TJAPlayer3 A-Style 2次配布についての雑記
始めまして、Schwarzと申します。
今回は巷で話題になっている(?)、TJAPlayer3のSkin二次配布問題について自分が思うことがあったので記事にしたいと思う。
※自分は犯人は勿論、Skin製作者を擁護したいわけでは無いので勘違いをしないように。
何が起こったのか
簡単に説明すると、
TJAPlayer3(太鼓の達人シュミレーター)の本家風Skinを二次配布している人がいて、それを製作者サイドが怒り「二次配布を辞めないと配布を終了する。」とコメントを出したが、二次配布サイドが辞めないため配布を終了。コメント大荒れ(デフォ)
という流れになっている。
二次配布による著作権の問題
さて、実際に本家風Skinを見ると...、本家「風」ではもはやない。本家だ。実際に沢山の画像を公式から使っているのだろう。その時点で製作者サイドも二次配布をしているといえる。
著作権はナムコにある、と言い出してしまったらもはやTJAP3、次郎でさえも全員の使用を禁じろという位置づけになります。(つまり黙認状態でやらさせてもらっている)
とA-Styleスキン製作に携わっているコーシー氏も述べている。製作者サイドも二次配布を認めているのだ。(本来なら絶対にありえない、犯罪を認めているのだから。しかし、今回の問題の論点ではないのでここでは省略する。)
となると気になるのは二次配布を既にしているものを二次配布した場合、誰に対して著作権が及ぶのかという話である。記事を探したところ、今回の件によく似ている問題を弁護士ドットコムさんが載せていたので参考として載せておく。
簡単にまとめると、もしナムコ側が二次配布サイドを訴えた場合二次配布をされた側、つまり製作者サイドにも損害が及ぶといった内容である。(負担額については両者話合いだそうだ。)
つまり、製作者サイドが二次配布サイドに対して問題を提議したところで元から製作者サイドがナムコに対して二次配布をしているのだから、配布しなくてはいい問題なのである。二次配布側にとやかく言える立場ではないのである。
結論
しかし、二次配布サイド側にも勿論否が無いわけでなく、勿論二次配布による著作権の問題があるが、製作者サイドの努力を踏みにじったわけである。
僕達(僕もA-Styleスキン製作に携わっています)は何日も苦労をかけてスキンを制作しています。その苦労を一瞬にして奪ってしまうのが二次配布です。
(というか二次配布とかする連中は1からスキン作って大変さを思い知ればいいと思います)
とコーシー氏が怒るのも至極当然である。(その本人がナムコ側の苦労を一瞬にして奪ってしまっているのだが。)
この記事で自分が言いたいことは、なぜ二次配布によってスキン配布を無くしたのかが分からないということだ。一番の被害者はユーザー側ではないであろうか。楽しみに待っていたユーザーがどれほどいたか知っているであろう。なら元から製作者サイドは配布なんかしなければよかったのだ。それは二次配布のスキンなのだから。しかし、それを配布した以上同じ二次配布を理由に連帯責任という言葉で二次配布サイドだけを悪にするのは違うだろう。スキン配布を辞めたのは間違いなく製作者サイドなのだから。