卒業式ピアノ伴奏オーディションに合格するたった1つのコツ
小学校6年生の最後の一大イベント「卒業式」。
「一生に一度の"卒業式"でピアノ伴奏をしたい!」と、日々お子さんと一緒にピアノの練習をし、見守る親御さんも多いのではないでしょうか。
「オーディションの演奏で、すべてが決まる」と思っている方も多いかと思いますが、実はそうじゃないって知っていました?
もちろん、ピアノの実力がないと伴奏オーディションに合格することはできません。
しかし、プラスで「あるコツ」を知っていれば、合格する確率を高められるのです。
申し遅れました。
私は、九州の小学校で10年間教員をしていました。
高学年担任をすることが多く、6年生の担任をした経験は4回。
もちろん、卒業式のピアノ伴奏オーディションも4回、
合唱コンクール等のオーディションも含めると10回以上、伴奏者決めに携わってきました。
(ちなみに、私自身もピアノが弾けて、学習発表会などのピアノ伴奏をした経験もあります)
何度もピアノオーディションをする中で、わかってきた「オーディション合格率を高める秘訣」と「その手順」を、この記事で紹介していきたいと思います。
学校内部の事情を知っているのと、知らないのでは、合格できる確率が変わってきます。
お子さんが、卒業式のピアノ伴奏者に選ばれて欲しい方は、ぜひ続きを読んでみてくださいね。
卒業式ピアノ伴奏オーディションに合格する4ステップ
卒業式のピアノ伴奏オーディションの合格率をUPさせる方法を4ステップにまとめました。
順番に見ていきましょう。
【ステップ】とにかく練習!!
ピアノ伴奏オーディションに合格するために、まずやらなければならないことがあります。
それは「練習」です。
残念ながら、オーディション合格のためには、最低限スラスラ曲を弾けるようにならないといけません。
伴奏者に選ばれるのは、たったの1人。
(補欠でもう1人選ばれることもありますが、補欠を狙っているわけじゃありませんよね?)
やはり、
「他の子たちよりも上手い」
か、最低でも
「他の子と見劣りしない」
ぐらいには弾ける必要があります。
つまり、オーディションのときに「最後まで止まらず、流れるように弾けること」は、合格の最低条件。
ここで他の人と差をつけられたらどうしようもないので、練習量はとにかく増やしましょう。
最後まで止まらずに弾けるようになったら、
・強弱の付け方
・ペダルの使い方
など、楽譜を読み込んで、表現力を高めておきましょう。
(おそらく、ピアノの先生に習っていると思うので、先生からたくさんアドバイスをもらいましょう。)
私の経験上、オーディションを受ける子のうち、
・5割の子:途中で演奏が止まったり、弾けなくなったりする(完全に練習不足)
・3割の子:最後までなんとか弾ける
・上位2割の子:最後まで止まらずに、流れるように弾ける
といった割合でした。
まずは、この上位2割に入り込めるよう練習を重ねていきましょう。
この、上位2割に入るための練習は、みんな頑張ってやっています。
しかし、その先の「オーディション合格に向けての努力」は、ほぼ誰もやっていません。
だから、やれば頭一つ飛び抜けられるのです。
その、「オーディション合格」に向けてのたった一つのコツとは、
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