外付けブラインドとすだれ
初めてドイツに行った時、インテリアの仕事をすると決めてはいませんでした。
しかし、家の外側に、どでかい羽根のブラインドがついていて写真を撮った事を覚えています。
興味が湧いたのですね。
そこで、最近、気になったので外付けブラインドを調べたところ
ドイツ製ですと「WAREMAヴァレーマ」というものがありました。
◎外付けブラインドの優れたところ
①日射エネルギーの透過率が低く、約80%を窓の外で遮断。
屋外設置のため、窓とブラインド間の空気が対流して熱が蓄積しにくく、遮熱性が高まるからとのこと。
これに対し、室内ブラインドの場合は、窓とブラインドやカーテンの間で温まった熱がたまり、照り返しで温室効果が生じて室温上昇につながるらしい。
太陽から直接地上に到達する日射を「直達日射」と
太陽から直接届かず大気中に散乱・反射して天空の全方位から降り注ぐ「天空日射」の両方をコントロールできる。
軒や庇で天空日射は、全方位から降り注ぐため遮ることができません。
②明るさは保持しながら、日射をコントロールできる。
日本でも同じ工夫として「よしず」や「すだれ」があります。
外側に着けるという事は同じ機能のようですが
直射日光を遮るのは難しいですね。
それと、暑いからとすだれなどを窓下まで下ろすと暗くなってしまう。
外付けブラインドなら、明るいまま、日射を遮る事ができるのですね。
③カーテン要らず
インテリアとしてカーテンはキレイですが
わたしは無くてもいいなと思う時があります。
ホテルや別荘のようなところにいったとき
かえって景観を遮り煩わしい気もします。
自宅の場合は目線も気になるので外付けブラインドが
目線を遮る役割も果たせます。
カーテンのお洗濯は要らないのでいいかもしれません。
疑問1,風でバタバタしないの?
ホームページ参照:https://osmo-edel.jp/product/warema/faq/
回答はこうでした。
「風速13m/秒に対しクローズの状態で耐える風にも非常に強いシステムです。スラットはガイドレールまたはガイドケーブルでしっかりと保持され強風でも安定した使用が可能です。さらにスラットをティルティングテープに固定する構造を採用し風によるバタつきを防止しています。
限界風速を超える風が吹く場合にはブラインドを巻上げカバーパネル内に格納します。」
疑問2,お手入れはどうするの?
取扱説明書によれば、散水ホースで洗う。中性洗剤等で拭き掃除、高圧洗浄機を使ってもいいそうです。
(ヴァレーマカタログより)
カッコイイですね。後付けでリフォームにも対応します。
我が家もひどい西日対策に取り入れたいです。