考えておくと情報に踊らされることはありません。
インターネットやテレビの情報はとくに慎重に
以前にも記事で書きましたがテレビ、インターネットの情報にも気をつけたほうがいいでしょう。
嘘の情報も多く、さまざまな背景が存在しています。
ヒカキンさんのトイレットペーパー買い占め画像という情報も実は2015年の写真というコロナと関係のない背景が存在していたわけです。
テレビにも会社経営があり、スポンサーがいるという背景がありました。
例えば、中国輸入転売の情報商材があったとします。内容は中国から安価で仕入れメルカリ、ヤフオク、Amazonなどで転売するといったものだったとします。
さあ、この情報教材を売る背景には何があるでしょう。
背景を考えるなら
1このビジネスではすでに稼ぐことが厳しくなってしまったので情報を売るコンテンツ販売に切り替えた。という憶測がたちます。
2もしくは、儲かるが時間単価が高いビジネスモデルに切り替えた。
3もしくは、お金に困った人たちを少しでも楽にしてあげたい。
というボランティア精神。
などさまざまです。
単純に考えると情報商材を販売することで中国輸入転売のライバルはどんどん増えていきますから1の回答が妥当に思えます。
ですがこれに正解はなくて最終的に決断するのはあなたです。
いっけんそれはないでしょ!とおもえる3の回答ですが
正当性は低いにしろポジティブ面も一通り列挙した上でないと
多角的思考は身につきません。
多角的に背景を想像することで
総合的に判断して下さい。
ですが考える能力には個人差があるので
まずはいったん立ち止まり、よし、まずは背景だな…
そこから始めてみて下さい。
背景、背景、と習慣づけることで
自然に正しい情報選択ができていくはずです。
もちろん私も最初からできたわけではありません。
最初は自分のうわさ話を流されて
それをそうなんだ、で聞きいれている人がとてもゆるせなかった。
そんなきっかけから始まりました。
自分が言われたら嫌ですよね。
今回のBさんがあなたかもしれませんよね。
だから私はうわさ話には慎重に扱うべきだと
思っています。
長々と読んでいただきありがとうございました。
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