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2020年10月 「ヴィンランド・サガ アニメーション制作資料展」

Twitterで「ヴィンランド・サガ」のツイートを漁っていたところ、本展覧会の情報を見つけ、神田の「space caiman」に観に行ってきました。

アニメ版の制作は評価が高いアニメ版「進撃の巨人」を手掛けたウィットスタジオ。

はじめに

「ヴィンランド・サガ」は現在「月刊アフタヌーン」で連載されている、11世紀初頭の北ヨーロッパを舞台にヴァイキングたちの生き様を描いた漫画です。比較的「リアリティライン」が高く、魔法やモンスターが登場するのようなファンタジー漫画ではなく、現実に即した戦いや政治が描かれています。登場人物の一人のトルケルの強さだけリアリティラインが低いですが、、、

ネタバレを知ると面白さが半減してしまうため、まだ読んだことが無い方は他の情報に接することなく是非一度読んでみてください。

シーモアで購入することもできますし、たまに一巻目無料試読のキャンペーンが実施されていたりしています。

展示作品

展示作品は一部を除いて撮影自由です。

一番目を引いたのは、船にいる主人公トルフィンと父トールズのコンセプト・アート。これから起こる事態を予期しているかのようなトールズの目と安心しきって寝ているトルフィン。

星がきらめきが綺麗に表現されているんですが、きっと当時の夜の海も、こうだったんだろうな~と想像させられます。

一人でいるトルフィンを描いた別のコンセプトアート。雪が積もった山肌が北ヨーロッパの厳しい冬を思い起こさせるとともにトルフィンの心情をも表しているんだろうなと感じられます。

幼少期トルフィン。

少年トルフィン。

少年アシェラッド。少年トルフィンと重なる表情もありますね。

壮年アシェラッド。

クヌート。漫画で見るよりも女の子!

このコンセプトアートでは、クヌート最早完全に女の子ですね。

ヨークの王の家。物語の大きな転換点の舞台です。漫画で見たときはみすぼらしい印象でしたが、アニメでは小ぎれいに描かれていますね。

驚くアシェラッド。この表情をフローキに見られなければ。。。。

「あの場面」のアシェラッド。

「あの場面」のトルフィン。

おわりに

アニメが放送開始されていたことを知っていたものの、あまり興味を持っていなかったのですが、今回の展覧会で展示されていた資料やコンセプトアートそして上映されていたアニメシーンの一部を見て、非常に観たくなりました。

特に「あの場面」で崩れ落ちるトルフィンの回想を描くシーンで、漫画とは異なりトルフィンのダガーの刃にこれまでの回想が映し出されアニメならではの表現だなぁと惹きつけられました。

2020年10月現在、Amazon Primeの無料枠「ヴィンランド・サガ」で視聴できるようなので、こりゃ観るしかない。

おまけ

私の中で神田といえばここ!ということで「味仙(ミセン)」に行ってきました。

久々の「台湾ラーメン」、記憶の中よりも辛くなく思ったより順調に食べることができました。今度訪れるときは辛さが倍になっている「台湾ラーメン イタリアン」を注文しようかなと。

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