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自己紹介・このノートについて
はじめまして、おいしゃのたなかと申します。
総合病院で循環器内科を専門に勤務医をしている
過去若いころには大学病院や研究センターのような研究施設付属の病院で研鑽を積んでいましたが、いまは7年間ほど市中の基幹病院、いわゆる三次病院で一般臨床を中心に仕事をしています。
このNoteは、できるかぎり患者さんと医療者の認識のギャップを埋めたくて始めました。
たとえばこんな経験はありませんか?
・医者がこっちの訴えを聞いてくれない
・症状が強くて医療機関にかかったのに、全然違う病気の話だけされて良くならなかった
・いきなり手術を勧められて、本当に必要な手術かどうかわからない
等々
もちろん、優秀で人格者の医師は患者さんの話を聞いて納得のいくまで説明や診察を行ってくれますが(私ももちろん常に心がけていますが…)、残念ながら日本の医療現場では非常に時間が限られていて、丁寧な診察や説明が十分にできないことが往々にしてあります。
このような患者側と医者側の会話がかみ合ってないように感じるとき、医者が何を考えているか、気になりませんか?
このNoteでは医療者(特に医者)が何を考えて患者さんを見ているか、その頭の中や優先順位の付け方をご紹介しながら、「うまく病院を使う」賢い患者さんになっていただきたく、医者の頭の中身をご紹介できればと思っています。
僕自身、いわゆる医者家系ではなく身内に医療関係者は自分ひとりです(妻は元看護師ですが)し、父や母が自分の専門外の病気にしかならないので(苦笑)一般の方の病院にかかるときの不安な気持ちや疑問点がわかるつもりです。
少しでも病院・医師・看護師・患者さん・ご家族、その橋渡しになれるような内容をお届けできたら幸いです。
ご意見やご感想をぜひコメントに残していただければ幸いです。