いいなと思った映像 vol.0004 「Exhibition: “Between Two Waters” - Seychelles National Pavilion」
PLANE—SITE「Exhibition: “Between Two Waters” - Seychelles National Pavilion」
正直、この映像をなぜいいねしていたかは覚えていません。
Vimeoによると4年前にいいねしているので、前にいた映像制作会社でインタビューのディレクションをしていたからでしょうか。
今、こうして改めて見てみると本当にシンプルなインタビューだなと感じました。
俗に言うシネマチックなカットはほとんどなく、語り手の話す内容に対して過不足ないインサートが挟まる感じ。
撮影場所によって使用されているカメラが違う感じも、ある意味いろんなところで撮影されているんだなという規模感を感じられる気がします。予算がないだけかもしれないし、こだわりがないだけかもしれませんが・・・
これは私の個人的な話になるのですが、被写界深度ゲキ浅の”シネマチック”映像よりこういった映像のほうがインタビューを受ける人の言葉を聞けている感じがして好きです。
「そのへんのカメラで撮られた感」がある方が、こういった地域の話をする映像では、現地の雰囲気を感じられて面白いなと思います。
被写界深度が浅い≒望遠で撮られている=カメラと出演者との距離が遠い、みたいな感覚になるのでしょうか。
いわゆる”シネマチック”映像だと写ってる人の言葉が作られたものに感じるというか・・・
出演者の独白とかならぴったりハマるんでしょうか。
なのでこの映像でもところどころ出てくる、背景ボケボケの男性の映像にはなんとなく違和感感じてます。きれいなんですけどね。
ざっくり言っちゃえば、レンズ選定、被写界深度の設定をメッセージに合ったものにしよう、なのですがまだ細かい基準までには至れていない自分がいます。
いいなポイント!
シンプル王道なインタビュー
あまり画質が高すぎないことで映像の中の人との距離が近く感じる
ドローンショットがきれい
いいねしたときの自分になぜこの映像をいいねしたかを聞いてみたいな、と感じる映像でした。
この映像にいいところがない、とかそういう話ではなくて、今の自分には見つけられないめっちゃ良いポイントがあったのではないかと。
やはりいいねをつけるときにはメモなりなんなりをつけておかないといけませんね。
失ってしまった見え方があったらとても淋しいです。
私は普段、リファレンス探しの一貫としてVimeoで「スキ」をつけており、現在1000件を突破しています。
この記事はそれら映像のいいなと思った部分を言語化し、備忘録としてつけていくためのものです。